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「昔そんな車があったな!」と思う復活までのブランクが長かった車たち【推し車】
クルマの車名はメーカーが商標登録している中から採用されますが、中には一旦販売を終了したものの、その後も所有し続けたのか、登録し直したのか、かなり久々に復活する車名も存在します。
「昔そんな車があったな!」と懐かしがるような車もあれば、マニアでもなければ知らない車、あるいは復活したものの再び販売終了ではかなく消える車名もあったりで、今回は「復活までのブランクが長かった車名」のクルマを紹介します。
スバル ジャスティ(22年ぶり)
当時の軽自動車レックスと、車格が上がった小型車レオーネの隙間へ1984年に登場したコンパクトカーが初代で、FF化した2代目レックスの拡大版。
初期1.0L、後に1.2L化されるスバル唯一の直列3気筒エンジンは、サンバーの小型車版ドミンゴにも使われました。
海外では他社OEMで継続するも、国内では後継車もなく1994年に販売終了、しかしトヨタとの提携でダイハツOEM車を売るようになると、小型スーパーハイトワゴン、トールのOEM供給版として、22年ぶりにジャスティの名がが復活。
姿形やコンセプトもだいぶ異なるとはいえ、ともに軽ベースのコンパクトなリッターカーという意味では共通です。
- 最新「ジャスティ」中古車情報
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本日の在庫数 79台 平均価格 121万円 支払総額 60~205万円
三菱 コルト(32年ぶり)
2002年のコルト発売時、「懐かしい名前を引っ張り出したね」と思った人がいたかもしれません。
三菱自動車が1970年に三菱重工から独立する前、乗用車は最初の三菱500や高級車デボネア以外、全て「コルト◯◯」。
1962年のコルト600に始まる水島製作所系、1963年のコルト1000に始まる名古屋・京都製作所系のコルトがあったものの、三菱重工からの独立にあたり、社内競合も車名も一旦精算。
最後にコルトを名乗ったのは1969年発売のコルトギャランで、翌年ギャラン(初代)へ改名。
2002年のコルトは32年ぶりの車名復活ですが、2013年の販売終了で再び眠りにつき、いずれEVでまた復活するのかもしれません。
- 最新「コルト」中古車情報
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本日の在庫数 133台 平均価格 79万円 支払総額 16~282万円
ダイハツ タフト(36年ぶり)
画期的な軽4WDオフローダー、ホープスターONを原型にした初代ジムニー発売から数年、初の1L級小型本格オフローダーとして1974年に発売したのが初代で、トヨタから1.6Lエンジンの供給を受け、トヨタビスタ店へ初代ブリザード(1980年)としてOEM供給しました。
ただしRVブーム以前で国内人気は低いまま1984年に販売終了、2020年に36年ぶりの車名復活で初代も紹介され、ようやく知名度が上がった形です。
スパルタンなオフローダーの初代に対し、現行の2代目はどちらかといえば大型ガラスルーフ「スカイフィールトップ」が売りの、オフローダールックな軽クロスオーバーSUVと、コンセプトはかなり異なります。
- 最新「タフト」中古車情報
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本日の在庫数 3060台 平均価格 159万円 支払総額 90~399万円
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- 執筆者プロフィール
- 兵藤 忠彦
- 1974年栃木県出身、走り屋上がりで全日本ジムカーナにもスポット参戦(5位入賞が最高)。自動車人では珍しいダイハツ派で、リーザTR-ZZやストーリアX4を経て現愛車は1989年式リーザ ケンドーンS。2015年よりライタ...