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「やめとけ!後で後悔するぞ!?」年会費?クレカではない《ETCパーソナルカード》とは
目次
ETCパーソナルカードってどうやって作るの?
クレジットカードの契約をすることなくETCカードを発行したい場合は、高速道路6会社(東・中・西日本高速道路株式会社、首都高速道路株式会社、阪神高速道路株式会社、本州四国連絡高速道路株式会社)が共同発行している「ETCパーソナルカード」の申し込みをしましょう。
ETCパーソナルカードは、有料道路の支払いにのみ利用できるカードで、デポジット(保証金)を預託することで有料道路で使えるETCカードの発行を受けられます。 通行料金は申し込み時に指定した金融機関の口座から引き落とされます。
ただし、このETCパーソナルカードのデポジットは、プリペイドカードのような前払い金ではないため、通行料金の支払いに使うことができないため注意しましょう。
ETCパーソナルカードの発行費用と、その他カードの運営に要する費用を賄うため、年会費として1,257円(税込)がかかります。
ETCを利用するメリットのひとつであるETC割引は、クレジットカードと同様に受けることが可能です。
頻繁に利用するならクレカ付帯ETCカードがおすすめ
有料道路の支払いに必要なETCカードは、クレジットカードの付帯カードとして発行する方法と、高速道路6会社が共同発行しているETCパーソナルカードの2種類があります。
クレジットカードの付帯カードとしてETCカードを発行する場合には、契約しているクレジットカード会社へ連絡して、ETCカードの申し込みをします。ほとんどの場合、滞りなくETCカードを発行してもらえるでしょう。
有料道路を頻繁に利用するのであれば、デポジットを支払う必要がないクレジットカード会社のETCカードがおすすめです。一方、頻繁に有料道路を利用することがなく、利用料金も控えめである場合には、ETCパーソナルカードでもよいでしょう。
どちらのETCカードを持つのか悩んだときは、有料道路の利用頻度や通行料金、クレジットカードの審査結果などを元に判断することをおすすめします。
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- 執筆者プロフィール
- 齊藤優太
- 1991年生まれ。自動車販売、教習所での勤務、タクシードライバーの経験を経てライターとなる。現在は自動車ライター/インストラクター(安全運転講師)などを中心にクルマに関する情報を発信している。愛車はア...