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レクサス UX300eが“マニュアル車”に!?どう見てもMT運転な車載動画を公開
『ドライビングエクスペリエンスを革新する “LEXUS ELECTRIFICED”』発表
レクサスの欧州部門は、現地時間2022年12月5日に『LEXUS ELECTRIFIED TO REINVENT THE DRIVING EXPERIENCE(ドライビングエクスペリエンスを革新する “LEXUS ELECTRIFICED”)』を発表しました。
カーボンニュートラルに向けたレクサスの取り組みでは、2030年までにBEVのフルラインナップを目指し、欧州、北米、中国の3地域では2030年までに、グローバルでは2035年までにBEVのラインナップ比率を100%にするという目標が掲げられています。
レクサスは、ラインアップを拡大するだけでなく、電動車のパフォーマンスやドライバーの体験も高めることを目指し、Lexus Electrified SportのようなスポーツBEVについても市販予定としてすでに発表済です。
『MANUAL BEV』デモンストレーション動画を公開
レクサスはこの発表の中で、内燃機関搭載のマニュアル・トランスミッション車のような運転を体験できるバッテリーEV『MANUAL BEV』を紹介しています。
内燃機関を持たないバッテリーEVは、本来トランスミッションが不要なものですが、レクサスはバッテリーEVにおいても内燃機関搭載車のような運転をドライバーが体験できるよう、シフトレバー、クラッチペダル、タコメーターを備え、エンジン音も再現する車を開発。
バッテリーEVのUX300eをベースにした開発車両の車載映像も公開しており、この映像からは、内燃機関搭載のマニュアル・トランスミッション車としか思えないほどの仕上がりであることが確認できます。
レクサスはこのMANUAL BEVについて、「再現できなかったのはガソリンのにおいだけ」とコメント。内燃機関搭載のマニュアル・トランスミッション車を運転する体験ができるバッテリーEVとして、自信を持っているようです。
フルモデルチェンジでUX300hがデビュー?
各ドライバーにパーソナライズした体験を提供
先述の、レクサスがバッテリーEVに採用する、電動四輪駆動技術の『DIRECT 4』やステア・バイ・ワイヤシステムの『ワンモーショングリップ』、そして『MANUAL BEV』は、すべてソフトウェアベースのシステムとなっています。
そのため、レクサスはこれらを各ドライバーにあわせたカスタマイズが可能だとし、パーソナライズした運転体験を提供することができると発表。
MANUAL BEVの紹介では、直列4気筒エンジンとV型8気筒エンジンのエンジン音をセレクターで選択できることが一例として登場しており、さまざまな車種の運転体験を再現したマッピングを選択できると説明しました。
最後の内燃機関搭載フラッグシップスポーツとして2024年に登場?
シーンにあわせて“スポーツモード”を活用しよう
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- MOBY編集部
- 新型車予想や車選びのお役立ち記事、車や免許にまつわる豆知識、カーライフの困りごとを解決する方法など、自動車に関する様々な情報を発信。普段クルマは乗るだけ・使うだけのユーザーや、あまりクルマに興味が...