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「いつの時代もカスタムは光物から?」シガーソケットにつける「水中花」って何? 【Z世代が知らない古き良き車文化】

デコトラブームは様々なド派手装飾文化を生んだ

©︎chihana/stock.adobe.com

シガーソケットにつける「水中花」がデコトラブームの中で人気を集めましたが、そのほかにもデコトラブームによって、さまざまな内装が装飾されていきました。

シガーソケットの装飾として人気だった水中花は、実はシフトノブの装飾としても人気がありました。シフトノブはシガーソケットよりも大きいため、より多く花や鮮やかな装飾が可能でした。シガーソケットで利用した時とは異なりライトで光ることはありませんでしたが、その存在感は大きく、魅力的で現在でもネットで取引されています。

そのほかにも、豪華な内装や本格的なカーオーディオ、シャンデリアに換えた室内灯など、デコトラの「デコレーション」は様々な方面で発展していきました。

運転席後部の寝台回りを自分好みにお洒落にすることが、当時のトラックドライバーの楽しみの一つだったのです。長時間クルマに乗るトラック運転手にとって、充実した室内空間は仕事へのモチベーションにも大きく繋がったのだと思います。

このように、デコトラは多くのトラックドライバーにとって魅力的でしたが、改造車に対する取り締まり強化によって見かける回数も減ってきました。

しかし、豪華な内装やくつろぎの車内空間は、昨今人気のキャンピングカーやバンライフでも人気のカスタム。デコトラという派手な装飾文化は、実用重視のカスタムへと移り変わっているのかもしれませんね。

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執筆者プロフィール
Schnux
Schnux
1999年生まれ。学生時代から編集部でアルバイトをして、今は一流ライターとして特訓中です。愛車はフォルクスワーゲン・アップ!車は主にサウナに行くために使っていますが、犬を飼い始めたので買い替えるか迷い...

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