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根強い人気だったスバルの「ドミンゴ」後継を狙った夢…もっとも本格的だった軽1BOXベースミニバン、ダイハツ アトレー7【推し車】

意外な名車、ドミンゴの後を継ぐのは誰か?!

延長されたリアオーバーハングの3列目シートは快適で、2列目を普通に使っても卑屈な感じはしなかった
出典:flickr.com Author:Rutger van der Maar CC BY 2.0

800~1,000cc級のマイクロミニバンといえば、1960年代にトヨタのミニエースやマツダの初代ボンゴがあったものの、排ガス規制が厳しくなると3列シートフルキャブ1BOXミニバンを動かすのに十分な性能のエンジンがなくなり、いつしか消えていきました。

それを復活させたのは1983年にサンバートライをベースとして1,000ccエンジンを積み、3列シートミニバン化したスバルの「ドミンゴ」で、当時まだ珍しい4WD車の設定もあって、狭い道や悪路にも強いミニバンとして、ちょっとした人気になったものです。

ただし、スバルは1990年代半ば以降の企業戦略でコンパクトカー開発を断念し、エンジンを失ったドミンゴも1998年で廃止。

人気がなくて販売不振というわけでもなく、根強い需要が見込めたジャンルだけに、「ドミンゴなき後」を目指したホンダ以外の軽1BOXメーカー各社は後継車開発…というか、新興国向け仕様を国内向けに転換した、コンパクト1BOXミニバンを一斉に発売したのです。

それが三菱 タウンボックスワイド(1999年)、スズキ エブリイランディ(当初の車名はエブリイ+【プラス】・1999年)、そしてこの記事で紹介するダイハツ アトレー7でした。

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執筆者プロフィール
兵藤 忠彦
兵藤 忠彦
1974年栃木県出身、走り屋上がりで全日本ジムカーナにもスポット参戦(5位入賞が最高)。自動車人では珍しいダイハツ派で、リーザTR-ZZやストーリアX4を経て現愛車は1989年式リーザ ケンドーンS。2015年よりライタ...

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