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「黄色いセンターラインをまたいで右折はセーフ、だけど…」ある標識を見落とすと違反になるってホント?
意外と知らない?右折時のルールを再確認しよう
街中を走行していると、「黄色いセンターライン」が引かれた道路を目にすることが多々あります。
このような道路では、なんとなく『追い越しができない』ということはわかりますが、特に初心者の場合は『右折ではみ出すのは大丈夫なの?』と思う方もいるのではないでしょうか。
普段は何気なく運転していますが、『黄色いセンターラインが引かれていても右折は問題ないのか』と聞かれると、案外明確に答えられなかったりします。
今回は、そのような場面での右折の可否、付随する標識について再確認していきましょう。
黄色いセンターラインは「”追い越し”のためのはみ出し禁止」
まず、黄色のセンターラインが引かれている意味について再確認しておきましょう。
この線が引かれた道路では、黄色のセンターラインをはみ出して前方の車両を追い越すことが禁止されています。つまり、追い越し自体を禁止しているわけではなく、ラインをはみ出さなければ追い越しは可能です。
とはいえ、ほとんどの場合、追い越すスペースがほぼない道路に引かれており、センターラインをまたがずに車両を追い越すことは難しいため、実質的には「追い越し禁止」という意味として捉えられています。
なお、前方で工事が行われている箇所や、駐車している車両などを避けるためにはみ出す場合は「追い越し」ではないため、センターラインをまたいで通行することができます。
- 執筆者プロフィール
- 成田 佑真
- 1993年生まれ。普段は医療機器販売を行っているが、暇があれば自動車関連記事を読み漁る。現在の愛車はA4。子どもの頃からマークⅡに憧れ、社会人になりマークXを購入。週末は必ず手洗い洗車を行い、ドライブに出...