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【リアル悪魔のZ】は実在した!?無造作に積まれたフェアレディS30Z、あのシーンに似すぎ!
「悪魔のZ」は実在した!?
車好きなら知らない者はいないレース漫画「湾岸ミッドナイト」。主人公・朝倉アキオがフェアレディ S30Zに乗り込み、夜の首都高速湾岸線を舞台に数々の白熱したレースを繰り広げていくストーリーです。
このフェアレディ S30Zは、通称「悪魔のZ」と称され、ドライバーたちは恐れながらも、Zに魅入られていきます。
とある場所で「悪魔のZ」が見られると、一時期Twitterで話題にもなりました。
suzusyo(@suzusyo31)さん提供の現場写真

2018年8月13日、「一時期Twitterで話題になってたリアル悪魔のZ」というツイートと共に投稿された画像がこちら。
アキオは車の解体所でボロボロの状態で放置してあった悪魔のZを見つけるのですが、まるでこの名シーンを再現したかのような現場写真です!
劇中で印象に残るアキオと悪魔のZの出会いのシーンの再現率が高すぎると、Twitterでは一躍話題に。実車版「悪魔のZ」に、ネットも賑わいました。
“悪魔のZ” 実車を見たネット民の反応
これかっこいい!
これボンネットの中に28改エンジン入ってるやつ(笑)
なんだか元オーナーの名前が気になりますね…!
アキオ来ないのか!?
レストアしてほしい!
画像を投稿したのは、Twitterユーザーのsuzusyo(@suzusyo31)さん。とある車屋の雑品置き場で見かけたとのこと。投稿は瞬く間に拡散され、多くの湾岸ミッドナイトファンからコメントが殺到していました。
悪魔のZは実在したのでしょうか!? この車屋さんが気になりますね…!
悪魔のZは初代フェアレディZ

アキオが駆るフェアレディ S30Z、通称「悪魔のZ」は、初代フェアレディZです。
先代の「ダットサン・フェアレディ」に代わり、1969年にデビュー。世界総販売台数55万台(国内販売は8万台)の大ヒットを記録した名車です。とくに北米市場での人気は絶大でした。
2.0〜2.8Lの直列6気筒エンジンを搭載していますが、湾岸ミッドナイトにおいて「悪魔のZ」はチューンナップにより、常軌を逸した速さを誇る最強の車として登場しました。
これまでに運転してきたドライバーたちは乗りこなすことができず、幾度となく事故を起こしたことで「悪魔」の異名が付けられます。
「悪魔」の名前とは思えないほど美しいデザイン
作中では「悪魔」と呼ばれる初代Zですが、見た目はその名が似合わないほど、美しいデザインをしています。当時、ヨーロッパ車に匹敵するスペックと魅力的なボディスタイルでありながら、廉価であることが最大の武器でした。
初代Zから歴代モデルに受け継がれることになる”ロングノーズ・ショートデッキ“のボディは、フェアレディZのアイデンティティのひとつといえます。
【日産 フェアレディZの歴史】初代から現行モデルまで全6世代
- 最新「フェアレディZ」中古車情報
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本日の在庫数 826台 平均価格 193万円 本体価格 22~3,300万円 -
新型フェアレディZもデザインを踏襲

ロングノーズ・ショートデッキは今では古典的とも言えるスタイルですが、最近公開されたフェアレディZ 次期新型プロトタイプを見ると、そのデザインが脈々と受け継がれていることがわかります。
次期型Zは通称「400Z」と呼ばれています。すでに市販モデルの特許画像も提出されており、プロトタイプとほぼ同じデザインで発売されるとみてよいでしょう。
ついに新型日産フェアレディZ「400Z」市販車モデルの特許画像が公開!

「悪魔のZ」で現在も根強い人気を誇る初代フェアレディZ。新型がデビューすれば7代目Zということになります。1969年からの歴史ある車が時代とともに変遷し、さらに魅力的になって登場するかと思うと、ワクワクが止まりませんね。
新型フェアレディZの発売が待ち遠しいです!
上で紹介した新型プロトタイプの画像は、こちらの記事でじっくり楽しめます。
※この記事は2018年に公開した記事を再編集したものです
【動画&画像30枚】新型日産フェアレディZプロトタイプの内装、オマージュした先代との対比
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