「ワケあって3本出し」1.6リッターで300馬力超え！GRカローラのパワーの秘密とは

GRヤリスからさらに10%以上もパワーアップ！300馬力超え

GRカローラは、272馬力のGRヤリスと同じG16E-GTSエンジンを搭載しながら304馬力と、約11%も出力を向上しました。このことについて、GRカローラのチーフエンジニアである坂本尚之氏が海外メディアのインタビューで説明。

GRカローラのG16E-GTSエンジンでは、GRヤリスよりも出力を高めるために、より多くの燃料を燃やせるよう燃料ポンプの容量を20%増量。カムシャフトも改良し、混合機の吸入をスムーズにしました。増えた排気ガスを効率的に排出するため、排気パイプに設けられたバルブを一定の回転数以上で開放。これにより、排圧を抑えエンジンの冷却効率も改善したとしています。

GRカローラはGRヤリス同様の左右2本のマフラーに加え、中央部にも太いセンターマフラーが装備されていますが、このマフラーが排圧を下げるためのものとして機能。アグレッシブな後ろ姿を演出するセンターマフラーは、見た目だけでなくハイパワーを実現するためのものとなっています。

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「バーゲンプライス！」意外と安いと話題

GRカローラは執筆時点ではまだ価格が発表されていませんが、リークされた情報によれば、現地時間で2022年9月14日に北米仕様の価格が発表されるようです。

その価格は35,900ドルから49,900ドルになるとされており、執筆時点の日本円に換算すると約514万円から約715万円とGRスープラ並の価格帯。

しかし、日本で製造されることや現在のドル高の状況を踏まえると、日本仕様車の価格はもっと安くなる可能性があり、400万円前後と予想されます。

北米では、50,000ドル以上になると予想していた人は少なくなかったようで、「予想よりもずっと安い」「バーゲンプライスだ」といったコメントもありました。日本仕様車も「お買い得な車」として注目が集まるのかもしれません。

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