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車の運転が苦手&怖い人が克服するべき4つのポイントと解消法5選【ペーパードライバー・初心者必読】
運転が怖くなくなるための解消法5選
ここからは、どのようにすれば不安や恐怖を感じずに安心して運転できるのか、具体的に解説していきます。
1.とりあえず10~30kmくらい走る
これを言うと、元も子もないと思うかもしれませんが、不安や恐怖に対する一番の特効薬は「走る」ということに尽きます。経験を積むことに勝ることはありません。
ただし、走る距離が問題です。あまりにも長距離だと疲れてしまうので、長い距離を走ったとしても10~30km程度の走行距離を目安にしてください。
例えば、隣町まで往復してみる。東京から横浜(片道)まで走ってみる。近所のスーパーまで往復してみる。このように、負担にならない程度に走ってみましょう。いつの間にか不安や恐怖が和らいでいるはずです。
2.確実なアクセル&ブレーキ操作を身につける
上記でも触れましたが、速度に慣れることは重要です。特に、走ることに慣れたら、アクセルを軽く押し込んで徐々に速度を上げてみてください。
目安は時速50~60km程度。もちろん法定速度は遵守してくださいね。そして、後方を確認しながら、急な操作にならない程度にブレーキを少しずつかけてみる。こうすることで、どのくらいブレーキをかければ、どのくらい減速できるのかが分かるはずです。
これらを繰り返すことで、アクセルを踏んで加速すること、ブレーキを踏んで減速すること、この運転における2大操作が確実に身につきます。自分で車をコントロールしているという意識が持てるようになります。
3.ミラーを見て車幅感覚を身につける
道路の幅は道によって様々です。最初は広めの幹線道路などで道路の幅と車の幅を意識しながら走行してみましょう。
その際、時々左のミラーを見るようにすれば、道路に対して車の幅がどれくらいなのか、感覚がつかみやすくなります。
徐々に感覚をつかんだら、少しずつ狭い道も走行してみましょう。いきなり狭い道を走行するとタイヤが道路外(路肩)に出てしまうことがあり危険なので、広い道路から始めてください。
4.「かもしれない」で危険を予測する
無事故無違反を貫き通しているベテランドライバーこそ、常に危険を予測しながら運転していると言われています。
運転中は何が起こるか分かりません。常に危険を頭に入れておかないと、とっさに対応できなくなってしまいます。
路地から誰か飛び出してくるのではないか?青信号で発進しても本当に他の車が飛び出してくることはないのか?
突発的なことが起きてもブレーキをかけたり、ハンドルを切ったりして事故を未然に防げるのです。日頃から危険を予測しながら運転するように心がけましょう。
5.車のドライバーサポート機能を使う
最近の車には、ドライバーの運転をサポートする様々な技術や機能が搭載されています。
例えば、車庫入れ時に後方をカメラで映し出し死角を減らすバックモニター。前方の車が急停車した際、追突を防止するために発動される自動ブレーキサポート機能。
こうした機能を有効活用すれば、不安な気持ちを和らげてくれるはずです。
乗車する前にどのような機能が備わっているのか把握して、これら安全サポート技術を積極的に活用していきましょう。
ただし、絶対に安全とは言えません。あくまでも運転をサポートするためのものなので、頼りすぎは禁物です。
今回は運転に苦手意識がある、または恐怖心があるという人向けに、その原因と解消法、さらに、克服するべきポイントを解説してみました。
どうしても運転しなければいけない場合であっても、今回読んでいただいた内容を参考にして不安や恐怖の少ない、安全で快適なドライブを楽しんでください。
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- 執筆者プロフィール
- 室井大和
- 1982年生まれ。ライター歴6年、自動車業界9年。合わせて約15年。雑誌編集、記者、指定自動車教習所員資格保有。愛車はスズキスイフトスポーツ(33型)、BMW323i(E90型)、ジムニー(JB23型)。車はセダンではじ...