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新型でももちろん登場?GR86の最強モデル『GRMN86』発売に期待高まる
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価格はなんと600万超え!“トヨタ生まれニュル育ち”の『86 GRMN』
トヨタがスバルと共同開発し販売しているスポーツカー『GR86』の先代にあたる『86』は、2012年2月に発表されるやいなや大きな話題となり、スポーツカーとしては異例となる大ヒットを記録しました。
その86の中でもっとも高価な、トヨタ自らが手掛けたコンプリートが2015年12月21日に発売された『86 GRMN』です。
スポーツカー開発の聖地とされているドイツのサーキット“ニュルブルクリンク”の北コースで開催された『ニュルブルクリンク24時間レース』でクラス優勝を果たした、86をベースにしたレーシングカーをモデルにした『86 GRMN』は、専用のエアロパーツやサスペンションを装備するほか、剛性アップのための補強材追加、カーボンファイバー製パーツへの交換などによる軽量化といったチューニングを実施。
エンジンにも手が入れられており、出力を向上させただけでなく応答性を高めるなど、よりスポーツ性能を高めたモデルとして販売されました。そのメーカー希望小売価格は、通常の86に比べ2倍から3倍近くにもなる648万円でしたが、即完売となるほどの人気を集めました。
GRカローラの抽選販売は12月2日から
コンプリートカーとして限定100台を抽選販売
高価ながら即完売となった86 GRMNは、その性能もさることながら、わずか限定100台という希少性の高さも人気を呼んだひとつとされています。
『GRMN』シリーズは86だけでなく、それ以前にも『iQ』や『ヴィッツ』、『マークX』で登場していて、いずれも100台から200台までの限定生産となっていました。86 GRMN以降には、ふたたびマークXが350台限定生産、最新のGRMNモデルとしては、2022年1月にGRヤリスのフルチューンモデルとして『GRMNヤリス』が500台限定で登場。
GRMNヤリスはもっとも高いグレード846万円、もっとも安いグレードでも731万円と、海外メーカーのスポーツカーを候補に入れても良い価格帯となるほど高価ではありますが、こちらも即完売したことから『GRMN』はユーザーにとって大きな魅力があることがわかります。
- 執筆者プロフィール
- MOBY編集部
- 新型車予想や車選びのお役立ち記事、車や免許にまつわる豆知識、カーライフの困りごとを解決する方法など、自動車に関する様々な情報を発信。普段クルマは乗るだけ・使うだけのユーザーや、あまりクルマに興味が...