更新
日産車で見かける「NISMO」とは?通常モデルとの違いやブランドの成り立ちを解説
2026年8月27日には、「フェアレディZ」と「フェアレディZ NISMO」のマイナーチェンジモデルが発売されました。日産のラインナップには、このように「NISMO」の名を冠したモデルが複数存在します。
いったいNISMOとはどのようなブランドなのか、その成り立ちや通常モデルとの違いを見ていきましょう。
「NISMO」はNISsan MOtorsportの略

NISMOは2024年に誕生40周年を迎えており、長年にわたるレース活動を通じて技術を磨いてきたブランドです。
その歴史は、日産のモータースポーツ部門を母体として1984年に設立された「ニッサン・モータースポーツ・インターナショナル株式会社」から始まりました。同社は2022年にオーテックジャパンと統合され、現在は日産モータースポーツ&カスタマイズ株式会社がNISMOブランドのモータースポーツ活動や商品開発などを担っています。
2024年時点で創業から40周年を迎えており、長年にわたってレース活動をとおして技術を磨いてきたブランドといえます。
NISMOのコンセプトは「レースシーンで磨かれた日産の究極のパフォーマンス」であり、ロードカーの販売だけでなく、カスタマイズパーツの販売やモータースポーツ活動への参加など幅広いサービスを展開しています。
NISMOロードカーでは、車種に応じてボディやシャシーの強化、専用サスペンションのチューニング、1mm単位までこだわった空力設計などが行われています。
また、NISMO公式サイトでは、専用部品の取り付けや精度確認に加え、サイドシルやバンパーなどの塗装で、職人が3つの工程に分けてマスキングを行う様子も紹介されています。
こうした開発や製造の背景を知ることで、NISMOが外観だけを変更したモデルではないことが分かります。
デザインや価格帯に対するさまざまな声も

こうした開発背景を持つNISMOに対し、ユーザーからは乗り心地やデザインに対する評価が目立ちます。
たとえば、あるユーザーは「値は張るけれど、NISMOの乗り心地が気に入っている。乗り換える予定はないのに、新型が発表されるたびについチェックしてしまう」とコメントしており、価格の高さを認識しながらも、その走行性能や乗り味に魅力を感じている様子がうかがえます。
また、デザイン面に対する評価も多く見られ、「デザインがかっこよく、プレミア感がある」といった声や、「フェアレディZ NISMOなどは1000万円近くする価格帯だが、デザインがかっこよく走行性能もよさそうなので、購買層は一定数いるだろう」といった意見も挙がっていました。
こうした声からは、NISMOが単なる外観のカスタマイズブランドではなく、走行性能とデザイン性を両方兼ね備えた存在として認識されていることがわかります。
一方で、「色を変えてエンブレムを付けただけというイメージがある」といった声も一部には存在し、NISMOの技術的な背景がユーザー全体に十分に伝わっていないケースもうかがえます。
実際には、ボディやシャシーの統合的な強化、エアロダイナミクスの1mm単位の細部設計、手作業による組み付けや3ステップのマスキング工程による塗装作業など、外観だけでなく内部構造にも手が加えられているのが実情ですが、こうした背景を知ることでNISMOというブランドに対する見方も変わってきそうです。
まとめ
レース活動で培った技術や経験をロードカーへ反映しているNISMO。SNS上ではデザイン性や走行性能を評価する声がある一方、外観を中心としたカスタマイズブランドと捉える意見も見られます。
実際のNISMOモデルには、車種ごとにパワートレインやボディ、シャシー、空力性能などへ専用のチューニングが施されています。専用部品の取り付けや調整にも人の手が加わるなど、見た目だけでは分からない部分まで造り込まれているのが特徴です。
- 執筆者プロフィール
