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《スクープ!》ジムニー10月から値引きゼロ&受注停止?スズキの厳しい内情をキャッチ

1年以上どころではない!長納期のジムニーシリーズ

2018年の発売以来、人気を博す4代目ジムニー。すっかり街中でも見慣れたが、納車待ちのユーザーはまだ多くいるようだ

デビューから丸4年が経過しようとしているスズキ ジムニー&ジムニーシエラ。本来であれば、4年目には大きな仕様変更があってもいい時期ですが、今もって両モデルとも納期が1年以上という状態が続いています。

各ディーラーに問い合わせたところ、ジムニーよりもジムニーシエラの方より納期までの時間がかかる傾向にあるようです。

都内にあるスズキ直営系のディーラーによれば、ジムニーシエラの1営業所あたりの1か月の割り当て台数は15台ほど。これに対して、200台以上のバックオーダーを抱えているといいますから、その数で計算すると1年以上どころの納期ではないことになります。

最近は、あまりに顧客を待たせている契約については、ディーラーからメーカーに生産の催促ができるシステムが導入されたようで、焼け石に水とは言え、ほんの僅かだけ納期が短縮されることもあるようです。

変わらぬ長納期に苛立つ人も多いと思いますが、やはり発注した人の中には様々な理由からキャンセルをする人が半数はいるんだとか。契約時に10万円の手付金を支払うケースがほとんどですが、あまりの長い納期のため、キャンセルしても全額返金されるようです。

スズキを苦しめるCAFE規制の影響も大きい

©AlexanderNovikov/stock.adobe.com

スズキはこのような長納期の要因として、コロナ禍の影響と半導体不足を挙げています。

スズキは現地法人と協力してインドに新工場を建設し、ジムニーシエラの輸出分を生産する計画を立てていました。これにより、日本国内の流通状態が改善されるという見通しだったのです。

しかし稼働したばかりの新工場は、コロナによってすぐに停止状態に。結果、静岡県にある湖西工場で生産されるジムニーシエラは、相変わらずそのほとんどが輸出用に割り当てられる状態になっているといいます。

大和証券系の調査会社・大和総研は、ある分析結果を8月上旬に発表しました。それによると、国内のPC・スマートフォン用の半導体不足はすでに解消している傾向にあるものの、自動車に使われる半導体「マイコン」のみは相変わらず供給が逼迫しているのではないかといいます。

ある営業担当者は、私見としながらも「自動車業界に課せられた環境規制(CAFE)の影響で、ジムニーはいつまでも納期が短くならないと聞いたことがある」と語ります。

燃費性能がいいとは言えないジムニーシリーズは、スズキに課せられた排出総量をできるだけ超えないようにするために、受注があっても思うように生産できないというのです。

執筆者プロフィール
山崎 友貴
山崎 友貴
1966年生まれ。四輪駆動車専門誌やRV雑誌編集部を経て、編集ブロダクションを設立。現在はSUV生活研究家として、SUVやキャンピングカーを使った新たなアウトドアライフや車中泊ライフなどを探求中。現在の愛車は...
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