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現在まで続く日産のスポーツイメージにとって、始祖となった存在~「スカG」だけではない2代目S50系スカイライン

日産との合併後も、プリンス店の重要車種として残る

日本モータースポーツ界の名勝負といえば欠かせない、生沢徹のスカイラインGTが1周のみポルシェ904の前を走った、1964年の第2回日本グランプ地GT-IIクラス

1966年8月には、経営不振だったプリンスが業界再編の波を受けて日産と合併、スカイラインも「日産 プリンス・スカイライン」として、グロリアともども引き続き日産プリンス店の看板車種として存続します。

日産に吸収合併されたとはいえ、プリンスは宮内庁御用達のブランド力が健在で、グロリアはセドリックのバッジ違い程度ながら生き残ったのに対し、スカイラインもローレルと深い関係にありながら、バッジ違いの単なる姉妹車ではなく生き残りました。

それだけでなく、2代目の時代でレースにより「スカG」に限らず高性能で華々しい実績を残したイメージや、3代目C10以降も旧プリンス開発陣によってスポーツセダンとしてブランドが熟成されていったことで、2024年現在もスカイラインの名は残っています。

その基礎を作ったのは、あくまで高級セダンだった初代より、2代目の功績が大きいと言えるでしょう。

※この記事内で使用している画像の著作者情報は、公開日時点のものです。

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執筆者プロフィール
兵藤 忠彦
兵藤 忠彦
1974年栃木県出身、走り屋上がりで全日本ジムカーナにもスポット参戦(5位入賞が最高)。自動車人では珍しいダイハツ派で、リーザTR-ZZやストーリアX4を経て現愛車は1989年式リーザ ケンドーンS。2015年よりライタ...

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