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売上より性能を求めて作られた結果…一代きりで終わった名車たち(輸入車編)【推し車】

国産車と同じく、海外メーカーの車にも「同じ車名(あるいはシリーズ、クラス名)でモデルチェンジを繰り返す車」と、「一代限りで終わる車」があります。

プジョーのように数字名を車名とする場合など、モデルチェンジのたび型式のごとく数字を進める結果、一代限りとなる車名(そうでない場合もある)も少なくありません。

今回はそんな輸入車でも、本当の意味で一代限りだった車から厳選した3台を紹介します。

ルノー 5ターボ(1981年)

グループBマシン、ルノー マキシ5ターボ(5ターボマキシ、5マキシ・ターボなど呼び方は複数あり)

1972年に発売されたFF小型ハッチバック大衆車「5(サンク)」を、ラリー用として大幅に手を入れた車。当初、グループ4マシンとして投入し、後継のグループBでも最終的に5マキシターボに発展しました。

リヤミッドシップ・後輪駆動へ変更されたのが最大の特徴で、既に4WDターボが登場していたWRC(世界ラリー選手権)でもターマック(舗装路)イベントでは何度か優勝しています。

グループ4規則を満たす400台(通称ターボ1)が生産された後、快適性を高めつつ競技用の高価な部分をコストダウンした安価なターボ2が人気となりました。しかし市販大衆車の形をした2シータースポーツという特殊な車であったため、一代限りとなってしまいました。

ハマー H1(1992年)

リヤのスタイルがベースのハンヴィーと同じ、ハマーH1スラントバック

ジープの後継として米軍が採用した、AMゼネラル製汎用4WD軍用車両「ハンヴィー」が元となっている車。俳優や元カリフォルニア州知事としても知られるアーノルド・シュワルツェネッガーの要望に応じた市販モデルです。

後にトヨタが自衛隊向けに開発した高機動車(民生名メガクルーザー)と同様、非常に頑丈で悪路走破性も優れています。しかし、トヨタのように4WS(4輪操舵)を採用しなかったため小回りは効きません。

日本よりも広いであろうアメリカの住居でさえも、車庫入れで犬小屋を轢き潰したと言われるほど、大柄なボディを持て余していた事、また高価で燃費も悪かったため、一代限りとなってしまいました。似た形でより乗用車的なハマーH2が後継となっています。

BMW Z3(1996年)

BMW Z3

初代マツダ MX-5ミアータ(ユーノス ロードスター)の成功を受け、世界的に流行したライトウェイト・オープンスポーツのBMW版。

3シリーズの旧モデル用プラットフォームを流用し、当初は1.9リッター直4エンジンのみの安価なスポーツカーとして販売開始。後に2.8リッター直6版や高性能な「BMW M」版、ハッチバッククーペ版が追加されています。

しかし、小型軽量安価なオープンスポーツは一過性のブームで、マツダ、ロータス(エリーゼ)やポルシェ(ボクスター)以外はほとんど長続きせず。Z3も同時期に開発されていた格上のZ4へ集約され、一代限りとなりました。

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執筆者プロフィール
兵藤 忠彦
兵藤 忠彦
1974年栃木県出身、走り屋上がりで全日本ジムカーナにもスポット参戦(5位入賞が最高)。自動車人では珍しいダイハツ派で、リーザTR-ZZやストーリアX4を経て現愛車は1989年式リーザ ケンドーンS。2015年よりライタ...
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