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BC戦争を経てトヨタセダン王国の立役者も…長い歴史の最後を飾ったトヨタ車たち【推し車】

自動車には初代モデルの発売から50年以上も名前を変えず、モデルチェンジを重ねて長い歴史を誇る車もあれば、1代限りで終わってしまう車もあります。

中には長い歴史を誇ったにも関わらず、兄弟車への統合やイメージチェンジなど様々な都合で車名が廃止され、今では派生車やOEM車にも名残を残さない車もあります。今回はそんな「長い歴史を誇った末に最後を迎えた車」の中から、トヨタの3台を紹介します。

スプリンター(1968-2000・32年)

最後のスプリンター、8代目E110系スプリンターセダンLX

現在も販売好調なトヨタの定番大衆車カローラにかつて存在した兄弟車。ネッツ店の前身、トヨタオート店の若いユーザー層向けに初代カローラの2ドアファストバッククーペ版「カローラスプリンター」として誕生しました。

2代目以降はカローラ同様4ドアセダンを基本に、2ドアクーペなど多様なボディタイプ、派生車も数多く生まれました。しかし、1990年代のセダン需要激減で車種整理の対象となり、2000年に4ドアセダンとトレノ。2002年にはカリブ、ワゴン、バンも廃止となりました。

販売チャネル拡大で生まれ、大抵は存在感が薄く短命な兄弟車の中、異例の長い歴史を誇ったスプリンターは、マリオに対するルイージのような「偉大なる脇役」でした。

セリカ(1970-2006・36年)

ダウンサイジングで1.8L級となり、GT-FOUR廃止でFFスポーツへ特化した最後のセリカ、7代目T230系

カリーナは、アメリカで大衆車をベースにスポーティな外観と強力なパワーユニットを与えたフォード・マスタングなどの「スペシャリティカー」というジャンルの登場に伴い、その日本車版として登場しました。

しばらくはカリーナの姉妹車として。FF化以降はコロナ一族に連なり、WRCで活躍した4WDターボのGT-FOURや、カレンやワゴンのカルディナなどスポーティな姉妹車、ミッドシップ版MR2(2代目)を生み出します。

しかし1990年代のクーペ不振で需要激減。レビン/トレノと統合したダウンサイジング版FFスポーツでの再起も振るわずに廃止。現在はFRスポーツのGR86が事実上の後継車です。

コロナ(1957-2001・44年)

トヨタ初の直噴エンジン「D-4」を搭載するなど重要な役割を最後まで果たした最終型コロナ、11代目T210系コロナプレミオ

初代トヨペットRS型クラウンで量販セダンのノウハウを確立したトヨタが、日産のダットサン210など小型大衆車でも地位を固めるべく開発。

初代はクラウンやタクシー用のマスターなどの部品を流用した急造で評価は低く、その後も日産 ブルーバードに苦戦を強いられました。しかしBC(ブルーバード・コロナ)戦争と呼ばれた販売合戦で力をつけて逆転。クラウンやカローラともどもトヨタ王国を作り上げした。

FF化でセリカやカリーナを姉妹車として従え、一時は多数のトヨタ車のベーシックモデルとなりました。しかし、コロナプレミオと改名した11代目を最後にコロナとしては廃止。後継のプレミオ/アリオンは2021年まで販売されていました。

※この記事内で使用している画像の著作者情報は、公開日時点のものです。

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執筆者プロフィール
兵藤 忠彦
兵藤 忠彦
1974年栃木県出身、走り屋上がりで全日本ジムカーナにもスポット参戦(5位入賞が最高)。自動車人では珍しいダイハツ派で、リーザTR-ZZやストーリアX4を経て現愛車は1989年式リーザ ケンドーンS。2015年よりライタ...
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