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「白?黒?どちらのカラーにする?」車のカラーのそれぞれのメリット、デメリット
白と黒は人気のボディカラー
数あるボディカラーの中でも、無難な選択として白か黒を選ぶ方は多いです。アメリカのペイントメーカー「アクサルタ」によれば、2019年の車のボディカラーの人気色は以下の通りでした。
1位 | ホワイト | 38% |
2位 | ブラック | 19% |
3位 | グレー | 13% |
4位 | シルバー | 10% |
5位 | ブルー | 7% |
アクサルタによれば、日本では白(36%)と黒(22%)が依然として人気とのこと。特に黒は2016年以降で最高の割合となったそうです。
査定時のボーナスがつきやすくなる
中古車においても人気色の車のほうが売れる傾向にあります。売却を視野に入れて車を購入するのであれば、査定時に加点対象となる白や黒はおすすめです。
また、パールやメタリック系は高額査定となる傾向があります。つまり日本においてはホワイトパール系が最も高く売れるボディカラーと言うこともできます。
白と黒の色別性格診断
白はエレガントで新しいもの好き
白は無駄なものを削ぎ落としたシンプルな色。白を好むあなたはエレガントさや新しさを求めます。ミニマリスト的な側面をもっています。
黒は上質を求めるこだわり屋
黒は高級感あふれる色。ラグジュアリーカーなら黒を選んで間違いないでしょう。派手さはありませんが、周りを引きつける洗練されたワンランク上の魅力があります。
夏の車内温度に違いはあるの?
黒い車は白い車よりも熱を吸収しやすい傾向にあり、気温が高い日の車の表面温度は、最大20℃以上の温度差になるというデータもあります。ただ、内装の間には空気の層があり熱の吸収が緩和されるので、真夏日の白と黒の車内温度の差は最大で5℃程度と考えていいと思います。
どのみち暑さが気になる場合は、防熱カーカバーをかけて耐熱対策をすることをおすすめします。
汚れや傷に違いは?
黒い車は白い車よりも水垢や細かい傷が目立ちやすいため洗車やメンテナンス回数が増えます。
洗車やコーティングなど車のメンテナンスをこまめにできる人は黒を、あまり手間やお金をかけたくない人は白を選ぶことをおすすめします。
見え方の違いは?
白の車の場合
人間の目には、明るい色は膨張して見え、暗い色は小さく見えます。膨張色の白なら軽自動車でも少し大きく認識され、もらい事故が少なくなる傾向にあります。
黒の車の場合
黒は、美しさや威圧感があり高級なイメージをもつ人が多く、車の外観を重視する人にはおすすめなカラーです。
ただ、暗くなると見えにくくなり、ボディが引き締まって見えるため、視認性が低く、事故に遭いやすいと言われています。ライトを点灯していない時間帯などでは、注意したほうがよいでしょう。
最終的に黒と白どっちがいいの?
白と黒の車を比較しましたが、どちらもメリットとデメリットが存在するので、最終的には自分の好みで決めるのが一番です。長く乗る車なので、カラー選びは慎重にするようにしましょう。
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- 執筆者プロフィール
- MOBY編集部
- 新型車予想や車選びのお役立ち記事、車や免許にまつわる豆知識、カーライフの困りごとを解決する方法など、自動車に関する様々な情報を発信。普段クルマは乗るだけ・使うだけのユーザーや、あまりクルマに興味が...