MOBY(モビー)自動車はおもしろい!

MOBY[モビー] > 車を楽しむ > アウトドア > キャンプ > 矢板城の湯RVパークとSL大樹乗車の旅
キャンプ

更新

矢板城の湯RVパークとSL大樹乗車の旅

キャンピングカー情報をはじめとして、キャンプや車中泊、バンライフなど、アウトドア&車旅の情報を配信しているWEBマガジン・DRIMOから、実際に車中泊やキャンピングカーを楽しんでいるライターによる記事をMOBYがご紹介します。※以降の記事内容および記事タイトルはDRIMOからの引用・参照です


皆さまこんにちは。

今回は純粋な旅行記を投稿させていただきます。小さなお子様との思い出作りに、是非ご活用下さい。

すでに1月から予約

今年に入ってからは、正月休みを利用し白浜フラワーパークへ宿泊に行ったのみでしたが、私の職場が3月決算という事もあり、3月の連休を目指して1月から家族旅行の予定を立てておりました。

今回の宿泊スポットは温泉施設もある栃木県の「城の湯RVパーク」。1月から予約をしないといけない!という場所ではないと思いますが、すでに1月の時点で予約していたのです。

もちろん大人だけ楽しむわけにいきませんので、翌日は近くにある「ツインリンクもてぎ」で、子ども達を思う存分遊ばせようと計画していました。

「ツインリンクもてぎ」は、サーキット場のイメージが強く、子どもはあまり楽しめないんじゃ‥と思っておりましたが、親子で楽しめるクルマの運転アトラクションが複数あるようで、これはオヤジポイントのボーナスステージ!と、私としてもかなり楽しみにしていたのです。

しかしご存じの通り、昨今のコロナウイルス対策で、まさかまさかの、ツインリンクもてぎも休園!!運転アトラクションを本当に楽しみにしていたので大変残念です。

とは言え、コロナ対策も考慮せねばなりませんし、今回の旅自体を中止か?リスケか?と直前まで悩みましたが、臨時休校でストレスマックスの嫁さん子どもと、今期の仕事に目処がついた私自身も、連休でリフレッシュしたく、「城の湯RVパーク」への宿泊は計画通り実行としました。

道中にて思った事

そしていつもの通り、衣類と寝具を持ち込んで出発。

ケチ旅行と決めていたので、千葉〜矢板を全行程下道で向かいました。

久しぶりのロングドライブに、子ども達は大はしゃぎで、車内会話用マイクをつけた娘は、終始バスガイドさん役を務めていました。

今回、千葉・茨城・栃木と下道を走り感じた事としましては、栃木県の道の整備状態が良い事でした。

走る道にもよりますが、キャンピングカーは道路状態の影響を揺れとしてモロに受けるため、下道とは言え路面状態の差は歴然でした。

到着

車中泊用にスーパーで買出しを済ませ、毎度お馴染み遅めの到着となります。

「城の湯RVパーク」には、温泉施設内に地場産的な食堂があるのですが、祝日も20時まで営業かと思いきや、コロナ影響もあるのか18時迄で終了。

仕方なく近隣のファミレスで夕食になりました。

よくあるケースなのですが、窓の大きな飲食店にキャンピングカーで入ると、必ず店内の方から視線を浴びますね。

今回も駐車対応中に、おばさま達の集まり4人から視線を浴びて、なぜ「キャンピングカーなのにファミレス来てるのかしらね」とか言われてるのかなとか、思ってしまいました。

さて、「城の湯RVパーク」ですが、矢板ICからも近く、アクセスしやすいところに位置しています。

RVパークの他にも、日帰り温泉・キャンプ・バーベキュー・レンタサイクル等のアクティビティが楽しめる施設です。

キャンプ場は、トイレや入浴施設に近く、車の乗入れはできませんが、乗入れせずとも駐車場が間近なので便利そうです。

RVパークはと言うと、停泊スペースは1区画7m×8mの範囲内で利用でき、非常に広さがあります。トレーラーも利用可能です。

さらに電源は100/200Vを完備。ゴミ処理も無料でお願いできます。

ただ1つ、注意点としましては、なんせトイレが遠いんです。給水場はRVエリアにも用意されているのですが、トイレなどがあるメインエリアは川を渡った橋の向こうにあります。

就寝前は、冗談抜きでキャンピングカーを乗り付け、一斉にトイレを済ませました。

トイレを搭載しているキャンピングカーであれば問題ありませんが、そうでない場合はちょっと注意が必要な距離感です。

温泉

日頃の疲れを癒やしに、早速温泉へ。

私は息子様と入浴する事となり、デカイ風呂に子どもは大喜びでしたが、保護者の私は湯を堪能とは程遠い入浴でした。でも湯質が良いのか、肌はツルツルに。

お土産や飲料、休憩室等も充実しており長居できると思います。ちなみに入浴の割引チケットもいただけました。

ところで明日どうするか?

さて、明日の予定が全くの未定です。

こんないい加減な旅行計画ができるのが、車中泊のメリットかと思いますが、タイトルにあった東武鉄道のSL大樹乗車は、この時点では候補に上がっている程度の段階でした。

最終的に、運転時間や空席状況、コロナ対策どう思う?など確認しまして、座席のネット予約を実行。

前日夜にもかかわらず、座席表では空席が目立った状況でしたが、ギリギリの予約だったので、むしろ空いていて助かりました。

ツインリンクもてぎは休園、東武ワールドスクウェアは高いし、栃木県営公園では物足りず、子どもたちも生のSLは初めてでしたので最良のイベントとなったわけです。

私自身も、SLに乗るのは35年ぶりくらいで、家族で乗った大井川鉄道が最後でした。

近年では家族旅行の際に、甥っ子達を秩父鉄道のSLに案内したのですが、当時上の娘が乳幼児だったこともあり、乗車はジジババに任せて、私は運行区間内を車移動と、機会を逃していました。

東武鉄道SL大樹は、下今市駅と鬼怒川温泉駅を走っておりまして、車中泊をした矢板城の湯RVパークからは、20km程度だったと思います。

下今市駅に駐車をし、鬼怒川温泉駅を往復するプランとし往路は普通電車、復路はSLで下今市に帰ってくると言う、普段は鉄道に乗らない子ども達にはお得な計画となりました。

SL大樹乗車当日

当日の矢板の朝は、結構冷え込みまして、寒気で目が覚めました。

トイレに行きたくなりましたが、就寝中の他全員を起こすわけにいきませんので、止む無く徒歩でトイレへ。つくづくトイレのロケーションは大事と痛感した次第です。

下今市駅に移動し鉄路移動中の駐車場を探しますが、駅付近には駅運営の駐車場しかありませんでした。

1日1.000円の文字が踊っていましたが、よく見ると東武の特急利用者は割引で700円!

駅窓口に申し出て駐車券を発券いただくシステムでしたが、SL乗車も対象になっておりました。自己申告の様ですので、ご利用の際には忘れずに申し添え下さい。

また、9時代で駐車しましたが、特急利用者も使いますので、駐車スペースは十分とは言いにくいと思います。早めの時間からの駐車がオススメです。

では早速、計画通り普通電車で鬼怒川温泉へ向かいます。

乗った車両はボックスシート4人掛け、子どもたちは即テンションマックスに。そういえば短距離とは言え、家族4人で電車の旅は初めてでして、たまには良いもんだと、つくづく思いました。

なんせいつも、旅行の際はハンドルを握っており、子どもたちと賑やかに気楽な移動は、今まで無かったわけです。

それもつかの間で鬼怒川温泉駅に到着しますと、駅前に人が群がっているではありませんか。

何事かと思いきや、後方から「ボーッ」と音圧のある汽笛が聞こえてきました。

駅前にはSLの転車台が備えられ、転車中の様子が間近で見られるイベントスペースになっていました。これは東武鉄道も上手い!転車作業中はSLの紹介ナレーションも流れ、マニアでなくとも食らい付くこと間違いなしの演出です。

出発時間を待つ間、駅前を散策。

土産店で息子様は、SLよりも刀と手裏剣のセットに食らいつき、痛い出費が発生。もちろん樹脂製ですが、じゃれて斬られても痛いアイテムをゲットしご満悦でした。(100円均一でもあるんじゃない!?)

ちなみに近隣では蒸したての饅頭やら、金谷ホテルのパンやら、誘惑が多いです。

我が家は、帰りは早めに千葉に帰りたいのもあり、午前便のSLで下今市駅へ戻ることにしましたが、滞在の時間を長くとるべきだったと、少し後悔しています。

いよいよ乗車

出発時間よりも早めにホームへ入り、SLの隣に並んで記念撮影。

後から娘の感想を聞いてみましたら、SLの音の迫力にビックリしたのが1番印象に残ったようで、確かに普段、蒸気を伴う音を聞く機会はなかなか無いなあと、納得のコメントでした。

息子様はと言うと、目前にあるSLのすごさよりも、SLは機関車トーマスのイメージが強いのと、刀と手裏剣セットに夢中で、乗車前後とも終始関心が薄い反応でして、まだ分からないのかなという結果です。

大人の感想としましては、転車台、スタッフ、沿線の皆様揃って、SL大樹を名物として育てて行こうとされており、単線行き違い電車の車掌さんまでも、和かに手を振ってくれる徹底ぶりでした。

どこかと被る仕草やなあと思い返しましたら、そうです、まるでTDLのスタッフの様でした。

大人の乗車でも、運賃、座席指定券で合わせて千円しませんので、金額的にもお手軽かと思います。

ひとつ「元」鉄オタの私としては、大樹号が牽引する客車は、旧国鉄の14系客車と言いまして、客席の窓が開かない仕様です。

これに対して静岡の大井川鉄道、埼玉秩父鉄道のSLは、窓が開く客車を牽引しており、窓を開けて煙を感じる事ができます。

今回の大樹号発車時には、汽笛がわずかしか聞こえず、沿線配慮もあるかもしれませんが、特有の煙も少なく、やや残念に思えました。

乗車時間は30分足らずでしたが、記念乗車証の無料配布、グッズ車内販売、有料記念撮影など実施されていまして、あっという間に終着下今市へ到着します。

まとめ

1.矢板城の湯RVパークご利用の際は、トイレ装備をされている方を除き、停泊位置、電源の要否ご確認を下さい。電源が必要なければ、RVエリアよりもキャンプエリアの方がトイレや温泉施設が近くおすすめです。

2.SL大樹の乗車で、下今井駅に駐車の際は、お早めにキープされて下さい。周りに駐車場の選択肢が無い模様です。

3.今回で言えばSLなのですが、目的達成の前に、幼児の気が逸れるものを買い与えない。子どもの感動具合が、親の期待値には遠く及ばずやや悔しい結果に。

今回も最後までご覧いただき、ありがとうございました。ご活用いただければ幸いです。

ライター:エジイ

オリジナルサイトで読む

キャンプや車中泊、バンライフなど、アウトドア&車旅の情報を配信!

執筆者プロフィール
車旅情報Webマガジン「DRIMO」
車旅情報Webマガジン「DRIMO」
キャンピングカー情報をはじめとして、キャンプや車中泊、バンライフなど、アウトドア&車旅の情報を配信しているWEBマガジンです(https://news.drimo.jp/)。実際に車中泊やキャンピングカーを楽しんでいるラ...

\ この記事が役に立ったらシェアしよう /

MOBYをフォローして最新記事を受け取ろう

すべての画像を見る

画像ギャラリー

コメント

利用規約

関連する記事

関連キーワード