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ヒートガンの人気おすすめ商品と選び方|小型タイプでも充分使える!
ヒートガンはドライヤーよりもはるかに高温の温風を吹き出すことができる電気工具です。自動車のメンテナンスやカスタムを行なう際、部品の温度を上げなければならない場面は多々ありますから、工具箱に1丁あると重宝します。
ヒートガンの使い方と注意点
自動車のカスタムやドレスアップにあたり、ヒートガンはラッピングフィルムの貼り付けや、はんだ付け、塗料や接着剤の乾燥、熱収縮チューブの収縮などに使用されます。
吐出温度は小型のものでも300℃以上、一般的なものでは500℃以上。これだけの高温になるので、使い方を間違えるとトラブルの原因になることもあるので、十分に注意して使用するようにしましょう。
温度や風量の調整機能があるタイプもあり、用途に合わせて調整できるので1台で様々な作業に使うことができます。
ヒートガンの選び方
ヒートガンを選ぶ際には最高温度を確認し、必要な温度で使用できるかどうかを確認する必要があります。
小型ヒートガンでも300℃以上の吐出温度があるので、一般的な作業であれば十分に使うことができます。
ノズルが交換できるものもあり、作業対象に合わせてノズルの形状を変えることで効率的に作業を進めることができます。ノズルにはステッカーを剥がす際などに便利なヘラ型や、ピンポイントに風を当てることができるスポット型、熱収縮チューブの加熱収縮に適した切欠き型などがあります。
一般的なもので1,000W〜1,500W程度と消費電力が高いため、100VのAC電源に繋いで使用するタイプがほとんどですが、最近では電動工具用の充電池で作動するタイプも販売されています。電源タイプは、作業環境に合わせて選ぶと良いでしょう。
また、ヒートガンを使用すると当然本体も高温になるため、冷ましてからしまわなければなりません。しかし、一部のモデルには冷却モードが備わっており、このモードを使うことで短時間で冷却することができます。
ヒートガンおすすめ5選
【おすすめ1】ヒートガン(マキタ)
幅広い温度で使用することができ、多彩な熱処理加工が可能
スライドスイッチと9段階温度調整ダイヤルで、50~500℃の間で作業に合わせた細かな温度設定が可能なアイテムです。ガラス保護ノズル、平面ノズル、曲面ノズル、丸ノズル、2種類のスクレーパが付属しており、さらに別売りのノズルを組み合わせることで様々な作業を行なうことができます。
【おすすめ2】 ホットエアガン(ボッシュ)
ワンランク上の作業性を持つ、高性能モデル
見やすい液晶ディスプレイを搭載し、作業に合わせて温度と風量を4つメモリすることが可能な、高性能タイプです。50~600℃の間で吐出温度を調整することができ、風量も100~350L/Mの間で調整することができます。3ヶ所に立て置き接地面があるため、台などの上に縦に置いても安定して作業を行なうことができます。
【おすすめ3】ヒートガン(HIBJPD)
取り回しの自由度が高い、コードレスタイプ
別売りの18ボルトリチウムイオンバッテリーと組み合わせて使用する、ハイパワーなアイテムです。風量を二段階に調整することができ、使用度範囲は300~550℃です。平型エアーノズルとカーブドノズルが付属しており、用途に合わせて使い分けることができるようになっています。
【おすすめ4】プラジェットミニ(石崎電気製作所)
スマートなボディに、高い性能を詰め込む
携帯や収納に便利な小型ストレートボディを採用し、350℃の吐出温度で本格熱風加工ができるアイテムです。温度過昇防止機能付きで安心して作業を行なえ、折りたたみ式スタンドが本体に付属しているので本体を置いて作業することもできます。別売りのノズルも用意されているので、組み合わせることで作業範囲を拡張することができます。
【おすすめ5】ヒートガン(通用)
小型で軽く、様々な用途に使える本格派
コンパクトで軽量なタイプながら、数秒で最高温度である350℃まで達する急速加温タイプのアイテムです。熱収縮チューブの収縮や樹脂加工、ステッカー剥がしなど幅広い用途に使用でき、軽量なので長時間の作業にも向いています。車のメンテナンスからクラフトまで、幅広い用途に使用することができます。
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- 執筆者プロフィール
- MOBY編集部
- 新型車予想や車選びのお役立ち記事、車や免許にまつわる豆知識、カーライフの困りごとを解決する方法など、自動車に関する様々な情報を発信。普段クルマは乗るだけ・使うだけのユーザーや、あまりクルマに興味が...