MOBY(モビー)自動車はおもしろい!

シャレード

更新

経済性バツグンのディーゼルからグループBマシンまで!歴代でもっともバラエティに富んでいた2代目ダイハツ シャレード【推し車】

時代はハイルーフのトールボーイ!2代目シャレード登場

初代より一回り大きくなり、ハイルーフ化で格段に広くなった

1977年にダイハツで久々のフルオリジナル小型乗用車として登場するや、当時の小型車用4サイクルエンジンでは珍しい直列3気筒エンジンで確保したタイヤの切れ角による取り回しの良さ、同じく小さいながらも車内空間の広さで大人気となった、ダイハツ シャレード。

国産リッターカーの先駆車としてすっかり定番化したものの、日産 マーチやスズキ カルタスの初代モデルが登場すると、ライバルへ対抗すべく1983年1月には2代目へとモデルチェンジします。

その頃になると軽~コンパクトカーの流行は初代シャレードのデビュー時から大きく変化しており、流行はダイハツ ミラ(1980年)やホンダ シティ(1981年)の初代モデルで受け入れられた、ハイルーフの「トールボーイ」スタイルに変わっていました。

ハイルーフとは言っても現在の軽ハイト系ほど極端なものではなく、初代シティのハイルーフ車を除けば全高1,550mm以内に収まるささやかなものでしたが、それまで「なるべく低くして空気抵抗を減らし、スポーティに」という考え方からすれば、大変革です。

2代目シャレードも、初代から一回り大きくなるだけではなく、初代ミラで手を付けたハイルーフ化による車内空間の拡充が大きなテーマとなり、使い勝手や快適性は大きく向上していましたが、そうなると車重も当然増加します。

そこでもっとパワフルでスポーティな、あるいは重くてもトルクフルで経済的なエンジンが用意されたほか、サファリラリーなど国際ラリー、さらに国内モータースポーツでも有利なグループB規格のモータースポーツベース車が登場するなど、多彩な顔ぶれになりました。

GT-R譲りの最強エンジン載せたものの…「期待外れ」に終わった伝説、日産 フェアレディZ432

執筆者プロフィール
兵藤 忠彦
兵藤 忠彦
1974年栃木県出身、走り屋上がりで全日本ジムカーナにもスポット参戦(5位入賞が最高)。自動車人では珍しいダイハツ派で、リーザTR-ZZやストーリアX4を経て現愛車は1989年式リーザ ケンドーンS。2015年よりライタ...

\ この記事が役に立ったらシェアしよう /

MOBYをフォローして最新記事を受け取ろう

すべての画像を見る

画像ギャラリー

コメント

利用規約

関連する記事

関連キーワード