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6月8日はルンバの日!日産 マーチ・ルンバと愉快な仲間たち【推し車】

南国の陽気でなまめかしいメロディーに乗って、ダンスを踊る…6月8日、「ルンバの日」はそんな日ではなく、もちろんロボット掃除機「ルンバ」の誕生日!

ここぞとばかりにルンバに乗った、勇ましくも可愛らしいネコの動画がSNSにあふれるかもしれませんが、クルマにも「ルンバ」はあります。

今回はオーテックが日産 マーチ(2代目K11)をベースにカスタマイズした、音楽がサブネームの特別仕様車たち、「マーチ ルンバと愉快な仲間」をご紹介しましょう。

マーチ タンゴ(1996年)

タンゴのリズムで走りたい、ラテン系カフェレーサー風

日産 マーチ タンゴ

1992年の発売から4年は大きく変わらず、初代のように多彩なパイクカーもなかった2代目マーチ(K11型)でしたが、1996年5月に沈黙を破りマーチ タンゴが登場。

専用の前後バンパーにリアスポイラーやサイドステップ、メッキがまぶしいドアミラーやアルミホイール、パープルのシートを装着しますが、最大の特徴は縦長でメッキ枠にメッシュのフロントグリル。

かなり奇抜な顔つきですが、アルゼンチン・タンゴを聴きながら眺めれば、不思議とラテンの血が騒ぐ気がします。

タンゴのメロディーで乗り込み、楽しそうだけど発進せずに降りて写真撮影を始める、「いつまでもタンゴしてないで早く走れよ!」と言いたくなるCMも印象的でした。

マーチ ボレロ(1997年)

クライマックスが荘厳かつ勇猛な名曲「ボレロ」に恥じぬ力作

日産 マーチ ボレロ(2代目マーチ版)

1997年10月、2代目マーチ初のマイナーチェンジから5ヶ月後に登場、タンゴと異なり丸型ヘッドライト/テールライトを含め全面的に換装したフロントマスクとリヤビュー、ドアトリムやステアリングなどシート以外も専用品がおごられ、内外装は通常のマーチから一変。

一定のリズムの中、穏やかな導入部から勇壮なクライマックへ至る、バレエ曲の名曲「ボレロ」そのままに、落ち着いた外装に乗り込めば特別感ある内装で次第に高揚し、重厚感と勇ましさを感じさせつつ走り去るというシーンがよく似合いそうです。

パイクカーを除けば歴代マーチ派生車でも屈指の名作、「ボレロ」だけは現行マーチやデイズにも受け継がれています。

マーチ ルンバ(1998年)

コーヒーブラウンで「コーヒールンバ」とシャレこむのもアリ?

日産 マーチ ルンバ

今回の本題、マーチ ルンバは1998年11月登場、丸型ヘッドランプ/テールランプはボレロの流用、横長の台形メッキグリルや前後バンパー、シートは専用品で、主に外装でラテンのリズムをイメージ。

キューバ生まれで祝い事の音楽であるルンバは、テンポの速い「コルンビア」から遅い「ヤンブー」までさまざまですが、オーテックはどのルンバをイメージしたのでしょうか。

音楽としてのルンバではないものの、多くのアーティストにアレンジされつつ歌い継がれている「コーヒールンバ」をイメージし、コーヒーブラウンに塗っても面白そうです。

なお、2代目マーチのオーテック特別仕様車は、2000年12月に最後の「ポルカ」が発売されました。

最新「マーチ」中古車情報
本日の在庫数 1164台
平均価格 64万円
支払総額 12~295万円

※この記事内で使用している画像の著作者情報は、公開日時点のものです。

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執筆者プロフィール
兵藤 忠彦
兵藤 忠彦
1974年栃木県出身、走り屋上がりで全日本ジムカーナにもスポット参戦(5位入賞が最高)。自動車人では珍しいダイハツ派で、リーザTR-ZZやストーリアX4を経て現愛車は1989年式リーザ ケンドーンS。2015年よりライタ...

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