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ドライブレコーダーアプリおすすめ8選!iPhoneとAndroidで使えるアプリを紹介
目次
おすすめのドライブレコーダーアプリは?
近年、ニュースで「あおり運転」によるトラブルが取り上げられるようになりました。あおり運転だけでなく、万が一事故に遭ってしまったときのリスクを考えて、ドライブレコーダーを車に装着する人が増えています。
しかし、本格的なドライブレコーダーでは本体価格の高さに驚いてしまい、“対費用効果”が見込めないと購入にためらってしまうのではないでしょうか。
そのようなタイミングで、お手軽に運転中の様子を録画したいなら「ドライブレコーダーアプリ」を試してみてください。使わなくなったスマートフォンを有効活用できるかもしれません。
今回は、iPhoneやAndroidスマートフォンで使えるドライブレコーダーアプリを合計で8つピックアップしました。条件に合うアプリを選んで、安全運転に磨きをかけてみてください!
ドライブレコーダーアプリの特徴
ドライブレコーダーアプリには2つの特徴が存在します。いずれも、装着にかかる費用や手間に関連した特徴です。
- 安く使えて便利
- 今まで使っていたスマートフォンが使えるケースが多い
安く使えて便利
1つ目の特徴は「安く使えて便利」です。
本格的なドライブレコーダーはインターネットやカー用品店などで購入することとなります。ある程度の費用がかかるのに難色を示してしまう人がいるかもしれません。
しかし、いつも使い慣れているスマートフォンのアプリでドライブレコーダーの機能ができれば、無料あるいは数百円程度のアプリ購入費で使い始められます。お財布に優しく、手軽に運転の“証明”ができる機能が得られるでしょう。
今まで使っていたスマートフォンが使えるケースが多い
2つ目の特徴は「今まで使っていたスマートフォンが使えるケースが多い」です。
iOS(iPhoneのOS)やAndroidのOSスペックにもよりますが、ドライブレコーダーアプリの性能の高さにも対応できるスマートフォンであれば問題なく機能するでしょう。今まで使っていたが、新品機種を買って使わなくなったスマートフォンの“再利用先”ともなります。
ただ、前述したとおり、OSのスペックが不足していればアプリのダウンロードができなかったり、上手に機能しなかったりする可能性があるのは注意すべきポイントです。今まで使っていたスマートフォンを使う際は、OSのバージョンを確認するのを欠かさずに行いましょう。
ドライブレコーダーアプリのメリット・デメリット
ドライブレコーダーアプリにはどのようなメリットとデメリットがあるでしょうか。
アプリに慣れていくと、一長一短の有利不利が浮き彫りとなるようです。
ドライブレコーダーアプリのメリット
ドライブレコーダーアプリには「手軽に使える」のがメリットに挙げられます。
所有しているスマートフォンで気軽にアプリをダウンロードし、シンプルな操作で簡単に使い始められるでしょう。加えて、アプリ自体が無料もしくは安価な価格設定でダウンロードできるため、ちょっとドライブレコーダーを試してみたいという人にも向いています。
また、使わなくなったスマホをドライブレコーダーで再利用できるのも、手軽に使えるという要素に含まれてきます。本格的なドライブレコーダーを買うのに躊躇している人が代替品として使うのに適しているかもしれません。
ドライブレコーダーアプリのデメリット
ドライブレコーダーアプリのデメリットは「性能が低め」となるのが挙げられます。
手軽に使い始められる一方で、スマートフォンではカメラ性能が本格的なドライブレコーダーに大きく見劣りしたり、使用中に熱暴走を起こして使えなくなったりするリスクも。いざという場面で録画できておらず、事故に遭遇したら重要なシーンが撮影できていない可能性もあります。
それらのポイントを考慮すると、ドライブレコーダーアプリはあくまで簡易的なアイテムと考えるのがよさそうです。
【iPhone】ドライブレコーダーアプリおすすめ4選
この項目では、iPhone(iOS)向けのおすすめドライブレコーダーアプリを4つピックアップしました。
ドライブレコーダーZ
「ドライブレコーダーZ」は、すべての機能が無料で使えるドライブレコーダーアプリです。
衝突事故を検知した際は自動で録画を開始し、動画撮影中のカメラ保存もできる優れモノです。
録画した動画は、住所やルート、時間、速度を保存しており、万が一の事件にも対応します。
詳細情報
- 発売元:atsuhiro ichikawa
- 対応機種:iPhone(iOS 11.3以降)
- 価格:無料
DriveMate SafetyCam
「DriveMate SafetyCam」は、iPhoneをダッシュボードに設置することでドライバーの危険回避をアシストしてくれるアプリです。
iPhoneのカメラから車間距離を測定し、前方を走る車両に近づきすぎると警告音を発してドライバーに危険を伝えます。加えて、信号待ちから青信号に変わり、前の車両が動き出したのを知らせてくれる機能が備わっているのも特徴です。
詳細情報
- 発売元:CARMATE MFG.CO.,LTD.
- 対応機種:iPhone(iOS 13.0以降)
- 価格:無料
ドライブレコーダーX
「ドライブレコーダーX」は、4K録画にも対応しているiPhone向けのドライブレコーダーアプリです。
100円(税込)で広告が非表示となり、かつ「連続録画」「複数回録画」とモード設定が可能。必要に応じて使い分けられて、万が一の事故でも証拠映像が残せるのが強みです。
詳細情報
- 発売元:BecomingSystems
- 対応機種:iPhone(iOS 13.0以降)
- 価格:100円(税込)
マルチドライブレコーダ2
「マルチドライブレコーダ2」は、有料購入が必要でありながらiPhoneのドライブレコーダーアプリでも高い人気を集めています。
“G加速度センサー”を活用して撮影が可能な「自動録画機能」は、急ブレーキや衝突事故で得た衝撃を検知したタイミングで自動録画が始まる仕組みです。事故やあおり運転によるトラブルが発生した際の証拠を得るのに役立つでしょう。
詳細情報
発売元:KYOWA Engineering Laboratory, Inc
対応機種:iPhone(iOS 10.0以降)
価格:900円(税込、追加機能を使用するための課金制度あり)
【Android】ドライブレコーダーアプリおすすめ4選
この項目では、Android向けのおすすめドライブレコーダーアプリを4つピックアップしました。Androidスマートフォンにも対応しているアプリは多数あるようです。
DailyRoads Voyager
「DailyRoads Voyager」は、古くから多くのユーザーに愛用されているAndroid向けドライブレコーダーアプリです。
録画機能は継続的に使用ができるシステムとなっており、画質や動画の長さは自由に設定可能です。加えて、音声を含めた動画の撮影もできます。
また、「自動上書き」の設定ができるため、スマートフォンのSDカードが容量不足になるのを防げるでしょう。
詳細情報
- 発売元:DailyRoads
- 対応機種:Android(4.4以降)
- 価格:無料(アプリ内課金あり)
AutoGuard Dash Cam
「AutoGuard Dash Cam」は、YouTubeに動画をアップロードできるほか、場所と時間の情報をキープできるドライブレコーダーアプリです。
Bluetoothで自動起動し、バックグラウンドで作動するように設定できるのも強みです。スマートフォンが容量不足とならないよう、最も古い動画が自動的に削除される設計ともなっているため、レコーダーとして使いやすいのが魅力でしょう。
詳細情報
- 発売元:Ben Yoo
- 対応機種:Android(8.0以降)
- 価格:無料(アプリ内課金あり)
カーナビタイム
「カーナビタイム」は、リアルタイムで道路交通情報がチェックできる機能を備えたカーナビアプリです。
本来はカーナビアプリですが、ドライブレコーダー機能も備えている優れたアプリでもあります。オフライン状態でも使えるため、カーナビ機能を使っていないタイミングでも走行動画を撮影するためにアプリが作動するのが強みです。
詳細情報
- 発売元:NAVITIME JAPAN CO.LTD.
- 対応機種:Android(8.0以降)
- 価格:600円(月額)、5,700円(年額)
ドライブレコーダー(DaYun Tech)
「ドライブレコーダー(DaYun Tech)」は、複数の言語をサポートしているドライブレコーダーアプリです。
動画の解像度とファイルサイズの設定が幅広く、使いやすさを重視した編集機能が魅力。アプリを起動させると自動で録画が始まるほか、繰り返しでの撮影にも対応できます。
詳細情報
- 発売元:DaYun Tech
- 対応機種:Android 4.1~11
- 価格:無料
スマホをドライブレコーダーにする際の注意点
使っていないスマホでの使用がおすすめ
スマホをドライブレコーダーとして使うなら、機種変更などで使わなくなったスマホがおすすめです。無料のアプリを利用すれば、初期費用0円で自宅に眠ってたスマホを有効に活用できます。以下でも注意点として説明していますが、ドライブレコーダーアプリはスマホ本体に大きな負荷を与えます。設置の方法から考えても、現在メインで使用しているスマホをドラレコ代わりにすることはおすすめできません。使いみちのないスマホがあるのであれば、迷うこと無くドライブレコーダー化してしまいましょう。
電池を大きく消耗するので充電しながらがベスト
ドライブレコーダーアプリはスマホの電池を大きく消費するため、常時充電しながら使うことが前提です。電源は車のシガーソケットから取るのが最も簡単な方法です。これでスマホの電池切れの心配なくドラレコとして使えます。注意点として、バッテリー残量が100%のまま充電し続けると、スマホのバッテリーは急速に劣化が進んでしまいます。こうした点からもバッテリーが劣化しても支障のない、普段使っていないスマホを使用した方が賢明です。
ダッシュボードに固定する。フロントガラスはNG
ドラレコアプリを入れたスマホはダッシュボードに固定しましょう。スマホホルダーは走行中にグラついたり落下しないように、しっかりと固定できるようなものを選びましょう。画像のように取付面との接地面積が大きく、スマホ本体をしっかりグリップしてくれるものがおすすめです。他の取付場所としてフロントガラスが挙げられますが、取り付け場所によっては視界を遮ってしまったり、意図せぬ事故の原因になりかねないのでNGと考えましょう。
使用中はスマホが熱くなりやすい
ドラレコアプリの使用中は、スマホが熱くなりやすいので注意が必要です。常時充電が前提のうえ、特に夏場の炎天下では車内は高温になります。フリーズしてアプリの操作もできなくなることもありえるでしょう。ドラレコ代わりなる便利なスマホですが、使用環境は必ずしも良好とは言えません。繰り返しになりますが、ドラレコとして使うならメインスマホではなく使っていないスマホを選択しましょう。
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- 執筆者プロフィール
- MOBY編集部
- 新型車予想や車選びのお役立ち記事、車や免許にまつわる豆知識、カーライフの困りごとを解決する方法など、自動車に関する様々な情報を発信。普段クルマは乗るだけ・使うだけのユーザーや、あまりクルマに興味が...