2023年09月14日更新

“ロータリーエンジン搭載車”ついに復活！マツダ『MX-30 Rotary-EV』予約受注開始

ロータリーエンジン搭載のプラグインハイブリッド『MX-30 Rotary-EV』11月に発売
価格は423.5万円から。随所にローターのモチーフ配した特別仕様車『Edition R』も設定

ロータリーエンジン搭載のプラグインハイブリッド『MX-30 Rotary-EV』11月に発売

マツダは2023年9月14日にロータリーエンジンを発電機として使用するプラグインハイブリッドモデル『MX-30 Rotary-EV』の予約販売を開始したことを発表しました。

『MX-30』は2020年10月に日本市場で販売が開始されたクロスオーバーSUVで、当初は2リッターエンジンに低出力のモーターを組み合わせたマイルドハイブリッドモデルのみをラインアップしていましたが、翌2021年1月にバッテリーEVモデル『MX-30 EV』を追加。

今回新たに追加された『MX-30 Rotary-EV』で、MX-30のパワートレインはマイルドハイブリッド、バッテリーEV、プラグインハイブリッドの3タイプとなりました。なお、『MX-30 Rotary-EV』の発売は11月を予定しています。

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価格は423.5万円から。随所にローターのモチーフ配した特別仕様車『Edition R』も設定

『MX-30 Rotary-EV』のハイブリッドシステムは830cc1ローターのロータリーエンジンを発電機として使用し、駆動はモーターで行うシリーズ式を採用しました。

バッテリーに蓄えた電力のみで走行できる航続可能距離は107kmを確保。加速などで大きな出力を必要とするときや長距離の移動時などはロータリーエンジンでの発電を実施し、また普通・急速両方の方式に対応した充電機能や1,500Wの給電機能、使用シーンに合わせて選択できる「EVモード」「ノーマルモード」「チャージモード」の3つの走行モードなどを備えています。

デザインでは、内装色に従来の『MX-30』で設定していたホワイト内装のホワイト内装「Modern Confidence」とブラウン内装「Industrial Classic」の2色に加え、新たにブラック内装「Natural Monotone」を追加しました。

また、『MX-30 Rotary-EV』のみの特別仕様車として設定される「Edition R」では、ローターの形状を模したバッジやエンボス加工をインテリアの随所に配置するほか、外装にも差し色として、『R360 クーペ』の「マローンルージュメタリック」を差し色として採用しています。

『MX-30 Rotary-EV』は全車前輪駆動（2WD）モデルのみとなり、メーカー希望小売価格はベースグレードで4,235,000円とし、「Industrial Classic」「Modern Confidence」と「Natural Monotone」は4,785,000円、特別仕様車の「Edition R」は4,917,000円です。