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ガソリン携行缶の人気おすすめ商品と選び方|灯油用ポリタンクの使用は絶対NG!

自動車の燃料として使用されているガソリンですが、揮発性が高いためその取り扱いには注意が必要です。ガス欠になってしまったり、動かしていなかった車などに給油をする必要があるときは、消防法に適合したガソリン携行缶を必ず使用しなければなりません。

ガソリンをペットボトルや灯油用ポリタンクに入れるのは違法行為

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普段何気なく自動車に給油しているガソリンですが、消防法令では危険等級II 第四類危険物に分類されています。

ガソリンの貯蔵や運搬方法も消防法令によって厳しく規定されているため、ペットボトルや灯油用のポリタンクなどを使用することはできません。ガソリンをどうしても持ち運ばなければならない状況になった場合には、「ガソリン携行缶」と呼ばれる専用の容器に入れて持ち運ばなければなりません。

また、ガソリン携行缶を使用した場合でも、セルフスタンドなどで自ら携行缶への給油を行なうことはできませんので、必ず従業員の方を呼んで、給油をしてもらうようにしてください。

ガソリン携行缶の種類と選び方

ガソリン携行缶は金属や高密度ポリエチレンなどで作られており、容量は最大22Lまでとされています。容量は0.5L程度の小さな物から20L入るタイプまで様々あり、形状も縦型や横型など様々な物があります。用途や好みもあると思いますが、持ち運びのことなどを考えると、10L程度の物が最も使いやすいと言えるでしょう。

金属製の物は丈夫で22Lまで入れることができますが、材質が鉄だと内部が錆びることがあります。錆が心配であれば、ステンレス製や内部がメッキされているタイプもあるのでそれらをチョイスしてください。高密度ポリエチレン製の物は軽量で錆の心配はありませんが、金属製の物よりも強度が低く、最大容量も10L以下と規定されています。

ガソリン携行缶の内部でもガソリンは揮発を続けているため、気化したガソリンによって携行缶内部の圧力は高くなります。そのまま開けてしまうとスプレーの要領でガソリンが噴き出してしまいます。それを防止するためにキャップを少しずつ開き、内部の圧力を逃してから開けるようにしましょう。また、圧力を逃がすバルブ機構が備わっているタイプもあり、より安全に使用できるのでおすすめです。

また、消防法令で規定されている様々な試験基準に適合している必要があります。適合しているかどうかは、KHKマーク(危険物保安技術協会の試験確認基準に適合した危険物運搬容器であることを示しています)またはUNマーク(危険物の国際輸送に関する国際勧告(UN規格)に適合した危険物運搬容器であることを示しています)のいずれか、その両方が貼り付けられていることで確認することができます。

この表示がされていれば、消防法令の試験基準に適合しているとみなされます。必ず確認して、消防法令に適合した物を使うようにしましょう。

ガソリン携行缶おすすめ6選

【おすすめ1】ガソリン携帯缶(矢澤産業)

使いやすく安全性が高い、ベーシックなデザインのアイテム

UN試験に合格し、消防法に適合している製品です。材質には亜鉛メッキ鋼板が使用され、錆にくく頑丈な作りになっています。持ち運びしやすく安定性の高い横型タイプで、エア調整ネジも取り付けられています。専用の給油ノズルが付属しており、底面に補助取手が取り付けられているので安全に給油することができます。

【おすすめ2】ガソリン携行缶(メルテック)

安全性に優れ、高いクオリティで仕上げられた大容量仕様

錆にくいステンレス素材を使用し、消防法に適合したアイテムです。しっかりとした厚みがあり、機密性や水圧などの厳しい試験をクリアしているため、安全にガソリンを運ぶことができます。専用のノズルやエア調整ネジなどが装備されており、使いやすさも十分に考慮されています。

【おすすめ3】ガソリン携行缶(PLOW)

PLOW ガソリン携行缶 アーミーグリーン (20L)

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安定して置け、安定した給油ができるデザインを採用

危険物保安技術協会試験確認済みで、消防法に適合した鋼板製のアイテムです。ミリタリー感あふれる半光沢のアーミーグリーンペイント仕上げで、内部に格納可能な給油ノズルを装備しています。ホールドできる大型グリップハンドルと、底面の凹んだ形状にによってしっかりとホールドできるため、安定した給油が可能です。

【おすすめ4】ポリ燃料タンク ゴリッタ(BMO JAPAN)

軽量で使いやすい、樹脂製アイテム

HDPE高密度ポリエチレンを使用し、UN規格を取得した製品です。金属製と比べると軽くて持ち運びが楽にでき、内部が錆びる心配がありません。注ぎ口が湾曲した形状の専用ノズルが付属しており、スムーズに燃料補給を行なうことができるようになっています。

【おすすめ5】ガソリン携行缶(X-EUROPE)

いざというときに役立つ、便利な使い切りサイズ

JIS規格に合格した電気亜鉛メッキ鋼板を使用し、UN規格を取得した消防法適合品です。ボトルキャップには錆びにくいステンレスを使用し、輸送や携帯に大変便利な給油ノズルと収納袋が付属しています。サイズは9.3×9.3×19.1cmとコンパクトなので、オートバイなどにも積むことができます。

【おすすめ6】ガソリン携行缶(エマーソン)

軽くコンパクトで、持ち運びに便利なデザイン

重量150gと超軽量に作られた、アルミ製のアイテムです。持ち運びが楽な使い切りタイプで、持ち運びに便利な収納袋や、内容物表示ステッカーも付属しています。キャップ部分には肉厚なパッキンが使用され、液漏れを防止しています。ドライブやツーリングにはもちろん、農作業やアウトドアなどで活用できます。

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執筆者プロフィール
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新型車予想や車選びのお役立ち記事、車や免許にまつわる豆知識、カーライフの困りごとを解決する方法など、自動車に関する様々な情報を発信。普段クルマは乗るだけ・使うだけのユーザーや、あまりクルマに興味が...

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