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SUV用タイヤおすすめ人気ランキングTOP10|2022年最新情報

車体が大きく重いSUVは、タイヤの性能が車の性能に大きく影響するため、SUV専用タイヤの装着がベストです。目的に応じた最適なタイヤを選ぶことで、SUVの安全性能や運動性能を高めることもできます。

SUV用タイヤの賢い選び方とともに、おすすめの人気SUV用タイヤをランキング形式でお届けします。

SUV用サマータイヤの選び方

©Karin & Uwe Annas/stock.adobe.com

重心が高いうえに大柄で重いSUVには、専用につくられたSUV用タイヤを装着すべきです。

車の重心が高いと、タイヤの外側だけが極端に摩耗を起こしやすくなり、タイヤライフが短くなります。車重が重いと、それだけタイヤへの負担が増すため摩耗しやすく、とくに濡れた路面での制動距離が伸びがちです。

また、車重の重さは燃費性能にも影響するうえ、支える重量が大きいぶんタイヤ幅も広いため、ロードノイズも発生しやすい傾向にあります。

SUV専用タイヤは何が違う?

SUV専用に開発されたタイヤの多くは、偏摩耗防止やタイヤの内側と外側を有効に使うために非対称パターンを採用しています。

さらに、重い車重に耐えるためゴム硬度の最適化や、雨天時の走行性能を高めるための排水性強化など、SUVが安全に走行できるように多くの工夫が盛り込まれています。

SUVはタイヤ性能への依存度が高いため、メーカーやタイヤ銘柄選びによって車の性能も大きく変化します。SUVの安全な走行のためには、安価な一般乗用車用のタイヤではなく、高価であってもSUV用タイヤを選びましょう。

車や使用目的に応じたSUV用タイヤを選ぶコツ

SUV用に開発されたタイヤは、ふらつきや偏摩耗を抑えるように設計されています。また、ウェットグリップ性能も総じて高めであるため、SUV用タイヤを選んでおけば概ね安心です。そのうえで目的に応じた性能を持つタイヤを選び出しましょう。

燃費に影響する転がり抵抗と、雨天走行時の安全性に関わるウェットグリップ性能はタイヤごとの4段階でランク付けされており、これらが燃費性能と雨天時のグリップ性能の具体的な指標となります。

静粛性や乗り心地などの快適性を高めたいなら、プレミアムタイヤやコンフォートタイヤと呼ばれるものを選び、乾燥路でのグリップ性能を高めたいならスポーツタイヤがおすすめです。タイヤ寿命を長く保ちたいなら耐摩耗性に優れると記載されたタイヤを選びましょう。

ただしこのように、SUV用タイヤは高い基本性能が求められるため高価です。まずは車のおもな使用目的を明確にし、価格に配慮しながら高めたい性能をしっかりと満たしてくれるタイヤを選ぶことが大切です。

スタッドレスにもSUV専用商品がある

サマータイヤと同じく、スタッドレスタイヤにもSUV専用商品があります。

SUVスタッドレスタイヤについては別記事で詳しく解説しています。

オフロードタイヤやオールシーズンタイヤという選択肢も

©Artur Nyk/stock.adobe.com

不整地を走行する機会があるのなら、オフロードタイヤ(4×4タイヤ)という選択肢もあります。また、冬季に気温があまり下がらない地域での使用なら、SUV専用のオールシーズンタイヤもおすすめです。

オフロードタイヤの特徴

オフロードタイヤとは、深い溝とブロック状の硬いゴムが備わり、オンロードタイヤでは滑ってしまう土や泥、岩などに覆われた路面でも高いグリップ性能を発揮するタイヤです。その代わり、舗装路での運動性能や燃費性能、快適性能などはオンロードタイヤに劣ります。

オフロードタイヤには、オン・オフロードのどちらも走行できるオールテレーンタイヤ(A/T)と、悪路走破性に特化したマッドテレーン(M/T)に大別され、そのなかでも得意とするシーンが細かく分けられている場合があります。オフロードタイヤ選ぶ際にも、やはり目的に応じた選び方が重要です。

オールシーズンタイヤの特徴

舗装路から不整地、雪道まで幅広い路面に対応できるオールシーズンタイヤは、マッド+スノーを意味する「M+S」とタイヤに表記されます。

雪上性能はスタッドレスタイヤに劣り、凍結路面を苦手とするものの、季節によって履き替える手間がかからずタイヤ交換費用を省けるなどのメリットがあります。

SUV用タイヤおすすめ人気ランキングTOP10

【第10位】ミシュラン PILOT SPORT 4 SUV

2020年に発売されたパイロットスポーツ4 SUVの特徴は、ハイパワーSUVでも安定した走行性能をもたらす高い剛性と、使用限界に達するまで安定したグリップを維持するタイヤライフ性能です。

19インチ以上のサイズのサイドウォールには、ベルベット生地のような光沢のチェッカーフラッグ柄があしらわれるため、足元のドレスアップにも貢献します。

燃費と雨天時の性能ランクを示すグレーティングは、転がり抵抗性能A(一部サイズはB)・ウェットグリップ性能a。パイロットスポーツ4 SUVは、世界最高峰のタイヤ性能をお求めの方におすすめします。

【第9位】ブリヂストン ALENZA 001

2017年から販売されている001は、ブリヂストンのプレミアムSUV向けブランド・アレンザのSUV用オンロードスポーツタイヤ。運動性能を高めるために開発されたタイヤでありながら、十分な燃費性能とウェットグリップも確保しています。

グレーティングは19インチ以上の一部をのぞき、転がり抵抗性能A・ウェットグリップ性能aを取得。アレンザ001は、高出力エンジンや大径ホイールを装着した高性能SUVに最適なタイヤといえるでしょう。

【第8位】ブリヂストン ALENZA LX100

2021年2月に発売されたばかりのLX100は、静粛性や快適性を重視して開発された高級SUV向けコンフォートタイヤ。摩耗してもノイズの増大を抑える消音構造の特殊パターンがアレンザ LX100の最大の特徴です。

専用の非対称パターンと、サイドウォール剛性の最適化によりSUV特有のふらつきを抑えつつ、高い耐摩耗性を実現。アレンザ LX100は、乗り心地や車内のロードノイズが気になる方におすすめのタイヤです。グレーティングは、転がり抵抗性能A・ウェットグリップ性能cを取得しています。

【第7位】ヨコハマ GEOLANDAR A/T

ジオランダーA/Tは2016年から販売されているオフロードカーの定番タイヤ。燃費性能や舗装路でのグリップ性能はオンロードタイヤに劣るものの、幅広いシーンでバランスのよい性能を発揮します。オフロードタイヤらしいショルダーのデザインも特徴です。

ジオランダーA/Tはジオランダーシリーズのなかでもっとも万能性に優れるタイヤに分類されます。同シリーズでは、ほかにも悪路走破性に優れたマッドテレーンタイヤ各種に加え、オンロード性能に特化した高性能タイヤのX-CVや、長距離移動の安全性や快適性を重視したCVなどもラインナップしています。

【第6位】ファルケン AZENIS FK510 SUV

2018年発売のアゼニス FK510 SUVは、ファルケンのオンロードSUV用コンフォートタイヤです。

排水性を高めつつ接地圧を効果的に分散させる専用非対称パターンと、接地面外側の剛性強化により高速コーナーでのヨレを防ぐ高い剛性が特徴。さらにトレッド面を柔らかくすることで、高いハンドリング性能と乗り心地のよさを両立させています。

ベースとなったアゼニス FK510の高いドライグリップと耐ハイドロプレーニング性能は、欧州で高い評価を受けています。FK510 SUVは、高性能でありながら比較的安価な値段で購入できるSUV用プレミアムタイヤです。

【第5位】ヨコハマ BluEarth XT

横浜タイヤ BluEarth-XT AE61 225/65R17 102H

横浜タイヤ BluEarth-XT AE61 225/65R17 102H

14,100円(11/22 04:26時点)
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2020年に登場したブルーアースXTは、ヨコハマのミニバン・SUV用の旧来品RV-02をクロスオーバーSUV専用に最適化したタイヤです。

従来の偏摩耗防止性能や耐摩耗性に加え、ヨコハマの最新技術を用いてシャープなハンドリングと高い静粛性をバランスさせ、舗装路走行を主とするクロスオーバーSUVに相応しい性能を発揮します。

雨に強いとされるヨコハマのタイヤだけあって、グレーティングは転がり抵抗性能A・ウェットグリップ性能a。ブルーアースXTは、雨天走行が多い方におすすめです。

【第4位】ダンロップ GRANDTREK PT3

DUNLOP(ダンロップ) GRANDTREK PT3 225/65R17 02H JP160310-131

DUNLOP(ダンロップ) GRANDTREK PT3 225/65R17 02H JP160310-131

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グラントレックPT3は、2014年から販売されているオンロード向けSUV用タイヤ。SUVに最適化されたゴム硬度で十分なウェット性能・燃費性能を実現。とくに耐摩耗性に優れます。

ダンロップのオフロードタイヤブランドの銘柄だけあって、一般的なオンロードタイヤよりも深い溝を採用することでオールシーズンタイヤとしても使える点もグラントレックPT3の大きな特徴です。ただし、最低限の雪上性能しか備わらないため、雪が降らない地域での使用がよいでしょう。

【第3位】ミシュラン LATITUDE TOUR HP

ラティチュード ツアーHPは、2007年から販売されているミシュランのSUV専用オンロードタイヤ。設計はやや古いものの、ミシュランタイヤならではの優れた快適性と耐久性で現在でも人気のタイヤです。

また古いぶん、ミシュランのSUV専用タイヤのなかではもっとも安価な値段で購入できる点もラティチュード ツアーHPを選ぶべき理由といえるでしょう。SUVでミシュランタイヤの性能を体感してみたい方には、ラティチュード ツアーHPがおすすめです。

【第2位】ピレリ CINTURATO P1

チントゥラート P1は2012年から販売されるプレミアムカー・SUV用タイヤ。SUV専用に開発されたタイヤではありませんが、乗り心地のよさと高い耐摩耗性に加え、コンパクトカーの市街地走行で高い燃費性能を発揮すると定評があります。

古い設計の輸入タイヤであるため市場価格は安くコストパフォーマンスに優れるうえ、イタリア・ピレリのタイヤは個性的なデザインも特徴的。チントゥラート P1のスッキリとしたサイドウォールデザインは、SUVの高扁平率が高いSUVの視覚的アクセントにもなります。

【第1位】トーヨー PROXES CL1 SUV

TOYO(トーヨー) PROXES CL1 SUV 225/65R17 102H SUVタイヤ

TOYO(トーヨー) PROXES CL1 SUV 225/65R17 102H SUVタイヤ

12,280円(11/22 04:26時点)
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プロクセスはトーヨータイヤのグローバル・フラッグシップタイヤブランド。2021年1月に発売されたCL1 SUVは、幅広いシーンで安定した走りをもたらす優れた性能バランスが特徴です。

なかでも燃費性能・ウェットグリップ性能・静粛性に優れ、グレーティングは転がり抵抗性能A、ウェットグリップ性能bを取得。舗装路での直進安定性能や耐摩耗性にも優れます。

さらに最新のタイヤでありながら、リーズナブルであることもCL1 SUVの美点です。プレミアムタイヤと呼ぶに相応しい性能が安価で手に入るプロクセスCL1 SUVがランキング第1位に輝きました。

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執筆者プロフィール
伊藤友春
伊藤友春
1981年生まれ。自動車専門Webライターとして執筆活動中。自動車の構造に明るく、ほとんどの整備や修理をDIYでこなす。輸入車・コンパクトカー・変わったデザインやコンセプトの車が好きで、現在の愛車はその最た...

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