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信号機のない横断歩道で一時停止しないと違反に!罰金や注意点を解説

横断歩道での一時停止違反の罰金は?

横断歩道に歩行者がいるにも関わらず一時停止を行わなかった場合は「横断歩行者等妨害等違反」となり、下表のような反則金処分がなされます。

(この時点で支払うのはあくまで反則金であり、前科がついてしまう罰金とは異なります)

車両道路標識等による一時停止規制等違反信号機のない踏切の直前停止義務等違反
大型車9,000円12,000円
普通車7,000円9,000円
二輪車6,000円7,000円
原付5,000円6,000円

違反点数は2点で青キップが切られる

信号のない横断歩道での一時停止違反は、違反点数2点の軽微な違反となり、青キップの対象となります。

青キップに署名・捺印(拇印)し、一緒に交付される納付書にて一定期間中に反則金を支払えば、前科はつきません。

しかし、過去3年以内に違反キップを切られていた場合、その累積点数にて免停(免許停止)・免取(免許取消)になる場合があります。

横断歩道での一時停止違反に納得がいかないときは?

ドライブレコーダーなどの記録映像があり、警察と自分の主張が食い違っている場合などは、否認することもできます。

その場合、青キップにサインしない、その場で反則金を支払わないが必須条件です。サインだけでもしてしまうと、違反を認めたことになってしまいます。

違反を否認すると、警察官から「裁判になりますよ」と言われますが、全ての人が裁判になる=起訴されるわけではありません。

詳しくは以下記事で解説しています。

横断歩道の標識は4種類!「ひし型マーク」も

信号の有無に関わらず、横断歩道の標識は上の4種類です。

横断歩道の標識

歩行者横断標識

横断歩道・自転車横断帯の標識

自転車横断帯標識

「通学路」と間違いやすいが、どちらも安全運転を

通学路の道路標識
©Tammyiho/stock.adobe.com

「横向きの人物が2人」という点では、上の「通学路」の標識と間違えやすいかもしれません。とはいえ、通学路も子供が多いため、信号のない交差点以上に安全に気を配って運転する必要があります。

信号のない横断歩道の手前には「ひし型マーク」

ひし形 道路標識
©aminkorea/stock.adobe.com

信号のない交差点の手前にはドライバーに減速を促すため、「ひし形マーク」が道路標示されています。

JAFのアンケート調査によると、ほとんどのドライバーがひし形マークの意味を理解しているけれど、一時停止はしていないことが明らかになっています。

わかりにくい道路標識についてはこちら

ドライバーと歩行者 横断歩道ではどうすればいい?

ドライバーは「ひし形マーク」の路面表示があったら減速を

「横断歩道手前では減速」を前提として、安全な速度で走行することが大切です。その際、「ひし形マーク」の路面表示を見落とさないようにしましょう。

また、歩行者に道を譲る際はジェスチャーなどが有効のようです。意思のゆきちがいがないよう、「どうぞ」の動作を行いましょう。

歩行者は横断する意思をしっかり示す&歩きスマホはNG

歩行者にも、歩道の道路寄り側に立つなど、ドライバーが横断者と判断できるような気遣いが必要です。

また、歩きスマホなど車に注意を向けずに歩行するのは、危険なことはもちろん、ドライバーにとって迷惑な行為です。歩行者優先といえど、ドライバーへの迷惑は自身の危険にもつながると自覚しましょう。

歩行者は必ず横断歩道を利用しよう!

現在、道路の横断における交通ルールでは、信号のない横断歩道で一時停止違反をした車にのみペナルティが課されています。

しかし、横断歩道以外の場所を渡った歩行者にもペナルティを設けている国もあるようです。

横断歩道以外を横断することは、渋滞や事故の原因に繋がります。歩行者もきちんと交通ルールを守ることが大切といえます。

横断歩道での一時停止のために、早めのブレーキを

「一時停止した際、後続車からの追突を防止するために有効だと思う方法は?」というJAFの質問アンケートの結果は以下のようになりました。

JAF アンケート
出典:JAF

「一時停止した際、後続車から追突されそうになる(追突されたことがある)」と回答したドライバーは30%以上を占めました。それを防止するために有効な方法も、やはり「横断歩道の手前から早めに減速する(早めにブレーキで後続車に自車が停止することを早めに伝える)」と言えます。

ドライバーと歩行者の双方でコミュニケーションを取ることはもちろんですが、「かもしれない運転」で道路状況を先読みし、安全運転に努めることも大切です。

また、横断歩道以外を横断する歩行者には「横断歩道にいてもどうせ車が停まってくれないから、どこを渡っても同じ」という心理も考えられます。

歩行者にとって安全に横断できる場所=横断歩道であるという環境を作るためにも、信号のない横断歩道での一時停止は必ず行いましょう。

後部座席のシートベルト着用も義務化!ゴールド免許の人は要注意

意外と知らない交通・車のルールについてはこちら

あおり運転の有効な通報方法とは?

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MOBY編集部
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新型車予想や車選びのお役立ち記事、車や免許にまつわる豆知識、カーライフの困りごとを解決する方法など、自動車に関する様々な情報を発信。普段クルマは乗るだけ・使うだけのユーザーや、あまりクルマに興味が...

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