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軽自動車の寿命は約10年?走行距離によって変わる乗換え時期の目安

軽自動車の寿命を見極めるポイント

エンジンルームをチェックする整備士
©buritora/stock.adobe.com

自動車の寿命は、主に走行距離と使用年数で判断します。しかし、単純に「年数のわりに走行距離が少ないからよい」ということではありません。走行距離が同じでも長期間使用されず放置されていた場合では、車体内部の劣化が進んでいるケースもあります。どちらかだけを判断基準とせず、総合的に見極めることが重要です。

走行距離は10万kmが目安

車の走行に関わる重要な消耗部品の交換は、走行距離約10万kmほどで訪れることが一般的。エンジン周辺のタイミングベルトをはじめ、足回りのブレーキパッドやタイヤなどは10年ほどで交換になるでしょう。とくに軽自動車は普通車と比べてエンジンが高回転するため、エンジン付近の消耗が早くなります。街乗りでは小回りやブレーキを踏む回数も多くなるため、タイヤの偏摩耗も起きやすくなります。そのため、エンジンオイルなどのオイル系統は半年ほどが交換目安となるでしょう。

使用年数は10年が目安

1年間の平均走行距離は約1万kmが目安。走行距離の目安は10万kmなので、使用年数は約10年が目安と判断できます。ただし、走行距離が10万km以下の車でも劣化が進んでいることがあり、消耗部品やエンジンの取り換えが必要になるケースことも。車検の有効期間内であっても長期間使用せず乗車する場合は、エンジンやブレーキなどが正常に作動するか点検することが大切です。

寿命を延ばすための方法とは

日頃のメンテナンスや運転方法に気を配ることが大切です。定期的に点検を実施することで、劣化している箇所に気が付くきっかけになります。

定期的にオイル交換をする

オイル交換によりエンジンや周辺部品の損傷を防止できます。オイルは、スムーズかつ安全に稼働するために必要な潤滑油。エンジンの冷却・洗浄・潤滑・防錆などといった重要な働きがあり、オイル交換を怠ると、エンジン性能や燃費の低下につながるだけでなく、燃料の不完全燃焼による故障の要因となり、エンジンの寿命に影響します。エンジンオイルの交換頻度は、5,000kmの走行あるいは半年ごとの交換が目安とされています。

運転方法に気をつける

急発進や急ブレーキは車体に負荷がかかり、ブレーキ系統やタイヤの劣化につながります。緩やかに発進・停車することで車への負荷を軽減できます。また、エンジンをかけたあとすぐの発車は、車の各部位が十分に温まっておらず、エンジンにダメージを与えてしまいます。とくに冬場は冷えている場合が多いため、十分に暖機してからの運転をおすすめします。

輪留めにタイヤを密着させすぎない

駐車時にタイヤが輪留めに強く当たると、サスペンションの不具合を招くことがあります。タイヤに長く負荷がかかるだけでなく、ステアリングのセンターがずれるなどの問題が起こりやすくなり、車の寿命にまで影響しかねません。輪留めに直接タイヤが触れないよう少しスペースを空けて駐車することで、こうしたアライメントの不具合からくるトラブルを避けられます。

屋根付きガレージ(カーポートなど)に停めて、雨風に当たらないようにする

雨風が当たらない場所に車を保管することで、ボディの劣化や内部のサビなどを防げます。車は雨風などの天候の影響を受けやすいため、走行距離や使用年数以外で寿命を間接的に縮めてしまうことも。ガレージ内に停める、またはカーポートなどを利用することで、こうした問題を防ぐための対策になります。

ベストな乗換え時期はいつ?

修理費用が高額になる場合や、自動車税が上がるタイミングが判断基準といえます。走行距離や使用年数など、一般的な軽自動車の寿命目安はありますが、高額な修理や交換を繰り返すことは経済的に有用とはいえません。故障が多いということは、それだけ車体の性能やパフォーマンスが低下していることになります。オイル交換などの消耗品の交換程度であれば乗り続けることも可能ですが、エンジン系統の交換や修理などで高額になる場合は、乗換えが現実的かもしれません。

また、軽自動車は新車登録から13年以降になると自動車税と重量税の税額が上がります。13年未満と比較すると20%の重課となるため、維持費に大きな影響があるでしょう。税金が上がるタイミングで乗換えることも選択肢のひとつといえます。

この記事の執筆者
MOBY第2編集部

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