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リセールバリューを考えたカーライフとは?買うべき車からボディカラー、注意すべき点など
サブスクリプションや残価型クレジットなどが登場し、近年クルマの購入方法や所有方法は多種多様化している現在。乗り換え時の下取り価格、つまりリセールバリューもクルマ選びの重要な要素と言えます。
リセールバリューに優れたカーライフや選択はあるのでしょうか?
「新車が半額で乗れる」のカラクリ
よく残価型クレジットでは「新車が半額で乗れる」という宣伝文句を目にします。
これはあらかじめ3年、もしくは5年後に購入した新車を手放して下取りに出すことを前提に契約を行い、買取金額で新車の半分の金額を補填しようというもの。購入者が半分、買い取り金額が半分で支払いをしているイメージです。
この想定される3年・5年後の買い取り金額を残価設定額というのですが、車種によって残価設定額が異なる場合があります。
残価設定額は金額でなく、新車の金額に対して何パーセントの価格で買い取ってもらえるかという「残り率」で表現されることが多いです。
もちろん人気の車種の方が設定額は高い傾向にあり、そのような車種の場合は設定額よりも高価な買い取り金額が付くため、次のクルマの頭金に回しやすいこともあります。
車種選びは最も重要な要素!
リセールバリューを気にするのであれば、車種とグレードの選択は最も重要なポイントと言えます。中古車の価格は車種による人気とグレード、年式、走行距離などによっておおよそ決定するからです。
よく売れる定番車種のリセールバリューはが良い傾向にありますが、近年はSUV人気の高まりもあって、残り率で言えば比較的SUVのリセールバリューは高くなっています。
しかし、SUVならば何でもOKという訳ではなく、ジムニーやランドクルーザー、ハイラックスといったオフロード性能が高い車種のリセールバリューが良い傾向に現在はあります。
その他にもリセールバリューが良い車種はありますので、この辺はどんな車種のリセールバリューが良いかは、新車購入時に素直に営業マンに聞いてみるのも良いでしょう。
- 執筆者プロフィール
- 西川 昇吾
- 1997年生まれ、大学時代から自動車ライターとしての活動をスタート。現在ではWEB・紙両方で様々なジャンルの記事を執筆するほか、車種解説動画にも出演しMC業にも挑戦中。愛車はマツダ・ロードスター。定期的に愛...