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一般道やJCTもハンズオフ対応!次世代Honda SENSINGを24年から導入
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ホンダが『Honda SENSING』シリーズの次世代技術を発表
ホンダは2022年12月1日に、安全運転支援技術『Honda SENSING 360』と『Honda SENSING Elite』の次世代技術を公開しました。
Honda SENSING 360では、ドライバー異常や周辺環境を検知し事故のリスクを減らすことで、ドライバー運転負荷をさらに軽減する新機能を、2024年よりグローバルで順次適用を開始。
Honda SENSING Eliteの次世代技術としては、Honda独自のAI技術を活用した認知・理解技術により、従来の高速道路に加え一般道路も含めた自宅から目的地までシームレスな移動を支援する技術を新開発し、2020年代半ばから順次適用を開始すると発表しています。
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ハンズオフ機能など追加しドライバーの負担軽減
『Honda SENSING 360』では、従来搭載している事故回避支援技術に加え、ドライバーの異常や周辺環境を的確に検知し事故のリスクを減らすことで、ドライバーの運転負荷をさらに軽減することを目的とした以下の安全運転支援機能を追加すると発表しました。
●ハンズオフ機能付高度車線内運転支援機能
●ハンズオフ機能付高度車線変更支援機能
●ドライバー異常時対応システム
●降車時車両接近警報
●ドライバーの状態と前方リスクを検知 回避支援を行う技術
ハンズオフ機能付の運転支援では、システムがアクセル・ブレーキ・ステアリング操作を行い、車速や車線内の走行を維持。カーブでは曲率を前もって読み取り曲率に応じた減速操作を実施するほか、一定の条件下では、ドライバーに告知したうえで、追い越しや車線変更も実施します。
また、システムからの操作要求にドライバーが反応しない場合にはドライバー異常時対応システムが作動。警告音を強め、ドライバーへ操作要求に応じるよう促し、それでも反応がない場合はハザードランプとホーンで周辺車両へ注意喚起を行いながら、減速と停車を支援。
降車時車両接近警報は、駐停車中、後側方に接近する車両を検知すると、フロントピラーもしくはサイドミラー上のインジケーターを点灯させ、乗員が降車のために開けたドアが自車側方を通過する車両と衝突するおそれがある場合に、インジケーターを点滅させると同時に警報音で注意を喚起し、ドアを開けることを留まるよう促すシステムです。
このほか、歩行者、自転車、停車中の車や前走車などに衝突する可能性がある場合、ステアリング操作や車線内での減速操作によって衝突を回避する技術が含まれています。
- 執筆者プロフィール
- MOBY編集部
- 新型車予想や車選びのお役立ち記事、車や免許にまつわる豆知識、カーライフの困りごとを解決する方法など、自動車に関する様々な情報を発信。普段クルマは乗るだけ・使うだけのユーザーや、あまりクルマに興味が...