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後付けのシーケンシャル(流れる)ウインカーは車検に通る?おすすめキットや取り付け方から自作例まで

シーケンシャルウィンカーキットの取り付け方やおすすめキット、自作例から車検時の注意点などをまとめました。流れるウィンカー「シーケンシャルウィンカー」が解禁となり、高級車をはじめ、アフターマーケットでもが人気の的に。ルールを守ってカッコいいライトにカスタムしましょう。

話題のシーケンシャルウインカー(流れるウインカー)は後付けできる!

シーケンシャルウィンカーを採用するアウディ A3 セダン

LEDを連鎖的に点灯させ、流れるように見える「シーケンシャルウィンカー」が注目を浴びています。日本国内でもシーケンシャルウィンカーの使用が認められるようになり、認知が一気に広まりました。

シーケンシャルウィンカーのさきがけとして有名なのは、アウディ。LEDシーケンシャルウィンカーを標準装備しています。
もちろん、既存のウインカーをシーケンシャルウィンカーにカスタムすることも可能。方法は大きく分けて以下3つです。

シーケンシャルウィンカーについて詳しくはこちら

流れるウインカー付きの社外ヘッドライトに交換

もっとも手軽にシーケンシャルウィンカーにする方法は、ヘッドライトやテールランプのハウジングごと、社外のシーケンシャルウィンカーライトに交換する方法です。ただし、高価であることと、適合車種が限られることが難点です。

流れるウインカーの汎用キットを使用

シーケンシャルウィンカー部だけがテープ状のキットになった汎用製品も販売されています。
これをヘッドライト内に埋め込んだり、保安基準の条件を満たす場所に取つけることで流れるウィンカーを再現できます。

流れるウインカーを自作

完全自作のシーケンシャルウィンカーなら、設置場所も光り方も自由自在にコントロールすることができます。
しかし電気回路知識やシーケンス制御プログラミング、はんだづけ技術やヘッドライトの殻割りに加え、それらを上手にまとめるデザインセンスなど、多くの知識と技術が求められます。


後付けした流れるウインカー車検に通る?

しっかりと取りつけ基準を守れていれば、シーケンシャルウィンカーでも車検を通すことはできます。しかし、どうしても純正品より品質の劣る社外品では、製品による光量や光色などの違いにより、車検に通らない場合があります。

ウィンカーの規定

ウィンカーの規定は、道路運送車両保安基準 第41条 方向指示器で示されている通り「光が橙色であること」「十分な光量があること」「他の交通を妨げないこと」が前提です。

指定される取り付け位置の垂直方向は地上35cm〜2.1mの範囲。水平方向はウィンカーの端が車の外縁の40cm以内であり、左右のウィンカーは60cm以上離れていなければいけません。数に関しての指定はありませんが、一箇所あたり20平方cmと規定されています。

ヘッドライトの位置にシーケンシャルウィンカーを取りつけるのならば問題はないでしょう。

シーケンシャルウィンカーの規定

従来のウィンカーの規定に加え、以下のようなシーケンシャルウィンカー特有の規定があります。

・光が内側から外側に向かって均一に連続して点灯すること。
・光は点灯したらすべての光が同時に消えること。
・水平方向・垂直方向に反復して点灯しないこと。
・すべてのウィンカーの点滅周期が同一で、その周期は毎分60〜120回以内のであること。

純正ウィンカーとの併用がおすすめ

「シーケンシャルウィンカー用LEDテープ」として販売される製品であれば、ウィンカーの条件は満たされているため問題はありませんが、光量と光色は、検査機器や検査官により判断が異なる場合があります。

社外品のシーケンシャルウィンカーを使用する場合は、純正のウィンカーは取り外さず、併用する形で使うことをおすすめします。

ウインカーの車検通過基準についてはこちら

後付けシーケンシャルウインカーの取り付け方法

シーケンシャルウィンカーの取りつけ方を、ステップを踏んでご紹介します。

最も手軽に設置するできるシーケンシャルウィンカーはテープタイプでしょう。ヘッドライトの上部や下部に取りつけ、ヘッドライトとボンネットやバンパーの隙間に流れるウィンカーを設置するのが一般的です。

多くのLEDテープ製品に共通する手順を解説していきます。実際の作業の際には取扱説明書をよく読み、それにしたがって作業を進めてください。

1.点灯確認

まずはじめに、流れるようにウィンカーが動作するか確認します。
シーケンシャルウィンカーのLEDテープの、プラス端子とマイナス端子をそれぞれのバッテリー端子に直接接触させて、動作確認をします。
取り付けてから気づいたのでは取り返しがつかないため、事前に不良品ではないかをしっかり確認しておきましょう。

2.カット

カットできるLEDテープの場合は必要な長さにカットします。
製品によってはカットできないLEDテープもありますので事前に確認をしましょう。

3.防水

LEDテープをカットした際は、切断面は必ず防水処理を施しましょう。防水処理の方法には、シリコンコーキングと電気配線用の収縮チューブを使う方法があります。

シリコンコーキングした場合は、固まった後で取れないように周囲にもしっかりと塗り込み、しっかりと乾燥させましょう。収縮チューブの場合は、端面にチューブを被せ、ヒートガンなどで温めてしっかりと密着するまで温めます。両方を併用するとより効果的に防水できます。

4.取りつけ

ヘッドライト上面の汚れをよく落とし、シリコンオフで油膜を取り除いてから両面テープで張りつけます。
うまくつかない場合は、ドライヤーでヘッドライトの貼り付け面を温めながら取りつけましょう。

安価な製品では両面テープの粘着力が不足気味なものがあります。その場合は別途強力な両面テープを用意しましょう。なお、一度しっかりと貼り付けたLEDテープを無理にはがすと、断線して再利用できない恐れがあります。

5.配線

シーケンシャルウィカーの配線は、多くの製品が、純正のウィンカー配線に割り込ませる形で配線されます。エレクトロタップを使い、プラスとマイナスを間違えないように取りつけます。製品によってはマイナス側をボディアースにつなぐものや、ACC(アクセサリー電源)から電源を取る製品もあるので取扱説明書にしたがって配線をしましょう。

6.点灯確認

配線が終わったら、点灯確認をして終了です。
途中までしか点灯しない場合は、純正ウィンカーの通電が、シーケンシャルウィンカーが最後まで点灯する前に終わっている場合があります。その場合は、カットできるLEDの場合は、LEDを短くするとすべてのLEDが点灯するようになるでしょう。

カットできないLEDテープの場合は、タイミングを調整できるウィンカーリレーに交換する方法で対処することができます。調整する場合は、1分間に60回~120回の範囲内になるように調整してやります。

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