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“プリズムカット”ボディに最強エンジン搭載!市場参入をド派手に彩るはずが…「ああ!またホンダにやられた!」~ダイハツ 初代フェロー【推し車】

スペース効率に優れたボクシーでカドのないプリズムカット

標準のセミノッチバック2ドアセダンのほか、画像の「バン」やピックアップトラックといった、初代ハイゼットの後継となるボンネット商用車版もなかなかシャレたデザインだった

当時の軽自動車は、航空機メーカー(中島飛行機)を前身に持つスバルや、工業デザイナーの「匠」小杉二郎のデザインを特徴とするマツダなどの曲線的な美しいデザインと、スズキや三菱のように保守的にも見える四角いデザインのクルマが混在していた時代です。

初代「フェロー」はどちらかといえば後者の「四角い」ほうで、いかにも保守的なダイハツらしく、スペース効率を最大限考慮した四角いキャビンに短い独立トランクを持つ2ドアセミノッチバックセダンに、やはり四角いバンとピックアップトラックというラインナップ。

しかし、小型乗用車の「コンパーノ」でイタリアンデザインを取り入れていただけあって一工夫あり、それが単にヴォクシー(箱型)なだけでなく、徹底的に角を落とした宝石のような、「プリズムカット」と呼ばれるデザインでした。

当時、似たようなデザインテイストに「クリスプカット」の日産 シルビア(初代・1965年)があったものの、低価格の軽乗用車で同じように継ぎ目の少ないデザインにするには相当レベルの高いプレス技術が必要だったはずです。

しかし、国内初と言われる角型ヘッドライトともども「さりげなく」作って派手さのないのが当時のダイハツらしいところで、斬新な割には大ヒットというほどの人気ではなかったと言われています。

“ホンダ”を詰め込んだスーパー軽、ホンダ ビート

執筆者プロフィール
兵藤 忠彦
兵藤 忠彦
1974年栃木県出身、走り屋上がりで全日本ジムカーナにもスポット参戦(5位入賞が最高)。自動車人では珍しいダイハツ派で、リーザTR-ZZやストーリアX4を経て現愛車は1989年式リーザ ケンドーンS。2015年よりライタ...

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