【2022年登場】シンプルな装備で価格を抑えたキャブコンタイプのキャンピングカー！家族や友人4～5名で車中泊したい人におすすめ！ CORDE Leaves S（コルドリーブス エス）

キャンピングカーを購入するなら、やっぱりこれぞキャンピングカーという外観のキャブコン（キャブコンバージョン）が欲しい！

室内は広いし屋根も高いし、

家族や友人同士4～5名でも伸び伸び寝られる。

荷物もたくさん積める。

すべてがゆったりしていて言うことなし。

だけど価格が……、という方に紹介したいのが、今年（2022年）7月にVANTECHから発表されたCORDE Leaves S（コルドリーブス エス）。

2021年に販売されたCORDE Leaves S （コルドリーブス）では標準装備だった設備をオプションにし、ベース価格を抑えたモデルです。

これなら手が届くかもしれません。

ビルダー：VANTECH（バンテック）
ベース車両：トヨタ カムロード
種類：キャブコン
価格：
2WD 780万円～
4WD 798万円～
乗車人数：
2WD/7名
4WD/6名
就寝人数：5名
全長：4,990mm
全幅：1,980mm
全高：2,960mm

CORDE Leaves Sのコンセプト

コンセプトは「もっと自由にあなたらしく」。

コルドリーブスS最大の特徴は、自分の欲しい機能だけを選び、自分の用途に合わせて装備を選べることです。

Sには「Smart（スマートな装備）」「Style（ユーザーのスタイル）」「Sporty（スポーティーな外観）」という3つ意味があり、もっと自由に、自分好みのキャンピングカーへカスタマイズして、旅を楽しんでほしいという想いが込められています。

CORDE Leaves Sの外観

ベース車はトヨタ カムロード。

これにVANTECH（バンテック）の強度と弾力性に優れたFRPで一体成型した「CSボディ」を架装しています。

サイドデカールがコルドリーブスとは若干デザインが違い、コルドリーブスにはあったルーフレールやリアラダーが装備から外されています。

ただ、コルドリーブスと同じく、車体左側の収納庫が設置されていて、外部収納力の高さはコルドリーブスSでも健在。

CORDE Leaves Sの内装

室内レイアウト

コルドリーブスSはリアエントランスを採用しています。

後部の出入り口から車内に入って、すぐ左にギャレー（キッチン）。

正面にマルチルーム。

車両中央にベッドにもなるダイネット（リビング）。

運転席と助手席の頭上にバンクベッドというレイアウトになっています。

それでは次に各部について見ていきましょう。

ダイネット(リビング)

ダイネット（リビング）は4名が座れる対面シートのほか、サイドのベンチシートがL字型に配置されており、就寝定員である5名全員がくつろぐことができます。

テーブルの横には大きなアクリル2重窓も装備。

断熱をしつつ外の光をしっかりと取り入れられます。

ギャレー

コルドリーブスSのギャレー（キッチン）はコルドリーブスと同様、ダイネットの後ろに、設置されています。

広い調理スペースが特長。

エントランスにギャレーが近く、給排水タンク（20L）が出し入れしやすくて便利。

コルドリーブスにあった据え置き二口ガスコンロは設置されていません。

調理をする場合は搭載のカセットコンロを使う形になります。

また、冷蔵庫と電子レンジといった調理に必要な装備はすべてオプション設定。

必要最低限の装備にとどめ、キャブコンでありながら低価格を実現しています。

マルチルーム

ギャレー横にはマルチルームが配置されています。

シャワー設備はありませんが、ポータブルトイレを置けばトイレルームとして使うこともできます。

また、外部からアクセスできる収納スペースとしても利用できるので、外で使う道具をこのスペースに積んでおくのも便利だと思います。

ベッドルーム

ベッドスペースは、運転席の上にあるバンクベッドと、ダイネットを展開するベッドの2カ所です。

バンクベッドに2名、ダイネットを展開したベッドに3名の合計5名が就寝できます。

バンクベッドの寸法は1,870mm×1,870mm、ダイネットベッド 1,950mm×1,870mmといずれも十分な広さで、成人男性でも余裕をもって横になれるでしょう。

電装類と空調設備

電装類としては100Ahのディープサイクルバッテリーやベンチレーターが標準装備されています。

その他「走行充電装置」「外部電源」「AC100Vコンセント」「DC12Vソケット」「USBポート」「各種照明器具」が標準装備されています。

その他、家庭用エアコンやFFヒーターも装備できますが、いずれもオプション設定です。

調理器具・設備と同様にここでも標準装備を絞ることで、車両全体の価格を抑えています。

収納

ダイネット右側上部にはオーバーヘッド収納、マルチルームの収納、車体左側の収納庫もあり、かなり収納スペースは多いです。

また、マルチルーム横の「冷蔵庫」「電子レンジ」といった、オプションの設備を置かない空間は全て収納スペースになるため、荷物の置き場所に困ることはないでしょう。

まとめ

バンテックのコルドリーブスSを紹介しました。

車両本体価格はディーゼル2WD/ATで780万円～、4WDで798万円～。

装備は必要最低限に抑えられていて、元々あった「コルドリーブス」よりも100万円ほど安い価格設定となっています。

装備はシンプルでいいから、家族全員でゆったりと車中泊を楽しみたいという方。

または、自分に必要な装備だけ選びたいという方。

選択肢の一つになるのではないでしょうか。

ライター：DRIMO編集部

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