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外交官ナンバー・国際ナンバーなど特殊ナンバープレートの種類と見分け方

地方図柄入りナンバー

成田ご当地ナンバープレート(決定)

地方図柄入りナンバーは「新たな地域名表示ナンバープレート」の通称であり、一部の対象地域で発行されているナンバープレートです。走る広告塔としての宣伝効果、話題性を狙って採用を進めている地方自治体は多く街でこのナンバーを見かける機会も増えています。

「ご当地名」入りナンバーとは異なる

地方図柄入りナンバープレートは、いわゆる「ご当地ナンバー」を採用していない自治体でも導入しているケースがあります。そういった意味で「ご当地ナンバー」と「地方図柄入りナンバー」は異なります。

ご当地ナンバーが示す地名は、地域特性や経済圏などで一定のまとまりがあり、一般に広く認知された地域名です。

例えば、奈良県には「奈良ナンバー」と「飛鳥ナンバー」があり、どちらも地方図柄入りナンバープレートを選択することができます。しかし、前述の意味ではご当地ナンバーは「飛鳥」となります。

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オリンピックナンバー【期間限定】

オリンピックナンバー

東京五輪特別仕様ナンバープレート_02

2017年10月10日から交付が開始された「2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会特別仕様のナンバープレート」です。交付にかかる料金は地域によって異なりますが、東京地区の普通車の料金は7210円です。別途で寄付金(最低1,000円)を納付した場合は図柄入りのナンバープレートの交付を受けることが可能です。軽自動車も普通自動車と同様の白ナンバーとなります。

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ラグビーナンバー

ラグビーワールドカップ特別仕様ナンバープレート

2017年4月3日から交付が開始された「ラグビーワールドカップ2019特別仕様ナンバープレート」。大会期間終了のため、現在の新規申請はできません。

東京地区で交付を受ける場合の料金は7,000円。最低1,000円の寄付金を収めることで図柄入りナンバーの交付を受けることも可能でした。

字光式ナンバー(電光ナンバー)

文字通りナンバープレートの文字が発行するタイプのものです。元々は様々な夜間や吹雪などのナンバーの視認性が低下する場面での活躍を期待されて実用化されたものだったとされていますが、現在はカスタムやファッションの1つとしての側面が強いものです。

1970年に北海道で始まった字光式ナンバーですが、軽自動車ナンバーにも対応したのは2002年でした。

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外交官ナンバー(ブルーナンバー)

外交官の車両に取り付けられるナンバープレートであり、管轄は国土交通省ではなく外務省です。用途別にナンバープレートに刻印されている漢字が変わり、以下の区別がなされています。

  • 「◯」で囲まれた「外」:特命全権大公使の公用車
  • 「外」:外交団の公用車
  • 「領」:領事団の公用車
  • 「代」:代表部の公用車

ブルーナンバーのついた車には治外法権の人物が乗っており、事故が起きた際に十分な弁償を受けられない場合がありました。そのため、国土交通省では2005年頃から十分な任意保険への加入をナンバープレート交付の条件としています。

Yナンバー(米軍ナンバー)

Yナンバー
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駐留米軍関係者の私用車かつ課税対象車である車に付けられるのがこのナンバープレートです。通称Yナンバーと呼ばれていますが、採用されるアルファベットは「Y」以外にもいくつか種類があります。

  • 駐留軍人の私用の普通自動車=Y
  • 駐留軍人の私用の軽自動車=A・B
  • 駐留軍人の私用の250㏄超の二輪車= よ・A・B・E・H・K・M・T・Y
  • 駐留軍人の私用の250㏄以下の二輪車=A・B

仮ナンバー

仮ナンバーの例

車検証がまだない車や車検期間が切れている車で公道を走らなければならない際に付けるナンバープレートです。仮ナンバーの正式名称は「臨時運行許可番号標」といいます。

仮ナンバーはあくまで検査や登録を受けるための移動を許可するもの。むやみに使用できるものではありませんので、注意が必要です。

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ディーラーナンバー(回送運行許可番号標)

ディーラーナンバー
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自動車の輸送はトレーラーなどの輸送用機器に積載して運ぶだけでなく、その自動車自体を走らせて行う場合もあります。その際に毎回臨時の許可を申請するのはかなりの手間であるため、それを簡素化するために生まれたのがこのディーラーナンバーと呼ばれる「回送運行許可番号標」なのです。

貸与期間は最長5年であり、自賠責保険料は台数制限無しで13,440円/年となります。

国際ナンバー(カルネプレート)

国際ナンバー
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「国際ナンバー」は自国の車で海外に行く際に自国のナンバープレートの代わりに付けるものです。「海外渡航用ナンバー」とも呼ばれています。 利用できる国が限られています、また条件次第では発行がされる場合もあるので対応事務局であるJAFに問い合わせてからの利用検討を推奨します。

ナンバープレートのデザイン変更は簡単にできる?

©romaset /stock.adobe.com

今つけているナンバープレートから、地方図柄入りナンバーやオリンピックナンバー、字光式ナンバーに変更する場合、運輸支局に必要書類と自分の車を持ち込む必要があります。

運輸支局の窓口が空いている平日に行わなければならないのが難点ですが、書類の用意や運輸支局での手続きは難しくありません。

「シングルナンバー」と呼ばれる大昔のナンバーに希少価値が生まれている現在、限定ナンバーに変更しておけばあとあと希少なものになるかもしれません。車のイメージチェンジとしてナンバープレートを変更するのも一つの手かもしれません。

ナンバープレート変更の手続きについてはこちらで解説しています

ナンバープレートの新基準に注意!

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執筆者プロフィール
MOBY編集部
MOBY編集部
新型車予想や車選びのお役立ち記事、車や免許にまつわる豆知識、カーライフの困りごとを解決する方法など、自動車に関する様々な情報を発信。普段クルマは乗るだけ・使うだけのユーザーや、あまりクルマに興味が...

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