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ヘッドアップディスプレイのおすすめ商品と選び方!後付けできる?

ヘッドアップディスプレイは、自動車の情報を窓や透明なプレートに映し出して、前方を向いたまま確認できるようにするアイテムです。元々搭載されている車種や、メーカーの純正オプションで用意されていることが多かったのですが、現在は後付けすることもできます。

ヘッドアップディスプレイとは

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「ヘッドアップディスプレイ」(略称:HUD)は、近年の車に装備されているアイテムの一種です。

スピードメーターやシフト位置、エンジン回転数などの情報をフロントガラスや投影板に表示します。本来であれば車のインパネで運転席側や運転席・助手席の中間部に装着される「メーターパネル」で車のデータや情報を確認できますが、ヘッドアップディスプレイを備えてドライバーの視認性を高めるのが目的です。

ヘッドアップディスプレイの現状は、スズキ「ソリオ」や「ワゴンR」をはじめとした“センターメーター”と呼ばれるインパネデザインを取り入れている車種、マツダ「MAZDA2」などで採用されています。

メーターパネルの補助的な立ち位置となっていて、インパネ中央に設置されて視線が斜めとなりがちなのを補ったり明確な役割が与えられています。

また、後付けの社外品でも、メーカーの標準装備・純正オプションで用意されているような本格的なヘッドアップディスプレイが用意されており、法定速度を遵守したい安全志向のドライバーから支持を集めているようです。

ヘッドアップディスプレイの種類

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現在販売されているヘッドアップディスプレイは大きく分けて2タイプあります。自動車に搭載されているOBD(オン・ボード・ダイアグノーシス)2という車両故障診断システムに接続するものと、スマートフォンに連携させるものです。

OBD2接続タイプはOBD2から提供される速度やエンジン回転数や、水温、バッテリー電圧といった車両情報を表示することができます。スマートフォン連動タイプは画面を反射させるものとBluetoothや有線などで連動するものがあり、スマートフォンのナビゲーションアプリなどを映し出して使用することができます。

ヘッドアップディスプレイの選び方

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OBD2接続タイプは機能をフル活用するために、自動車に装備されているOBD2コネクターに接続する必要があります。OBD2コネクターからヘッドアップディスプレイの間はコードで繋ぎます。また、コネクターや、ECUなどにトラブルが生じる可能性もあるため、自己責任での接続となります。OBD2タイプでもGPSを搭載しているタイプは、USBから給電することで一部の機能が使えるものもあります。

スマートフォン連携タイプはスマートフォンの画面が映し出されるため、基本的な機能にはアプリやApple CarPlayに準ずることになります。画面を反射させるタイプの場合、映し出される画面は反転することになるので、スマートフォンの画面に反転させた状態で表示させる必要があります。Bluetoothや有線で接続できるものは、Apple CarPlayやAndroid Autoを使用することができます。

ヘッドアップディスプレイの接続方法

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社外品のヘッドアップディスプレイをカー用品店やインターネットショッピングで入手したら、車への取り付けと接続をしなければなりません。

ヘッドアップディスプレイを繋いで使えるようにするには2つの方法があります。

シガーソケットを使って接続する

1つ目が、ヘッドアップディスプレイを車内に装備されているシガーソケットに接続して使えるようにする方法です。

USB端末のついたカーチャージャーなどと同様、シガーソケットに差し込むだけで電気を得られるため、機械の扱いに慣れていない人でも使いやすいメリットがあります。

加えて、取り外しが容易となっているため、複数の車にて同じヘッドアップディスプレイを使えるのもメリットとなるでしょう。

OBD(車載式故障診断装置)を使って接続する

「OBD」(車載式故障診断装置)と呼ばれる機能に接続する方法を取り入れた社外製のヘッドアップディスプレイもインターネットショッピングなどで存在します。

本来、OBDがもつ役割は車の異常を検知することですが、電源の役割も担えるのが特徴です。ヘッドアップディスプレイを接続すると、シガーソケットよりも安定して電源供給を受けられるため、急にメーターの機能が途切れてしまわないのがメリットとなります。

一方、デメリットに挙げられるのは「取り外しのしにくさ」です。ヘッドアップディスプレイの付属品でOBD接続用の専用ケーブルを同封していますが、使わなくなったときに取り外すのが手間となってしまいがちです。

ヘッドアップディスプレイ人気おすすめ8選

【おすすめ1】HUD-C1-OBD GPS(K&M)

視界を確保しつつ、各種データが運転をサポート

OBDとGPSの2モードがあり、様々な車種に使うことができます。一部OBDモードが使用できない車種がありますが、GPSモードは全ての車種で使用することができます。新型の液晶プロジェクション式スクリーンを採用し、従来品よりも多くの情報を同時に、またグラフィカルに表示する事ができます。ドライバーが大きく視線を動かすことなく、走行中に必要な情報を得ることができます。

【おすすめ2】ヘッドアップディスプレイ M7(NikoMaku)

必要な走行データを、見やすい位置に表示できる

様々な車両に使用することができる、OBD2+GPSタイプの製品です。液晶画面などは搭載されておらず、データはフロントウインドウに投影されるようになっています。専用の2重映像防止フィルムが同梱されており、明るさの自動調整機能も備えているため高い視認性が確保されています。OBD2とGPSモードはボタンひとつで変更可能で、ケーブルで接続します。

【おすすめ3】ヘッドアップディスプレイ(NikoMaku)

ナビゲーションとHUDを融合したアイテム

ナビゲーション機能およびHUD機能を融合させたアイテムとなります。専用アプリと連携することで作動し、同時に車線情報や制限速度などのナビゲーション情報を表示します。

ナビゲーションモードは「OBD2」もしくは「GPS」の2種類となっており、ボタンひとつで切り替えが可能。

スクリーンには反射率と透過率を意識したガラス材を採用。大きめのスクリーンサイズで二重映像など映り込みがなく、視認性が高められているのもユーザーに嬉しいポイントです。

【おすすめ4】ヘッドアップディスプレイ(Ecoolbuy)

視認性の高い、ハイグレードなモデル

5.5インチのHDスクリーンディスプレイを採用したモデルで、フロントウインドウに各種データを投影することができます。昼夜を問わずくっきりとデータを映し出し、さまざまな操作インターフェースと色を自由に切り替えることができます。OBD2とGPSのデュアルシステムタイプで、あらゆる車に使用することができます。

【おすすめ5】6インチ 車載 HUD(EFORCAR)

いつものスマホを、計器として車で活用できる

スマートフォンの画面を反射投影するアイテムで、6インチ以下のサイズのデバイスをセットして使用することができます。スクリーン部分は角度調節ができるようになっています。ホルダー部分にはシリコンパッドを採用し、走行中にスマートフォンがずれたり落ちたりするのを防ぎます。

【おすすめ6】VTHUDpro(BOYO)

大型画面を搭載し、リモートコントロールが可能

OBD2ポートに接続することで車速とエンジンの回転数を表示でき、iOSのCarPlayとAndroid Autoに有線接続で対応しています。ユニット前部に内蔵されたマイクとFMラジオをスピーカーとして使用することで、Bluetoothを使ってハンズフリー通話を行なうこともできます。画面のサイズは15インチで、操作は付属のリモコンで行なうことができます。

【おすすめ7】スピードメーター (ACECAR)

オーバーヒート・電圧不足などの警報付きで使いやすい

通常のメーターパネルと同様タコメーターが備わっており、中央に速度計が備わっている液晶タイプのヘッドアップディスプレイです。

水温やバッテリー電圧などの情報もチェックできて、オーバーヒートや電圧不足による車のトラブルを警告表示でいち早く察知できるのが強みです。

OBD2もしくはGPSのモード切り替えが可能となっており、スピード違反の可能性やオーバーレブ、過労運転までも知らせてくれる便利な機能です。

【おすすめ8】OBD-X1 ヘッドアップディスプレイ (HUDネオトーキョー)

「マルチカラーLEDディスプレイ」を採用したアイテム

クラウドファンディングで商品化を実現したヘッドアップディスプレイです。

高品質のマルチカラーLEDディスプレイを採用しており、明るく見やすくて実用性を高めています。エンジンの始動と連動させた電源の自動ON/OFF、トンネル進入時に自動で画面照度を調節してくれるなど便利な機能がついているのもポイントです。

OBD2コネクタに接続し、工具を使わずにダッシュボードへ取り付けるだけと、誰にでも優しいアイテムとなっています。

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執筆者プロフィール
長谷川 優人
長谷川 優人
1990年生まれ。30代突入と同時期にライター業を開始。日常系アニメと車好き。現在所有はワゴンR(MH95S)。アニメ作品の聖地巡礼などで、各地へドライブに出かける。

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