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コーションプレートは?各社の呼び方や再発行についても

コーションプレートとは?

Bピラーに貼り付けられたスズキ エブリィのコーションプレート

コーションプレート スズキ
©伊藤友春

コーションプレートとは、車体番号や車体の型式、車体色などが記された5cm×10cmほどの金属板です。
主にエンジンルームのバルクヘッドやBピラーに、リベットや溶接で取り付けられており、簡単には外せないようになっています。
メンテナンスの際の車種特定に必要なデータが記されているコーションプレートは、車の身分証明書といえるほど重要なものです。
そのため、盗難車などに付け替えて悪用されるケースもあります。

メーカーによる呼び方

ビルシュタイン採用自動車メーカー
©久太郎

「コーション」は警告、注意などの意味をもつ英語です。
「プレート」は表札、看板を指します。
「コーションプレート」では「注意書き」という意味になりますので、「ハイオク指定」や「やけどに注意」などの表示も、厳密にはコーションプレートということになります。

通称として、車体番号等を示したものを「コーションプレート」とは呼ばれますが、各自動車メーカーではそれぞれ別な名称で呼ばれています。
もちろん、「コーションプレート」でも話は通じるのでどちらを使っても問題はありません。

メーカー呼び方
トヨタ
ダイハツ
ネームプレート
ホンダサービスインフォメーション
プレート
三菱部品サービスデータの名盤
スズキIDプレート
スバルモデルNo.プレート
マツダモデルプレート
日産モデルナンバープレート

輸入車でも同じようにコーションプレートがついています。
ただし米国車と欧州車では、車体認識にはVINコード(シリアルナンバー)と呼ばれる17桁の英数字が使われています。

コーションプレートは何のためにある?

車検 メンテナンス ロードサービス
©shutterstock / 135pixels

コーションプレートに記されているのは車の個人情報ともいえる重要な情報です。
車の情報の覚書として、金属製の板にしっかりと刻印されています。
同じ車種でも、年次改良などでエンジンやトランスミッション、ボディカラーが変更されていたりする場合がありますので、メンテナンスの際の個別情報としてコーションプレートが必要になります。

執筆者プロフィール
MOBY編集部
MOBY編集部
新型車予想や車選びのお役立ち記事、車や免許にまつわる豆知識、カーライフの困りごとを解決する方法など、自動車に関する様々な情報を発信。普段クルマは乗るだけ・使うだけのユーザーや、あまりクルマに興味が...

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