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ホンダ フリード完全情報!おすすめグレードや人気カラー、スペックなどを解説
ホンダ フリードとはどんな車?
フリードはホンダが生産・販売しているコンパクトミニバンタイプの乗用車です。ミニバンの利便性の高さとコンパクトカーの取り回しの良さ、2つの特徴をミックスをさせた「ちょうどいい」サイズが人気の車種となっています。
2008年に、それまでホンダが販売していたモビリオの後継モデルとして登場。ユニークな外観が特徴だったモビリオから一転し、シンプルで機能的なデザインになり、多くのユーザーを獲得しました。
ステップワゴンなどのミドルサイズミニバンよりもコンパクトなボディながら、居住性の高い室内空間を持っていることが特徴です。発売当初は8人乗りの設定もありましたが、のちにこれを廃止し、その分後席のゆとりを持たせています。
現在販売されているモデルは2代目モデルで、3列シートの通常モデルのほか、2列シートの「フリード+」も販売されています。フリード+はテールゲート開口部が1,255mmと広く、さらに開口部の地上高も335mmと超低床フロアに。大きな荷物や重い荷物も楽に積み降ろしができます。
ミリ波レーダーと単眼カメラを使った事故回避を支援する先進の安全システム「Honda SENSING」を全車に標準装備。通常モデルのほか、クロスオーバー風の外観デザインとなった「CROSSTAR」も用意されています。
おすすめグレード
フリードのグレード構成と車両価格
2021年5月時点で販売されているフリードのグレード(特別仕様車を除く)は以下表のとおりです。(※見やすくするため、全てのグレードに付いている「Honda SENSING」の表記を略しています)
6人乗りモデル
グレード名 | 車両価格(税込) |
---|---|
B | 1,997,600円~ |
CROSSTAR | 2,380,400円~ |
6~7人乗りモデル
グレード名 | 車両価格(税込) |
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G | 2,160,400円~ |
5人乗りモデル「フリード+」
グレード名 | 車両価格(税込) |
---|---|
G | 2,182,400円~ |
CROSSTAR | 2,402,400円~ |
SUV風「クロスター」は7人乗りがないので注意
フリードにはSUVテイストの「クロスター」がラインナップしていますが、グレード構成上、6人乗りまたは5人乗りとなります。
エントリーグレードの「B」を除いた全てのグレードで、ガソリン車/ハイブリッド車が選択できるため、まずは何人乗りがいいかを検討するのがおすすめです。
おすすめグレードは「G」
フリードは一見グレードがたくさんあるように見えますが、基本的には「G」をベースと考えてOK。ガソリン車もハイブリッド車も装備は同じです。
両側パワースライドドアや自動格納ドアミラーといった基本的なものは標準装備されていますが、サイドカーテンエアバッグやLEDヘッドライト、ナビといった装備はメーカーオプションで選択する必要があります。
基本的にオプションは好みに合わせて選択すればOKですが、親水&熱線入りドアミラーや撥水&熱線入りフロントガラスにアップグレードできるセットオプション「Cパッケージ」は、快適・安全なドライブのためにも、選んでおくことをおすすめします。
エントリーグレード「B」は6人乗りのみ
エントリーグレードの「B」は必要最低限の装備内容。両側パワースライドドアや自動格納ドアミラーなども不要、かつ各種メーカーオプションを選ぶ必要がない人向けのグレードです。
大人が使うぶんにはコスパ優秀といえますが、小さいお子さんがいるファミリーなどは「G)以上のグレードがおすすめです。
5人乗りなら「クロスター」がおすすめ
SUVテイストの「クロスター」は、デザインが異なるだけでなく「G」にてオプションの、LEDヘッドライト、ナビ装着用スペシャルパッケージが標準装備となっているうえ、LEDフォグライトも装着されています。
また、通常デザインのフリードでは「Sパッケージ」を選択すればシートやステアリングホイールをアップグレードできますが、クロスターは専用装備として上位の内装が標準設定となっています。
通常デザインとの価格差は20~30万円ほどですが、装備を考えたらお得といえるでしょう。特に、5人乗りのフリード+を検討している人は、クロスターがおすすめです。
- 執筆者プロフィール
- MOBY編集部
- 新型車予想や車選びのお役立ち記事、車や免許にまつわる豆知識、カーライフの困りごとを解決する方法など、自動車に関する様々な情報を発信。普段クルマは乗るだけ・使うだけのユーザーや、あまりクルマに興味が...