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RAV4が今年秋に予定する一部改良を総まとめ!変更点やグレード、価格なども判明
目次
RAV4は今年秋に一部改良を予定、欧州では発表済み
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MOBYでは2022年3月ころから改良型RAV4の情報をお伝えしており、トヨタディーラーへの取材からは今秋にも一部改良が実施される可能性が高まっているのとの情報を得ています。
欧州では6月22日に2023年モデルが発表されており、日本仕様のRAV4も欧州仕様と同様の改善を受けて登場する見通しです。
改良型RAV4の最大のトピックは、機能向上を果たすマルチメディアシステムと、上位グレードにのみ搭載される新しい運転席デジタルメーターです。今回は、今までに入手している改良型RAV4に関する情報をまとめてお届けしてきます。
マルチメディアおよびセーフティセンスを大幅改良
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今回の改良のおもな目的は、騒音および排出ガスへの対応と、マルチメディア関連とトヨタセーフティセンスのアップグレードです。
安全支援技術「トヨタセーフティセンス」には、交差点での死角を減らすために周囲を俯瞰的な視点で見られる「交差点右左折支援(横断歩道・対向車両)」機能の追加が現段階で明らかになっています。
またマルチメディア関連では、USB端子のタイプAからタイプCへの変更や、モニターの拡大および画質の向上、SmartDeviceLink(スマートデバイスリンク)を廃止などが全グレードで実施される模様です。
そのほかにも、全車標準装備となるデジタルインナーミラーには録画機能が追加され、パノラミックビューモニターには「床下透過表示機能(アンダーフロアビュー)」機能も追加されるとみられます。
欧州仕様と同じ専用デジタルメーターも装備
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欧州モデルで採用され、日本仕様にも搭載される新しい運転席のデジタルメーターは、カジュアル」「スマート」「スポーツ」「タフ」をイメージした4つのテーマと、3種の表示レイアウトから自由にカスタマイズができるとのことです。
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ディスプレイには、運転に必要な表示はもちろん、再生中の音楽情報やエコドライブメーターなどを任意選択して表示させることができます。ただし、この高機能メーターが搭載されるのは、エントリーグレードの「X」以外が対象です。
RAV4 PHVは車名統一で「Z」グレードに
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今回の一部改良で、RAV4 PHV車名はなくなり、プラグインハイブリッドモデルは新たに「Z」グレードとして販売されることになっています。それに伴い、これまでRAV4 PHVに設定されていた3グレードもすべて廃止されます。
ディーラーへの取材によると、PHEVモデルの価格は従来の最上級グレード「BLACK TONE」の539万円から20万~25万円ほど高くなるとのことでした。しかし、ナビの拡大やETC2.0の標準装備などを踏まえると、ややお買い得になるとも述べられています。
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改良型RAV4は20万円前後の価格上昇?
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改良型RAV4は機能が向上するぶん、大幅な車両価格の値上げが懸念されています。
グレードや装備、ボディカラーの統廃合によるコストダウンはあるものの、マルチメディア・セーフティセンスのアップデートに加え、ETC2.0とナノイーXが全グレードで標準装備となることでの価格上昇は避けられません。
ディーラーからは、改良型RAV4の価格はPHEV以外のグレードでも、20万円ほど上昇するとの情報を入手しています。
MOBYでは改良型RAV4の価格表を入手済み!
発売日は9月下旬~10月上旬!新しい特別仕様車にも期待
![RAV4 Adventure "OFFROAD package" 2020年 フロント](https://car-moby-cdn.com/article/wp-content/uploads/2022/03/03105342/toyota_rav4_adventure_offroad_package_2020_front_side-1000x667.jpg)
改良後RAV4の生産開始日はすでに10月3日と決まっており、改良型が発売されるのはその前後となる9月下旬~10月上旬ころになりそうです。
また、今回の一部改良に併せて特別仕様車「アドベンチャー オフロードパッケージ」も廃止されます。その代わりにガソリンモデルとハイブリッドモデルに共通する新しい特別仕様車の存在も噂されています。
新たに追加される特別仕様車の詳細は未だ不明ながら、存在感あるアグレッシブな仕様となることは間違いないようです。
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- 執筆者プロフィール
- 伊藤友春
- 1981年生まれ。自動車専門Webライターとして執筆活動中。自動車の構造に明るく、ほとんどの整備や修理をDIYでこなす。輸入車・コンパクトカー・変わったデザインやコンセプトの車が好きで、現在の愛車はその最た...