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【CarZoot 黒樹脂 完全復活コーティング】特徴や施工方法、評判など紹介

CarZoot 黒樹脂 完全復活コーティングとは?

新車時は真っ黒で艶やかな黒樹脂パーツですが、時間の経過とともに色があせて白っぽくなってきます。常に屋外にさらされている以上、樹脂パーツの劣化は避けることは難しいでしょう。

そうした劣化してしまった黒樹脂パーツのツヤを復活させることができるのが、樹脂パーツのコーティング剤です。

今回は、自動車整備工場などでも導入実績があるコーティング剤「CarZoot 黒樹脂 完全復活コーティング」を試してみました。

CarZoot 黒樹脂 完全復活コーティングの特徴

商品特徴

  • 黒樹脂に色の深みとツヤを与える
  • 約1年の高耐久性を実現
  • 黒樹脂パーツの劣化を防止
  • べたつきにくく塗布しやすい
  • 専用スポンジを付属

商品概要

  • 内容量:コート剤 30ml
  • 付属品:専用スポンジ、施工マニュアル

CarZoot 黒樹脂 完全復活コーティングはこんな人におすすめ!

深みのある黒色とツヤを復活させたい人

CarZoot 黒樹脂 完全復活コーティングは、白く劣化してツヤを失った樹脂パーツの輝きを復活させたい人におすすめです。白く劣化してしまった樹脂パーツでも、手軽に深みのある黒色を復活できます。

また、劣化を防ぐ保護成分を配合。天候や車の使用状況によって異なるものの、ワックス成分を塗り込むことで約1年間の高耐久性を実現しています。

初めての人にも写真つきマニュアル付きで安心

CarZoot 黒樹脂 完全復活には、カラーの写真付きマニュアルと専用スポンジが付属しています。はじめて作業する人や慣れていない人でも簡単に作業できるようになっています。別途、拭き上げ用のタオルだけ用意すれば施工を完了できます。

さらに液垂れしにくい設計になっており、初めてでも色ムラの少ない塗布が可能です。

施工は3ステップで完了!

施工は3ステップで完了するため、外出前のちょっとした時間でも作業できます。

1.付属する専用スポンジにコーティング剤を適量取り出す

付属のスポンジに数滴垂らして塗布する

2.劣化した未塗装黒樹脂パーツに塗り込む

白化やくすみ、変色が気になる部分にしっかりと塗り込みます。色ムラが出にくいので、同じ部分を繰り返し塗っても問題ありません。

3.乾いたタオルで樹脂パーツの表面に残ったコーティング剤を軽く拭き取る

濡れたタオルだとコーティング剤を取り除いてしまう可能性があります。

光を反射するほどのツヤが得られた

実際に使ってみた感想は?

ニオイが少なく作業しやすい

こうした溶剤にありがちな、鼻を刺すような不快なニオイがしません。マスクをしていなくてもニオイを気にすることなく作業できます。同様の他社製品と比較しても、ニオイが少ないと感じました。

若干の液垂れはあるが気にならないレベル

溶剤を付けすぎると液垂れするので注意が必要

塗布する溶剤の量によっては液垂れする場合があるものの、ほぼ気にならない印象。こうした作業はスピーディーにこなす必要があるので、液垂れせずに素早く作業できる点は評価できます。

スポンジに一度に取り出す溶剤の量は、5~6滴で1メートル四方程度が目安だと思います。ちなみに、本製品1本で車5~10台の施工が可能となっています。

色ムラはほとんどない

一般的な樹脂パーツコーティング剤は、素早く作業しないと色ムラ(塗りムラ)が生じる場合があります。こうしたムラは乾燥後にスジとなって見た目を損なうことがあります。

CarZoot 黒樹脂 完全復活コーティングは、同じ部分を繰り返し塗っても色ムラ(塗ムラ)が少ない印象を受けました。

塗布直後は色ムラができることがある
色ムラがあっても乾いてくれば気にならなくなる

カーボン調の樹脂パーツには適さない

カーボン調の樹脂に塗布してみたが、多少色が濃くなる程度だ

カーボン調のデザインが施された樹脂バンパーに使用してみました。バンパーの表面にわずかな凹凸があるため、ツヤが出るどころか、本来のカーボン調の色味を損なうこともあります。

樹脂パーツであってもデザイン性のある部分には使用しない方が無難といえます。

口コミの評価を実際に検証

通販サイトに書かれている口コミの評価の真偽は本当なのかどうか、実際に検証してみました。

施工後一回の洗車で落ちてしまう?

CarZoot 黒樹脂 完全復活コーティングを使ったあと、通常通り洗車をしてみました。特に色あせの激しかった樹脂パーツを念入りに洗ってみましたが、樹脂パーツのツヤは保持できていました。

車の保管・使用状況によって差があるとは思いますが、口コミのような「一回の洗車で落ちた」ということはありませんでした。

新車時の黒色に復活しない?

白化した部分に塗ってもツヤは出たが深みのある黒色にならないという口コミがありました。

今回のレビューでは、劣化の激しい部分に試したわけではないので、正確な検証はできませんでした。とはいえ、樹脂パーツの劣化が進んでいる場合、新車時のような黒色に復活しない可能性は十分あります。

個人的には、こうした市販品で試してみて、どうしても色味やツヤが復活しない場合は、ディーラーや整備工場などのプロに相談することをおすすめします。

ムラやスジが残る?

一回の塗布でどれくらいの溶剤をスポンジに付けるかにもよりますが、大量の溶剤を塗布すると色ムラやスジが残る可能性があります。

推奨されている量(一度に5~6滴)よりの倍の量で塗布したところ、やはり色ムラが生じました。また、乾燥後にはスジのような模様も確認できました。溶剤の使いすぎには注意してください。

CarZoot 黒樹脂 完全復活コーティングに関するよくある質問

樹脂パーツ他にどの部分に使えますか?

樹脂パーツのみの使用可能です。バンパーやドアミラーの付け根部分、フロントガラスの下部など樹脂部分に使用可能です。

日陰で作業した方が良いですか?

炎天下での作業は、溶剤の乾燥が早くなるため色ムラの原因になる場合もあります。できれば、日陰(木陰の下や車庫内など)での作業をおすすめします。

プラスチックの傷消しに使えますか?

プラスチックの傷消しを推奨している製品ではありませんが、細かい傷であれば目立たなくなるくらいの効果は確認できました。ただし、傷を消したいのであれば専用の製品を選択してください。

撮影:室井大和

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執筆者プロフィール
室井大和
室井大和
1982年生まれ。ライター歴6年、自動車業界9年。合わせて約15年。雑誌編集、記者、指定自動車教習所員資格保有。愛車はスズキスイフトスポーツ(33型)、BMW323i(E90型)、ジムニー(JB23型)。車はセダンではじ...

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