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もみじマークの人気おすすめ商品と選び方|高齢ドライバーは表示すると安心
もみじマークは「高齢者運転標識」の通称であり、70歳以上のドライバーに対して表示が努力義務とされています。表示していなくても初心者マークのように罰則はありませんが、表示しておくことで周りの車から保護されることも期待できます。
もみじマークは安全の確保に役立つ
もみじマークは1997年から運用が開始され、2011年に四葉のクローバーをモチーフにした現在のデザインが採用されました。
自身では自覚が無くても、年齢とともに反射神経や視力などの身体能力は低下していくものです。「もみじマーク」を表示しておくと高齢なドライバーが運転していることを周囲に知らせることができ、安全で円滑な交通を確保する一助となります。
もみじマークを表示している車に対しての幅寄せや強引な割り込みが「初心運転者等保護義務違反」に該当します。
もみじマークの選び方
もみじマークには取り付け位置には規定があり「車体の前面と後面の両方に、地上0.4メートル以上1.2メートル以下の見やすい位置」となっています。車体が鉄製の場合は、指定位置のボディに磁石式の物を貼り付けるのが最も一般的です。車体がアルミやFRPでできている車両の場合は、吸盤式の物を窓の内側にな取り付けるか、非粘着電気シールタイプの物を使用します。ただし、吸盤式の物をフロントウインドウに取り付けると、道路交通法違反になってしまうので注意しましょう。
サイズやテザインは道路交通法で厳密に指定されているので、「道路交通法適合」の表示がある製品を選ぶと良いでしょう。ただし、表示義務なので、サイズが異なる物を表示していても違反になることはありません。
もみじマーク人気おすすめ6選
【おすすめ1】高齢運転者マーク(AMUZ)
最もベーシックな磁力吸着タイプ
道路交通法適合したマグネットタイプのアイテムで、鉄製のボディに取り付けて使用できます。反射シート使用なので夜間でも高い視認性を発揮し、安全の確保に役立ちます。前後用の2枚がセットになっています。長時間取り付けっぱなしにしてしまうとボディを傷める可能性があるため、運転時だけ取り付けるのがおすすめです。
【おすすめ2】高齢運転者マーク(AMUZ)
取り付け方式の異なる仕様を、前後で使い分ける
マグネットタイプと吸盤タイプが一枚ずつセットになったアイテムです。マグネットタイプは鉄製のボディに取り付けるように、吸盤タイプは窓ガラスに取り付けるようになっています。吸盤タイプはフロントウインドウに取り付けると違反になってしまうので、リアウインドウに取り付けて使用します。
【おすすめ3】高齢者マーク(シリウス)
鉄ボディ車以外にも使用でき、繰り返し使用できる
マグネットタイプが使えない樹脂やアルミのボディに使用でき、貼って剥がせるタイプのアイテムです。ボディにしっかり密着し、通常の使用で簡単に剥がれることはありません。前後用の2枚がセットされており、高齢者の安全な自動車の運行を補助します。
【おすすめ4】高齢者マーク(シリウス)
フロントとリアで使い分けられる、便利な組み合わせ商品
前後に使用できる、マグネットタイプと吸盤タイプが各1枚ずつセットされたアイテムです。マグネットタイプは鉄製のボディの車にしか使用できないため、愛車のボンネットの材質を確認しておきましょう。また、吸盤タイプはリアウインドウにしか使えません。
【おすすめ5】高齢者マーク(ファイブスター)
増加傾向にある、鉄以外のボディを採用したモデルに最適
反射シートを採用することで夜間でも視認性が高く、昼夜問わずはっきり確認できるアイテムです。非粘着電気シールタイプなので、マグネット式が使用できないアルミボディや樹脂ボディを採用している車種にも使用することができます。貼って剥がして繰り返し使用することができ、通常の走行で剥がれることはありません。
【おすすめ6】高齢者マーク(ゼウス株式会社)
いろいろな場所に使用でき、何度でも貼り直せる
アルミや樹脂製のボディはもちろん、ガラスやバンパーなどの非金属部分にも使用できるアイテムです。貼って剥がせるタイプで、洗うと粘着力回復し、車にも優しい作りになっています。高品質な反射シートタイプで、ナイトドライブの安全性を向上させ、前後用の2枚がセットされています。
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- 執筆者プロフィール
- 後藤 秀之
- 1970年代生まれ。バイクと自動車を中心にした趣味関係の書籍編集長を長年務めた後、フリーランスライターに。バイクと自動車以外にも、模型製作やレザークラフト 、ロードバイクや時計など男子の好む趣味一式を愛...