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ベアリングプーラーの人気おすすめ商品と選び方|ベアリングの取り外しには必須

ベアリングは軸をスムーズに回転させるための部品で、外輪と内輪という二つのリング状の部品の間にボールまたは「ころ」と呼ばれる円柱状のパーツが組み込まれた構造になっています。このベアリングは通常圧入されているため、取り外す際には専用工具であるベアリングプーラーが必要になります。

ベアリングの固定方式によって、ベアリングプーラーは異なる

@Gunars/stock.adobe.com

ベアリングは基本的に回転する部品の軸受なのまで、常に高い負荷がかかっています。そのため、長く使用していると部品の内部がすり減ってガタが出てきてしまうため、交換が必要になります。

圧入されているベアリングと受け部分はクリアランスが非常に少なく、こじったりしてしまうと受け側の部品を傷付けたり壊してしまう可能性があります。そのためできるだけ平行に引き抜く必要があり、そのための機能を備えた特殊工具であるベアリングプーラーが必要になります。

ベアリングには、内輪側が固定されているタイプ、外輪が固定されているタイプ、内輪外輪共に固定されているタイプがあります。そのため、ベアリングプーラーも内輪にかける内がけタイプと、外輪にかける外がけタイプがあります。

ベアリングプーラーの選び方

まず自分が取り外したベアリングが内外どちらで固定されていることを確認し、適合するタイプのベアリングプーラーを選びましょう。

内がけタイプはテーパー形状のシャフトがアダプターを広げてベアリングの内輪に固定するタイプと、爪を広げて内輪にひっかけるタイプがあります。外がけタイプは外輪の外側から爪をかけるようになっており、2本の爪を外輪にかけて引き上げるようなっています。

いずれのタイプもシャフトにネジが切ってありナットを回すことでベアリングを少しずつ引き抜いていくようになっているものが主流ですが、スライディングハンマーを組み合わせたタイプもあります。使う箇所や使い勝手を考慮して、最適なタイプを選ぶようにしましょう。

ベアリングプーラーおすすめ4選

【おすすめ1】ベアリングプーラー(SOCOCO)

確実にシャフトからベアリングを引き抜く、ベーシックな作り

2本の爪をベアリングにかける爪式のアイテムで、ハンドル部分を回すことでベアリングを引き抜くことができます。左右の爪の幅は調整できるようになっているため、様々なサイズのベアリングを作業することができます。また、材質には炭素鋼が使用されており、しっかりとした作りになっています。

【おすすめ2】ベアリングプーラー(HFS)

用途に応じて使い分けができる、マルチなアイテム

爪式とセパレーターの両方に使用することができる、使い勝手の良い製品です。爪が掛からなかったり、固着して抜き取りにくい場合はセパレーターを使用します。爪式は直径52mmまで、セパレーターは直径40mmまで対応でき、爪式は外がけと内がけの両方に使用できます。

【おすすめ3】パイロットベアリングプーラーセット(BomberRabbit)

高い作業性と汎用性で、自動車の重整備をサポートする

内径8~29mmまで対応する、内がけタイプのアイテムです。アダプターは7種類セットされており、「8~11mm」、「10~13mm」というように4mmごとに使い分けるようになっています。エンジンやミッションの分解整備など、ベアリングの脱着が必要な作業に幅広く対応することができます。

【おすすめ4】ベアリングプーラー(Autory)

5種類のアダプターで、様々なサイズに対応する

内径9~23mmのスリーブタイプベアリングを取り外すことができる、シンプルで使いやすいアイテムです。シャフトを時計回りに回すとクランプが開いてベアリングの内輪にフィットし、まっすぐに引き抜くことができるようになっています。

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執筆者プロフィール
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新型車予想や車選びのお役立ち記事、車や免許にまつわる豆知識、カーライフの困りごとを解決する方法など、自動車に関する様々な情報を発信。普段クルマは乗るだけ・使うだけのユーザーや、あまりクルマに興味が...

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