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あぁ…これ以上は削っても盛ってもいけない、完成された美しい日産車たち【推し車】

紹介写真でありがちな斜め前方/後方から見た全体のデザインではなく、横から見たシルエットが美しい車とは、案外少ないものです。

何かどこかで見たような、あるいは何かが欠けている、何かが余計だ、チグハグだと、斜めから見た時には気づかない違和感に気づくこともあり、今回は日産車から厳選してみましたが、意外にアッサリと3台を選べました。

必ずしもスポーツカーばかりとは限らない、日産の「シルエットが美しい車」をご覧ください。

セドリック(5代目)/グロリア(6代目430型・1979年)

逆スラントノーズの角度に合わせた、テール後端の傾斜が秀逸

日産 グロリア 4ドアハードトップ E SGL Wxtra(6代目430型)

セドリックとグロリア、いずれも初代からアメリカンテイストあふれる外観で勝負してきた日産(初期のグロリアはプリンス)の高級セダンでしたが、430型へのモデルチェンジで外観の凹凸を減らすフラッシュサーフェス化、デザインを一新しました。

その際に上部が突き出る逆スラントノーズ化されたフロントマスクと、スッキリしたテールデザインは秀逸でしたが、横からそのシルエットを見ると、ノーズとテールの角度が見事に一致、低く抑えられたキャビンとともに、なんとも爽やかなスピード感を演出しています。

このデザインは後継のY30型に引き継がれ、ライバルのトヨタ クラウンとは一線を画したスポーティ路線へと突き進んでいきました。

エスカルゴ(1989年)

3つの曲線が語りかける、国産商用車史上屈指のデザイン

日産 エスカルゴ(リアクォーターウィンドーなし・ノーマルルーフのベーシックグレード)

日産パイクカー軍団でも異色の商用車、エスカルゴのシルエットを「美しい」と表現するのには賛否両論あるかと思います。

しかし、フロント先端から始まりAピラーに達する曲線、フロントのタイヤハウスから始まってAピラーとなり、そのまま止まることなくルーフとなってテールに達し、そこでバッサリ断ち切られた曲線と、左右ドアガラス枠の曲線、この3つのアーチが絶妙です。

突き出たヘッドライトとともに、エスカルゴ(カタツムリ)そのものの形はもちろん、余計な凹凸も装飾が何ひとつない事が曲線美を際立たせ、荷室とテールゲートの実用性のために断ち切った事で完成されています。

これほど完璧なデザインの国産商用車は、他にありません。

スカイラインクーペ(8代目R32型・1989年)

これ以上は削っても盛ってもいけない、完成された美しさ

日産 スカイラインGT-R(2ドアクーペ・8代目BNR32型)

1990年前後の日産車は、901運動による走りの良さもさることながら、デザインも各車ズバ抜けて素晴らしく、これで居住性など実用性も優れていれば、販売面でも躍進したのにと惜しまれる時代でした。

実際は次のモデルチェンジで走行性能こそ維持したものの、デザインは大味で凡庸、バブル時代の価値観を引きずり販売はさらに転落、日産がルノーと提携するキッカケになったのですが、それだけにR32スカイラインのデザインは秀逸です。

4ドアセダンもよいのですが、特にクーペは理想の車作りをやりきった感があり、ここから削ると格下のS13シルビアに、盛るとR33になってしまうという、微妙なラインを見事クリアしていると思います。

※この記事内で使用している画像の著作者情報は、公開日時点のものです。

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執筆者プロフィール
兵藤 忠彦
兵藤 忠彦
1974年栃木県出身、走り屋上がりで全日本ジムカーナにもスポット参戦(5位入賞が最高)。自動車人では珍しいダイハツ派で、リーザTR-ZZやストーリアX4を経て現愛車は1989年式リーザ ケンドーンS。2015年よりライタ...
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