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油膜取り最強・簡単アイテムは?油膜の原因と落とし方も紹介!

フロントガラスの油膜は放置すると少しずつ固着していき、簡単には落とせない頑固な汚れとなります。油膜は対向車ライトの乱反射や雨水の拡散を誘発し、運転中の視界を妨げる要因となり非常に危険です。油膜が生じる原因や油膜取りカー用品の選び方を解説し、人気商品10選をご紹介します。

油膜が付くとどうなるの?

フロントガラス 油膜
©ozencdeniz/stock.adobe.com

フロントガラスに油膜が付着するとワイパーを使っても雨がはじかず、全体的に視界が悪くなってしまいます。

油膜付着の見え辛さから、運転に支障をきたし事故につながる可能性があるので気になったら早めに対処しましょう。

また、ワイパーの稼働したときに引っかかるような音の原因にもなります。

フロントガラスの油膜の原因は?

©mmuenzl/stock.adobe.com

大気中の排気ガス

排気ガスに含まれる成分が付着することで油膜ができてしまいます。特に車量が多い道路では、排気ガスの量も多くなるので少しずつ油膜が付着するのです。

雨天時の水に含まれる油分

雨天時に走行中の車が巻き上げる道路上の水に含まれる油分などがフロントガラスに付着することが原因となります。

ガラスコーティング剤が溶け出した成分

ガラスコーティング剤や撥水コーティング剤が溶け出し、コーティング剤に含まれるシリコンも油膜の原因です。

フロントガラスの油膜はとても頑固でウォッシャー液や普通のカーシャンプーではなかなか落ちません。特にシリコンはカーシャンプーに含まれる成分では非常に落としにくいものです。ワイパー作動にスジ状の吹き痕が残ったり、フロントガラスに水玉が残るような場合は油膜が付着していると考えられます。

こんなときは専用の“フロントガラスの油膜取り”を使用しましょう。

車のガラスの油膜取りの選び方

油膜専用クリーナーは撥水コーティング前にもおすすめ

油分やシリコンなどの油膜の原因を除去する油膜専用クリーナーは、ウィンドウの表面を完全にきれいにしてくれます。ガラス面に汚れや油分、シリコンなどの成分などが少しでも残っている状態で撥水コーティングすると、その効果は落ちてしまいます。

頑固な汚れはガラス用コンパウンド(研磨剤)

前述の油膜専用クリーナーでも落ちない場合は、ガラス用コンパウンドを使用することになりますが、扱いには注意が必要です。コンパウンドとは研磨剤のこと。使い方を誤るとガラスの表面に細かい磨きキズがつきます。

油膜除去作業は手磨きと電動ポリッシャーの2通りありますが、特に後者は磨きキズの原因となりやすいので注意が必要です。なお、正しく使用すればガラス表面についていた傷を補修してくれます。

油汚れなので台所用洗剤・食器用洗剤も試してOK

フロントガラスの油膜取りの主成分のひとつは「界面活性剤」で、台所用洗剤や食器用洗剤の主成分と同じです。界面活性剤は油分を水となじませて溶かす化学成分ですので、油膜を分解して水に溶かす仕組みは同じとなります。界面活性剤の含有率とその他洗浄成分によって、汚れの落ち具合が変化します。台所にある洗剤で試してみても問題ありません。

執筆者プロフィール
MOBY編集部
MOBY編集部
新型車予想や車選びのお役立ち記事、車や免許にまつわる豆知識、カーライフの困りごとを解決する方法など、自動車に関する様々な情報を発信。普段クルマは乗るだけ・使うだけのユーザーや、あまりクルマに興味が...

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