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「時代に殺された“デートカー”」輝きはそのまま…なのに人々は見向きもしなかった~ホンダ4代目・5代目プレリュード【推し車】

どれだけいいクルマでも需要がなければ無意味!

もう何をどうしようと2ドアクーペが売れる時代は帰ってこない…とホンダが理解するまでには、結構時間がかかった(画像は5代目プレリュード)

「デートカーなどで多用された2リッター級クーペ」というジャンルはバブル崩壊とRVブームで終了、残った車種はスポーツ路線に転じたり趣味性で生き残りを図り、やがては全て消えていったわけですが。

中には3ナンバー化でボディサイズ拡大、排気量アップを経て車格アップのうえでしぶとく続けようとした車種もありまして、4代目/5代目ホンダ プレリュードはその好例でしょう。

乗ってみれば快適性と走行性能のバランスが取れたよいクルマでしたが、どれだけ良くとも需要がなければ無意味…MOBY編集部がAIに聞いた、「30~50代のクルマ好きが気になる名車」に選ばれたのも、「クルマは悪くないんだけどね」という想いからかもしれません。

執筆者プロフィール
兵藤 忠彦
兵藤 忠彦
1974年栃木県出身、走り屋上がりで全日本ジムカーナにもスポット参戦(5位入賞が最高)。自動車人では珍しいダイハツ派で、リーザTR-ZZやストーリアX4を経て現愛車は1989年式リーザ ケンドーンS。2015年よりライタ...

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