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【日産 フェアレディZの歴史】初代から現行モデルまで全6世代

日産 フェアレディZ とは?コンセプトは50年たっても変わらず

日産 フェアレディZ 現行

フェアレディZは日産自動車が製造・販売する、日本を代表するスポーツカーの1台です。

1960年代にフェアレディZの開発・販売を企画したのは、米国日産の社長を務め、のちに「フェアレディZの生みの親」と慕われた片山 豊氏。同氏が語った「長距離を自由に移動できる高性能スポーツカー」は、現在のフェアレディZの開発コンセプトにも活かされています。

この記事ではフェアレディZとは何か?そして「全6モデル」を振り返り、次期新型フェアレディZ「Z35型」の最新情報をお届けします。

フェアレディZの源流 ダットサン・フェアレディとは

ダットサン・フェアレデー 1200

ダットサンフェアレディ 1200

ダットサン・フェアレディは、日産自動車が製造しダットサンブランドで販売したスポーツカーでありフェアレディZの源流といえる車です。ダットサン・セダンをベースに作られた「ダットサン・スポーツ」の後継モデルに「フェアレディ」の名前が冠されることになります。

ダットサン・フェアレディは1959年に登場し、2世代まで進化。輸出も本格化したため、型式には左ハンドル(Left handle)を表す「L」が付けられています。(初代の表記は「フェアレデー」)

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車名「フェアレディZ」の由来

車名の「フェアレディ(FAIRLADY)」は貴婦人、「Z」はアルファベット最後の文字から「究極」を意味しています。

当時の日産自動車の川又社長がブロードウェイミュージカルの「マイ・フェア・レディ」に感銘を受け、車にも洗練されてゆく美しさを求めたといわれれています。

【1代目】フェアレディZ:S30型(1969〜1978年)

フェアレディZ(S30型)

日産 フェアレディ Z-T S31型 1977年

初代フェアレディZは先代の「ダットサン・フェアレディ」に代わり、1969年にデビューした日産を代表するスポーツカーとして世界総販売台数55万台(国内販売は8万台)を達成した世界的にその名を轟かせ、とくに北米市場での人気は絶大でした。

初代フェアレディZは、2.0〜2.8Lの直列6気筒エンジンを搭載。ヨーロッパ車に匹敵するスペックと魅力的なボディスタイルでありながら、廉価であることが最大の武器でした。

歴代フェアレディZのアイデンティティといえば、「ロングノーズ・ショートデッキ」のボディ。フロントに直列6気筒エンジンを搭載したロングノーズに、キャビンとリアオーバーハングを最低限にとどめた、今では古典的とも言えるスタイルです。

【2代目】フェアレディZ:S130型(1978〜1983年)

フェアレディZ 280Z-T(S130型)

日産フェアレディZ S130型 280Z-T

フェアレディZは最初のフルモデルチェンジを受け、1978年に2代目がデビューします。

1代目のロングノーズ・ショートデッキスタイルを継承しながらも、全長は空力特性の向上のため拡大。リアサスペンションストラット式からセミトレーリングアームに変更され、燃料タンクとスペアタイヤ格納位置も後方へ移動しました。

初代を正常進化させた2代目フェアレディZは41万台を生産。国産初の乗用車用ターボエンジンとして開発された「L20ET搭載」のターボ車も投入された記念すべきモデルです。

【3代目】フェアレディZ:Z31型(1983〜1989年)

フェアレディZ 300ZX(Z31型)

日産 フェアレディZ Z31型 300ZX

3代目フェアレディZもロングノーズ・ショートデッキのコンセプトを引き継ぎつつも、エクステリアデザインは大きく変化しました。一番大きな変更点は、丸型ヘッドライトを当時流行していたセミリトラクタブルヘッドライトに変更したことです。

全グレードにV型6気筒ターボエンジンを搭載していましたが、後にターボを搭載した直列6気筒モデルが加わります。

1986年のマイナーチェンジでは、日産デザインインターナショナル(米国)のデザインによるエクステリアが採用され、300ZX / 300ZR(3.0L エンジン)を搭載モデルは大幅な意匠変更が施されます。累計生産台数は33万台です。

【4代目】フェアレディZ:Z32型(1989〜2000年)

フェアレディZ(Z32型)

日産 フェアレディZ

4代目フェアレディZは、初代から引き継がれたロングノーズ・ショートデッキのスタイル大幅変更。「ワイド・ロー」のスタイルを手に入れ、ヘッドライトも迫力のある固定式となりました。

高性能スポーツカーとしてさらに強化された3.0Lツインターボエンジンは、国内最強の馬力を誇り300PSを発生。しかしこのパワフルさは、当時の運輸省(現・国土交通省)の指示により、国内自動車メーカー間で「280PS自主規制」の取り決めが生まれるきっかけとなりました。

4代目は16万台を売上げましたが、バブル崩壊の影響で2000年12月に販売を一旦終了。当時フェアレディZは絶盤車となりました。

【5代目】フェアレディZ:Z33型(2002〜2008年)

フェアレディZ(Z33型)

日産 フェアレディZ Z33型

ルノーとの資本提携によりルノー傘下となった日産。企業方針が変わり、5代目フェアレディZ(Z33型)は21世紀に向けた新時代の「フェアレディZ」として生まれ変わりました。

エンジンはさらに進化を続け、馬力規制緩和もあって3.5L VQ3DE型エンジンは294PS、VQ35HR型エンジンは313PSまで向上するに至ります。

また、新しいボディタイプとしてオープンモデルの「ロードスター」も発売されました。アメリカンテイストの漂うこのエクステリアデザインは、原来のファンからは賛否両論。しかし、Z33型は新時代の日産がリリースした新時代のフェアレディZといえるでしょう。

フェアレディZ(Z33型)について

【日産 フェアレディZ Z33 総合情報】中古車選びの注意点からエアロやカスタム例まで

【6代目】フェアレディZ:Z34型(2008年〜)

フェアレディZ(Z34型)

日産 フェアレディZ Z34型

2002年に復活して初めてのフルモデルチェンジをむかえたフェアレディZは、Z34型に進化。4代目で失われたフェアレディZのアイデンティティである「ロングノーズ」を表現するために、ホイールベースが100mm短縮され、Z本来のボディスタイルが再現されています。

改良にあたっては、エンジンの重量増加・安全性の向上・車体剛性の強化と、軽い車両重量を両立。ヘッドライトは特徴的な形となり、パワートレインはスカイラインで採用された「3.7L VVELエンジン」の搭載で、最高出力は336PSを発生します。

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次期新型フェアレディZ(Z35)の噂

フェアレディZ レンダリングCG(2018年3月)

フェアレディZ レンダリングCG

次期新型フェアレディZは「Z35」というコードネームですでに開発が進められているという噂です。メルセデスベンツと共同開発されるとの噂もあります。

パワートレインについても確実な情報はありません。最高出力400PSオーバーのV6DOHCツインターボ「VR30DETT」が搭載される報じられる一方、新型インフィニティQ60とプラットフォームやエンジンを共有するとも言われています。

また、パワートレインとして「メルセデス AMG」のエンジンが供給されることになれば、大パワーと高トルクを兼ね備えた究極の「Z」が誕生する可能性もあります。

またハイブリッド化されるという噂もあるなど、さまざまな憶が飛び交っています。それほど「新型Z」に対する期待が高まっているといえるでしょう。

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新型フェアレディZに関する噂通りであれば、2019年に発表となり2019年末から2020年の発売となるかもしれませんが、まだ噂段階で信憑性の高い情報は出てきていません。

MOBYでは新型フェアレディZに関する最新情報を入手次第お届けします。

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この記事の執筆者
宮代ツトム