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工業大国ドイツ車の魅力は色褪せない?今復活したら売れそうなドイツ車たち【推し車】

日本でも旧車で馴染みがあったり、新しい割に知名度が低いまま終わったドイツ車の中から、「廃版にはなったけど、今発売したら案外イケるんじゃないか」という車を紹介します。

既にコンセプトカーなどでは発表されている車が含まれているやもしれませんが、その場合は「市販化熱望!」と解釈してください。

メッサーシュミット KR200

タンデム複座のキャビンスクーター、光岡がミニカーで復刻した事も

メッサーシュミットKR200
©brudertack69/stock.adobe.com

かつてのドイツ空軍主力戦闘機Bf109などを作ったメッサーシュミットの車。1950年代、第2次世界大戦後のヨーロッパがまだ復興途上で、維持費やガソリン代の問題から乗用車の個人所有が難しかっら時代に流行った「バブルカー」や「キャビンスクーター」の一種です。

日本にも何台か輸入されて人気は高く、1998年には光岡が50cc4輪の一人乗りミニカー「K-2」として復刻しましたが、オリジナルのタンデム2人乗り3輪の魅力にはかないません。

EVと超小型モビリティがもてはやされる時代に、このデザインで復活したらかなりウケると思います。

フォルクスワーゲン カルマンギア

ビートルやワーゲンバスが復刻したなら、次はカルマンギアでしょう!

フォルクスワーゲン カルマンギア

1990年代後半からタイプ1(ビートル)復刻版「ニュービートル」と「ザ・ビートル」、EV時代にタイプ2(ワーゲンバス)復刻版「ID.BUZZ」を復刻しようとしているフォルクスワーゲン。過去の名車復刻なら、是非とも検討してほしいのがカルマンギアでしょう。

ビートルにイタリアのカロッツェリア・ギアが基本をデザインしたボディを架装したクーペ/カブリオレで、スタイリッシュでビートル同等の整備性とチューニングベースとしての素材が評価され、日本でも長らく大人気な車でした。

同社の新世代EV、IDがシリーズはまだ実用車とそのスポーツ版程度になりそうですが、オールディーズが似合うEVオープンスポーツも検討して欲しいものです。

最新「カルマンギア」中古車情報
本日の在庫数 20台
平均価格 358万円
支払総額 238~795万円

スマート ロードスター

意外と知られていないスマートのスポーツカー

スマート ロードスター

スマートで有名なのは2人乗りのフォーツーで、最近はルノー トゥインゴ兄弟車のフォーフォー(2代目)も知られてきましたが、初期のスポーツカーを知らない人は多いかもしれません。

初代フォーツーがベースで低くコンパクトなボディのリヤエンジン・後輪駆動スポーツで、クーペとカブリオレがあり、82~100馬力の700ccターボでも800kg台の車重には十分だったものの、3年半ほどの短命でした。

250万円台後半からと車格の割に少々高価でしたが、軽乗用車でもフルオプションなら300万円ほどに達する今なら、安価な後輪駆動スポーツとして受け入れられそうです。

最新「スマートロードスター」中古車情報
本日の在庫数 9台
平均価格 125万円
支払総額 80~195万円

※この記事内で使用している画像の著作者情報は、公開日時点のものです。

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執筆者プロフィール
兵藤 忠彦
兵藤 忠彦
1974年栃木県出身、走り屋上がりで全日本ジムカーナにもスポット参戦(5位入賞が最高)。自動車人では珍しいダイハツ派で、リーザTR-ZZやストーリアX4を経て現愛車は1989年式リーザ ケンドーンS。2015年よりライタ...

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