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ルーフキャリアおすすめ人気13選と選び方|取付けの注意点は?どんなものが積める?|2020年最新情報
ルーフキャリアは屋根を積載スペースに使える便利な装備。安全に使うためには車種や荷物によって適切なアイテムを選択しなくてはなりません。車に応じたルーフキャリアの選び方と、正しく使うため注意点を解説するとともに、おすすめ商品をピックアップしました。参考にして目的に最適なルーフキャリアをみつけましょう。
目次
ルーフキャリアで車に積めるものは?
ルーフキャリアは専用アタッチメントを付け替えることで、そのアタッチメントに応じた荷物が積める装備。使うためにはまず、土台となるベースキャリアを車に取り付ける必要があります。ベースキャリアは「フット」と「バー」で構成され、左右の「フット」に差し渡した「バー」にアタッチメントを固定することで荷物を積載します。
スキーやスノーボード、サーフボードなど
スキー・スノーボード用アタッチメントは板を挟み込んで固定し、アタッチメントのサイズによって積載できる板の枚数が異なります。また、ベースキャリアと一体型のスキー・スノーボード用キャリアならベースキャリアの取り付けは不要です。サーフボードやカヌーなどは、ベルトで固定するタイプのアタッチメントで取り付けます。
自転車
自転車用アタッチメントは、自転車を立てたままルーフ上に固定できる装備。ひとつのアタッチメントにつき1台の自転車を固定できます。一般的な自転車ならルーフ上に2台を搭載可能。フロントタイヤを外して車軸を固定するタイプや、フレームもしくはタイヤを固定するタイプなど、さまざまなアタッチメントが販売されています。
ルーフボックスやルーフラック
ルーフボックスは雨風から荷物を守れるフタ付きの箱であり、スキーやスノーボードを収納できる製品もあります。ルーフラックはフレームで構成された荷台です。どちらも特定の荷物だけでなく積載重量と容量が許す限りの荷物を積むことができます。ただし、ルーフラックは荷物が落下しないようにしっかりと固定する必要があります。
ルーフキャリア(ベースキャリア)の選び方とポイント
車の屋根に何もついていない場合はルーフオンタイプ
セダンやクーペなど、ルーフ上にベースキャリアを固定するための装備がない車は、車種ごとに設計された「フック」を用いてドア開口部に固定します。また、固定部分がないように見えても、ルーフモール部にルーフキャリア固定用のネジ穴が埋め込まれた「フィックスタイプ」と呼ばれる方式が採用されている車もあります。
ルーフレール装着車はルーフレールタイプ
ルーフレールが付いている車には、ルーフレールタイプのベースキャリアを使用します。車種別フックを購入する必要がないため費用が抑えられる利点があります。また、ボディに直接触れないため、ボディに傷が付きづらいのも特徴です。デザイン性に優れた「フラッシュレール(ダイレクトルーフレール)」用も販売されています。
車に雨どいがあればレインガータータイプも適合
商用バンや商用1BOXカーのように、雨どいがある車にはレインガータータイプのベースキャリアを用います。取り付けに種別フックは不要であるものの、車に適合する高さのベースキャリアを選択しなければなりません。天井が高くなったハイルーフ車は、そのぶん高さのあるベースキャリアを使う必要があります。
アタッチメントはベースキャリアと同じメーカーのものがおすすめ
取付時や走行時のトラブルを避けるためにも、ベースキャリアやアタッチメントは同じメーカーで揃えましょう。各部寸法や取付方法は各メーカーで異なるため、組み合わせによっては取り付けできない場合があります。また、確実に接合できる同じメーカー同士なら走行時の落下を防ぐ意味でも安心です。
ルーフキャリアを取付ける・使う際の注意点
ルーフキャリアのように脱着可能であり安全性に問題のない装備は指定部品に該当し、車に付けたままでも車検を通すことができます。ただし、リベットや溶接で取り付けた場合は、車の一部とみなされるため構造変更手続きをおこなう必要があります。鋭い突起がある場合は保安基準違反となり車検は通せません。また、積み込む荷物にも寸法制限が設けられています。前後は全長の1割以内、幅は車体幅以内、高さは地上から3.8m以内におさまるように荷物を積まなければ道路交通法違反となってしまうため、大きな荷物を積む際は注意しましょう。
- 執筆者プロフィール
- MOBY編集部 カー用品チーム