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ロックナットとは?外し方&締め方から紛失時の対応まで

交換したばかりのお気に入りのホイールが盗難…愛車にそんなことが起きたらショックですよね。この記事では、ロックナットの外し方や締め方、購入する際の注意点などを解説します。ロックナットの専用ソケットを失くしてしまった場合の対応についてもご紹介します。

ロックナットとは?

ロックナットとは

出典:https://www.amazon.co.jp/

この記事をお読みになっている方の中には、走行性能を向上させる目的で軽量のアルミホイールに交換したり、デザイン性の高いホイールでドレスアップを楽しまれている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そのようなホイールは高価なことも多いので、駐車場に行くと愛車がブロックの上にのった状態でホイールが盗まれていた…ということが起きたらとてもショックですよね。

皆さんが普段お乗りになっている車も、ホイールナットと呼ばれるナットで車体にホイールを留めていると思います。
ロックナットもホイールナットの1種で、車からタイヤやホイールを盗難されないようにするために用いるナットです。

通常のホイールナットは六角形をしているので、外径さえ合えば車載工具や量販店などで売っている十字レンチで簡単に取り外すことができてしまいます。
それに対しロックナットはキーアダプターなどと呼ばれる専用のソケットでなければ回せないように特殊な形状を
しています。

1本のホイールに対して4~6個ほどあるホイールナットのうち1個だけをロックナットにしますが、ロックナット単体の4個で販売されている場合と、その他のホイールナットも含めたセットで販売されている場合があります。

全てのホイールで種類の異なるロックナットを使えば、盗難防止効果もよりあがります。

上記のロックナットの商品ページはこちら

ロックナットを購入するときの注意点

ロックナットのイメージ画像©Shutterstock.com/

出典:©Shutterstock.com/ Tatiana Khlopkova

ディーラーなどで純正オプションのロックナットを購入するのであれば心配はないと思いますが、自分で選ぶ場合には取り付ける車のホイールナットに合ったロックナットを選ぶ必要があります。

ロックナットのサイズ

メーカーや車種によって、ホイールナットのネジの直径やネジ山のピッチ(ネジ山の間隔)などが異なります。
ロックナットもこのサイズに合っていないと取り付けできませんので、自分の車のナットサイズを知っておく必要があります。

ホイールナットのサイズは「M12×P1.5 21HEX」などのように表されます。

例では、ねじの規格はミリメートルネジでネジの直径(M)12mm、ネジ山のピッチ(P)1.5mm間隔、六角形のナット(HEXAGON)の二面幅が21mm、ということになります。

ロックナットの取り付け座の形状

ロックナットのサイズが合っていても、取り付け座の形状が合っていなければホイールをしっかりと固定することができません。
ロックナットとホイールが密着していないと振動でナットがゆるんだり、最悪の場合、走行中にホイールが外れてしまったりする恐れがあるので、ホイールにあった座面形状のロックナットを選びましょう。

ホイールナットの座面には以下のような形状があります。

◆テーパー座
座面がすり鉢状のテーパーになっているもので、60°のテーパーになっているものが最も一般的です。
社外のホイールの交換されている場合も、このテーパー座になっているものが多いでしょう。

◆球面座
座面がRのついた曲面になっているもので、主にホンダ車のホイールで使われています。

◆平面座
ナットにワッシャーが付いたような形状になっていて、取り付け面は平らになっています。
主にトヨタ車のホイールで使われています。

このようにロックナットを付ける前にはナットのサイズや座面の形状を知っておくことが重要です。
ホイールがしっかりと固定されていることは安全な走行に必要不可欠なことですので、自分の車に合うものがよく分からない場合はディーラーや販売店に相談するようにしましょう。

タイヤ・ホイール交換に関連する記事はこちら!

ロックナットの外し方

ロックナットの外し方は難しくありません。
専用のソケットをロックナットに被せるだけで、それ以外は通常のホイールナットと同じように十字レンチなどを使って緩めるだけです。

この時に注意する点は、ロックナットの溝を破損しないようにソケットがしっかりとロックナットにはまっているか確認して、ソケットとナットが常に直線上にくるように手を添えたり、十字レンチを軽く押し込むようにしながら緩めるようにします。

ロックナットだけでなく全てのホイールナットを外す場合は、隣り合ったボルトを緩めるのではなく、必ず対角のボルトから緩めていくようにしましょう。
これは、1つのボルトだけに負荷がかかってボルトの山を潰してしまったり、ホイールの座面をなるべく傷つけないようにするために重要です。

ロックナットの締め方

タイヤ ナット取り外しのイメージ画像

出典:©Shutterstock.com/ Corepics VOF

ロックナットを締める時も外す時と同様に、専用ソケットをしっかり挿し込んで締めていきます。

締めていく順序もやはり対角にあるナットを締めていくことで、全てのナットを締め終わった時にホイールの中心がズレることを最小限に抑えることができます。
このズレが大きくなると、特に高速走行時の振動が酷くなったりしますので、なるべくズレがないようにしたいですね。

この時、できれば最後の締め込みにトルクレンチを使って締め付けトルクを管理しておくと安心です。
ホイールナットの締め付けトルクは一般に軽自動車が80~90N・m(ニュートン・メートル)、乗用車で105N・m程度と言われていますが、車種によって適正なトルクが決められていますので事前に確認するようにしましょう。

トルクレンチの使い方が動画の中で詳しく説明されていますので、参考にしてください。

ロックナットのソケットを紛失!どうすればいい?

ロックナットのソケットを失くしたら

出典:https://www.amazon.co.jp/

専用のソケットがないと外すことができないロックナット。
このソケットを失くしてしまうとタイヤ交換もできなくなるので一大事です!

もしソケットを失くしてしまった場合、どうすればいいのでしょうか?

キー番号や保証書で新しいソケットを取り寄せる

純正オプションになっているロックナットでは、それぞれにキー番号というものがあり、このキー番号をディーラーに伝えることで新しいソケットを購入することができます。

カー用品店などで購入できるロックナットにはキー番号がないものもありますが、その場合もパッケージなどに付いている保証書でユーザー登録などをして、メーカーからソケットを取り寄せることができるでしょう。

ロックナットを購入したらキー番号や保証書の有無を確認して、万一の場合に備えて保管しておくようにしましょう。

販売店やタイヤ専門店に取り外しを依頼する

ディーラーやカー用品店では、取り扱っているロックナットのソケットを一式備えていることも多いようです。
タイヤ専門店でもタイヤ交換の時に忘れてきてしまった人のために、一般に販売されているロックナットのソケットであれば置いてあることがあります。

たまたま合うソケットがあるか運頼みというところもありますが、取り急ぎ外したい場合に相談してみるのも良いでしょう。

ロックナット外し工具を使う

ロックナットを外す工具

合うソケットがどうしても見つからない場合、ロックナットを強引に外すしかありません。
そのようなロックナットや角が潰れてしまったボルトを外す専用工具が販売されていて、同様の工具を持っている整備工場などもあるようです。

また少し小さめの12角ソケットなどを叩き込んで無理やり外す、という方法もあるようです。

ただし、これらの方法で外したロックナットは再利用できなくなりますし、ホイールも傷ついたりすることがありますので、本当に最後の手段と考えましょう。

このように、ロックナットのソケットを失くしてしまうと時間も費用も掛かってしまいます。
傷や破損などのトラブルを避けるため、店舗では外すことを断られることも多いようです。
失くしたりタイヤ交換の際などに困ることのないよう、ソケットは常に車に載せておくのがいいですね。

ロックナットを外す工具の商品ページはこちら

ロックナットで大事なホイールの盗難対策!

ロックナットで盗難対策

ロックナットとは何かから、ロックナット外し方や締め方、紛失時の対応までをご紹介しましたが、いかがでしょうか。

ロックナットは他の盗難対策と比べて、車に乗る前に外したりする手間もかからず、価格も比較的安価に導入できる利点があります。
ただし、ソケットがなければ自分でも外すことが困難になってしまいますので、ソケットを失くさないように注意が必要です。

まだ盗難対策をしていないという方は、まずロックナットで愛車のホイールの盗難対策をしてみてはいかがでしょうか。

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