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今や「なくても困らない高額オプション」?車のサンルーフ、純正採用車種が減っている納得の理由
サンルーフはなくても困らない?

サンルーフとは、車の屋根に取り付けられた開閉可能な天窓のことです。サンルーフがあれば、サイドウインドウを開けずに換気ができたり、よりたくさんの光を取り込むことができます。そして何より、開けたときの開放感を満喫できます。
筆者はかつて、車を購入する際、サンルーフのある車を積極的に選んでいました。しかし最近は、サンルーフが取り付けられている車が少なくなっているようです。
国産自動車メーカーの販売担当者はこう話します。
「最近は、サンルーフを選択できる車種が昔よりもかなり少なくなっています。かつてはサンルーフの設定があった車種でも、マイナーチェンジやフルモデルチェンジを行った際に選択できなくなっている(オプション装備品の廃止)ことがよくあります」
なぜ、サンルーフは減少傾向にあるのでしょうか?
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今やサンルーフは「不要な高額オプション」

サンルーフが減少している理由のひとつは、価格の高さです。筆者の調べたところでは、国産車、外車問わず、サンルーフをオプション装備品として設定している車種を複数確認できたものの、いずれも価格は10万円以上とオプション品としては高額です。
ルーフ部分から採光できるのは魅力的ですが、換気を目的とするのであればサイドウインドウを開ければ可能ですから、サンルーフはなくても困らない高額オプションとも言えるわけです。現代の車選びにおいては、高額なオプションであるサンルーフは不要と考える人が多数派になってきているということなのでしょう。
筆者は、トヨタ チェイサー、三菱 デリカ スターボックス、三菱 レグナム VR-4を購入するときサンルーフを取り付けました。かなり昔のことなので、正確な金額は覚えていませんが、いずれもオプション装備品として少なくても10万円以上はかかっていたかと思います。
それでもあまり使用する頻度は高くなく、今思えば見た目だけで選んでいたのかもしれません。
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- 執筆者プロフィール
- 室井大和
- 1982年生まれ。ライター歴6年、自動車業界9年。合わせて約15年。雑誌編集、記者、指定自動車教習所員資格保有。愛車はスズキスイフトスポーツ(33型)、BMW323i(E90型)、ジムニー(JB23型)。車はセダンではじ...