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アルミパテの人気おすすめ商品と選び方|ホイールのガリ傷修理に!
自動車を停車させる時に、縁石にタイヤを擦ってホイールに傷を付けてしまったことはありませんか?現代の自動車のほとんどにはアルミ製のホイールが取り付けられており、そのアルミホイールなどの金属の補修に使われるのがアルミパテです。
アルミパテってどんな物?
アルミパテは補修用に使われるパテの一種で、アルミに近い銀色をしています。
基本的には硬化した上からさらに塗装をして使用することが推奨されていますが、アルミの地がそのまま使われているようなホイールの場合は、紙ヤスリで形を整えるだけでも傷が目立ちにくくなります。
また、アルミパテの中にも仕上げ用のものや硬化してもアルミ色にならないものもあります。購入する場合は、仕上がりの状態をしっかり確認しておきましょう。
アルミパテはどんなときに使うの?
アルミパテの主な使い道はホイールの傷埋めです。しかし、あくまでもガリ傷(※縁石にホイールのリムを接触させてできた傷)のような浅い傷に限られます。
アルミパテは硬化するとルミのような見た目になりますが、元々のアルミの強度が戻る訳ではありません。そのため大きな力のかかるホイールの補修には使うことができません。
また、ファイバーなどを混ぜることで厚付けできたり、穴埋めなどに使えるタイプもあります。
アルミパテ人気おすすめ5選
【おすすめ1】ホルツ アルミホイール補修 アルミパテ&耐水サンドペーパーセット(ホルツ)
金属風の仕上がりで、簡単にアルミホイールを補修
硬化剤と混ぜ合わせて使用する、2液タイプのエポキシ系アイテム。金属や硬質プラスチックについた3mm程度の深さの傷まで補修することができ、気温20度の条件下で約12時間で完全硬化します。アルミバウダーが配合されており、アルミのような質感に仕上がります。ヘラや成形、仕上げ用の紙ヤスリがセットになっています。
【おすすめ2】アルミパテ(ソフト99)
様々な金属の補修に使える、2液タイプのアイテム
走行中にホイールに加わる振動や衝撃を吸収するため、割れや剥がれが発生しにくいエポキシ系のパテです。アルミホイールにマッチするシルバータイプで、ステンレスや鋼板などのアルミ以外の金属素材のヘコミや傷の補修にも使用することができます。パテ本剤と硬化剤に加えて、ヘラも付属しています。
【おすすめ3】染めQ アルミスポットパテ(染めQテクノロジィ)
ワンランク上の仕上げができる、塗装下地用アイテム
サフェーサーやパテの上に使用する、小傷や素穴埋めに適した一液性の製品です。錆層への浸透性や脆弱層の強化に優れ、湿気硬化形樹脂を配合することでさび層中の水分を除去します。塗装の下地用として使用するのが前提となっており、硬化後のカラーはライトブラウンです。15分で指触乾燥し、60分で上塗りが可能となります。
【おすすめ4】SOMAY-Q アルミパテファイバー入り(染めQテクノロジィ)
穴埋めなどにも使用でき、硬化が早いので作業時間も短縮
一般的なパテと異なり、水分を吸収しないため非常に高い防錆力を持ったアイテムです。ステンレスなどで切り継ぎした部分に使用しても乾燥後のヤセが少なく、毛足の長いファイバーを配合しているため穴埋めにも適しています。主剤100に対して硬化剤2の比率で混合して使用し、約30分で作業可能となる速乾タイプです。また、硬化後は薄いブルーになります。
【おすすめ5】SOMAY-Q アルミパテ防錆J(染めQテクノロジィ)
様々な特性に優れ、使い道の多さが魅力の製品
強力な防錆力、柔軟性、耐衝撃性、密着力を誇る、高性能なアイテム。金属はもちろん、プラスチックやFRP、木材、コンクリートまで使用することができる多用途タイプです。耐熱温度は150度、指触乾燥時間は20分で、50分で研ぎ始めることができます。商品は主剤のみで、硬化剤が別売りとなっているのでご注意ください。主剤はシルバーですが、硬化剤と混ぜるため乾燥後はライトブルーになります。
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- 執筆者プロフィール
- 後藤 秀之
- 1970年代生まれ。バイクと自動車を中心にした趣味関係の書籍編集長を長年務めた後、フリーランスライターに。バイクと自動車以外にも、模型製作やレザークラフト 、ロードバイクや時計など男子の好む趣味一式を愛...