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トヨタの「陸の巡洋艦」って分かる人はいる?名前もカッコイイトヨタの車たち【推し車】

車名のカッコよさというのは個人の感性によりけりですが、ことトヨタ車に関しては「保守的で無難、オヤジくさいか商用車などビジネス色、大衆車のファミリー要素が強すぎる」というイメージに引っ張られ、カッコよさを思い浮かべにくい人が多いかもしれません。

しかしそこは多数の車種ラインナップを誇る日本最大、世界屈指の自動車メーカーだっけあって、探すと意外に「コレはカッコイイのでは?」という車名もあるものです。

そんな中から、車名とカッコよさのバランスが取れた、名前負けしていない車を3台、厳選してご紹介します。

未知への期待「セリカXX(ダブルエックス)」

2代目セリカXX 2800GT

スペイン語で「天の、天空の、神の、天国のような」を意味する「セリカ」に、未知数を表すアルファベット「X」を2つ重ねたのが、車名の由来。

海外では初代/2代目のスープラですが、日本では2代目まではセリカの直列6気筒エンジン搭載ロングノーズ版ということで、「セリカXX」を名乗りました。

ベースモデルにアルファベット2文字並べ「ダブル○」と名乗らせるのは車に限らず多く、原型に対し特別感や高級感、進化を感じさせる効果もあるほか、「X」の場合は未知への期待感も。

3代目以降はセリカと無縁の上級FRスポーツになったため海外と同じスープラへ改名しましたが、車名のカッコよさで「XX」は捨てがたいものがあります。

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本日の在庫数 180台
平均価格 168万円
支払総額 45~863万円

「ハリアー」の由来になった鳥は日本で絶滅寸前?

初代ハリアー

現在もトヨタの代表的なSUVであるハリアーですが、車名の由来はタカ科の「チュウヒ」という鳥の英語名。ミリタリー関連に詳しい人なら、イギリスやアメリカで使われた垂直離着陸機「ハリアー」の方が、馴染み深いかもしれません。

ただし、鳥の方の「チュウヒ(ハリアー)」は日本だと絶滅危惧種らしく、2018年から2020年にかけて日本野鳥の会が行った調査では、全国に136つがいしか確認できなかったそうです。

しかしヨタ車としては、まだ日本にレクサスが展開する前、レクサスRXの日本版をトヨタブランドで販売する時に付けられた名前。3代目以降はRAV4ベースで2代目までのイメージを踏襲しつつRXから独立し、まだまだ増殖中です。

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本日の在庫数 3176台
平均価格 299万円
支払総額 58~649万円

優雅に逞しく!陸の巡洋艦「ランドクルーザー」

2019年のダカールラリーで砂漠という海を渡る、「陸の巡洋艦」ランドクルーザー200

初代は警察予備隊(現・陸上自衛隊)向け軍用車両として開発、不採用後にトヨタジープBJ型として市販されるも、商標問題ですぐ、「陸の巡洋艦」を意味する「ランドクルーザー」へ改名された経緯を持つ名車。

巡洋艦といえば、海軍の水上戦闘艦としては戦艦に次ぐ存在。さすがに1950年代にバトルシップやバトルワゴンと名乗るのもナンですから、軽快に航走する優雅さと、主砲を振りかざすたくましさを併せ持つ巡洋艦というのは案外ハマっていますね

数種あるランドクルーザーでもモデルチェンジしたばかりのヘビー版・ランクル300は重巡洋艦、ライト版・ブラドが軽巡洋艦、かつて販売されたメガクルーザーが装甲巡洋艦か巡洋戦艦といったところでしょうか。

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本日の在庫数 546台
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支払総額 250~1,960万円

※この記事内で使用している画像の著作者情報は、公開日時点のものです。

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執筆者プロフィール
兵藤 忠彦
兵藤 忠彦
1974年栃木県出身、走り屋上がりで全日本ジムカーナにもスポット参戦(5位入賞が最高)。自動車人では珍しいダイハツ派で、リーザTR-ZZやストーリアX4を経て現愛車は1989年式リーザ ケンドーンS。2015年よりライタ...

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