「エンジンオイル、1万kmごと交換だと車は故障する？」自動車メーカーと整備工場、どちらの見解が正しい？

一般ユーザーの意見もまとめてみた

自動車業者Kさんのお話で、“オイル交換何kmごと問題”の答えは出たように思えます。ただ、一般の自動車ユーザーの意見も気になりますよね。

そこで、複数の知恵袋系サイトをチェックして、エンジンオイルの交換頻度に関する自動車ユーザーの声を集めてみました。収集した意見から、筆者が特に興味深いと感じたものをまとめたのでご覧ください。

• 自分は3,333kmごとに換えている。この頻度で23万km走っているけどトラブルなし。
• 化学合成油を5,000kmごとに交換している。ターボ車だけどノントラブルだよ。
• 1万kmごとの交換で大丈夫だけど、指定グレードより高性能なオイルを入れたほうがいいね。
• 小排気量車は高回転を多用するから早めのオイル交換が必要だ。
• BMWなら2万kmに1回の交換でも大丈夫。

上記のほか知恵袋サイトには、「オイル交換サイクルの長さで高性能をアピールしたい自動車メーカーと、オイルを多く売りたい整備業者で交換目安が異なるのは当たり前」なんて意見も見られました。

自動車メーカーや整備業者もビジネスですから、利益がより多く出るようにエンジンオイル交換の基準を定めていても不思議ではありません。

……とはいうものの、そこまで考えると何を信じていいのやら。自動車ユーザーの意見のバラツキも気になるところです。

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オイル交換タイミングに一律の正解はない……のかも

正直なところをいうと、車のコンディションは個々に異なるため、オイル交換の基準を一律して「◯kmぐらい」と定めるのは無理があるように思えます。とはいえ、何らかの指標は欲しいところ。

筆者の意見としては、やはり4,000〜5,000kmごとのオイル交換がおすすめです。本来は必要なオイルチェックを省略するのですから、取扱説明書の記載より早めの交換を心がけたほうがよいと思います。

もちろん、エンジンオイルのグレードや、車の使い方によっても最適な交換タイミングは変わってくるでしょう。“オイル交換何kmごと問題”、結局のところ答えはドライバー自身で出すしかないのかもしれません。

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